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『オデッセイ』NASA宇宙飛行士も絶賛!!

巨匠リドリー・スコット×マット・デイモンの初タッグがついに実現。
ノンフィクションのように圧倒的なリアリティとスリルに満ちた不屈のサバイバル、
そして人類の壮大なる奇跡への挑戦が始まる!

タイトル

☆世界宇宙週間(10/4~10/10)☆
NASA宇宙飛行士が絶賛!
M・デイモン驚きの事実も発覚

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アカデミー賞®に輝く巨匠リドリー・スコット監督が、類まれな圧倒的演技力で世界中を魅了し続けるマット・デイモン主演で描く感動の超大作『オデッセイ』が、2016年2月に公開となる。世界宇宙週間(※1)の本日、米航空宇宙局(NASA)施設で実施されたイベントの模様が日本に到着した。本作の主演を演じたマット・デイモン、監督を務めたリドリー・スコット、原作者のアンディ・ウィアーに加え、NASAが、脚本から主撮影までプロジェクト全般で重要な協力者およびコンサルタント、アドバイザーを務めた本作とあって、NASAのサイエンスディレクターのジム・グリーン博士、宇宙飛行士のドリュー・フォイステルが参加した。

火星での有人探査の最中、宇宙飛行士のマーク・ワトニーは猛烈な嵐に巻き込まれ、死亡したと推測され、残りの乗組員は火星を去ってしまう。しかし、生き延びていたワトニーは、厳しい環境の惑星でたった一人取り残されたことに気づく。空気も水も通信手段も無く、わずかな食料しかない状況で、彼は知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、4年後のNASAの救出まで生き延びようとする。2億2,530万km離れた地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが、彼を生還させるための努力を続けるが、その一方で、ワトニーのチーム乗組員は協力し、不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画する。

監督から「この映画の最大の魅力になっているのは、迫力のあるリアルな状況だ」と自信のほどが明かされると、デイモンも続けて「私を含む多くの人が、アンディの書いた主人公のワトニーに対して、良い反応をしたと思う。非常に緊迫した状況でも、ユーモア失わずに対処でき、しかも落ち着いていられるところに惹かれる」とキャラクターの魅力をアピールした。この2人の言葉を裏付けるようにフロイステルが、「とてもスケールの大きい作品で、原作を見事に息づかせている。今日的な話題を取り上げていて、私たちにとってリアルな内容を扱って更に宇宙飛行士をカッコよく見せてくれたことお礼を言いたい」とジョークを交えて本作を絶賛した。

そして、驚くべきは、スコット監督自らグリーン博士に連絡を取ったと言い「実は私がカフェテリアから戻ってくると、職員が走り回って私を探していた。私のところへ来て、「午後2時にリドリーの電話を受けてもらえますか?」と言うから、私は「あのリドリー・スコットかね?」と言い、彼が、「そうです」と言うので、私は「もちろん!」と答えた」と当時を振り返る。そうして予定を全部キャンセルしたと明かし、マット・デイモンも驚かせた。

たったひとりの男の不屈の挑戦が、心揺さぶる“史上最大の奇跡”をたぐり寄せるアドベンチャー超大作。ワトニーをはじめとする登場人物たちの苦難、絶望そして、希望に縁どられた長い旅路の先に最高の興奮と感動が待っている。

※1/世界宇宙週間:1957年10月4日、世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられ宇宙空間の探査の道を拓いた日であり、1967年10月10日には、「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約」(宇宙条約)が発効した日であることから国際連合が、10月4日~10日の1週間を世界宇宙週間(World Space Week)と定めた。

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<会見の模様>
■リドリー・スコット監督
この映画の最大の魅力になっているのは、迫力のあるリアルな状況だ。
■マット・デイモン
私を含む多くの人が、アンディが書いた本の主人公に対して良い反応をしたと思う。ユーモアと、こういう非常に緊迫した状況でも対処でき、しかも落ち着いていられるところに惹かれる。ここはこのキャラクターの魅力だと思う。ユーモアを失わずに、しかも、彼は論理的に、実際的に、一度に一つの問題を解決するやり方で対処した。宇宙飛行士たちが実際にやっていることは驚きだ。今、本物の宇宙飛行士の隣に座っているから (笑)
■ドリュー・フォイステル
またそんなことを言いだす (笑)とにかく、みなさんがとても素晴らしい作品にしてくれた。おめでとう!とてもスケールが大きい作品で原作をみごとに息づかせている。この本が素晴らしいのは私にとってもおそらく多くの宇宙飛行士にとっても同じだと思うが、とても今日的な話題を取り上げていて、私たちにとってリアルな内容を扱っていることだ。宇宙飛行士は誰でも、宇宙の探検とか実際に火星へ行き、さらに先を目指したいと思っているからね。原作も映画も実に生き生きと描写していて、どれも私たちにとって身近なものばかりだ。宇宙飛行士をかっこよく見せてくれたことにお礼を言いたい。私たちはそんなに魅力的でもクールでもないが。でも、映画と原作は、少なくとも宇宙飛行士がかっこよく見えるチャンスを与えてくれたから、感謝している。
Q:映画化にまつわる経緯について教えてください。
■アンディ・ウィアー
まるでシンデレラ・ストーリーみたいでどうかしている。本を書いている時にはこういったことを空想するものだが、でも、まさか本当になるとは思わない。子供の時に野球をやりながら、”いつか僕はワールドシリーズでプレイするぞ”と想像するようなものだからね。それなのに、本当になったんだ(笑)
Q: SF映画はNASAをどのように反映し、鮮やかに描写していますか。観客がどう見かも教えてください。
■ジム・グリーン博士
私たちの文化にとって、SFは非常に大切なものだ。我々がやることの要因になっているからだ。でも、こういう作品は未来のビジョンを反映しているから我々も刺激を受ける。この本と映画で面白かったのは、現実に非常に近づいた話というところだ。これは私たちにとってすぐ間近の話だ。
Q:この映画で、未来の科学者たちをワクワクさせ、元気づけたいと思っていますか?
■マット・デイモン
面白い話がある。脚本を書いたドリュー・ゴダードと話をした時、最初に彼が言ったことが、「これは科学へのラブレターにしたいと思っている」だった。だから、今の世界に見せるものとしてどれほど素晴らしいものかを私たちはいろいろと話し合った。だから、この映画を見た子供が科学に興味を抱いて、他のたくさんのことと同じように人生の中で考えてもらう後押しすることになればいいと思っている。
■ジム・グリーン博士
そういう影響はあると思う。”火星の世代”の話だからね。リドリーや私の世代は人類が月に行った時代を知っている。我々は”月の世代”だ。あれはかなりすばらしい光景だった。我々が火星にキュリオシティを送った時には、世界中の注目を集めた。それが”火星の世代”だ。火星へ行くことは、科学者やエンジニアを集めて我々の経済を発展させることになるインスピレーションだ。この映画と本はそのことを祝う素敵な機会だ。

■リドリー・スコット監督
我々は(グリーン氏を指さして)と連絡をとった。
■ジム・グリーン博士
リドリーが電話をくれたんだ。
■マット・デイモン
リドリーの電話なら誰でも取る(笑)
■ジム・グリーン博士
実は私がカフェテリアから戻ってくると、職員が走り回って私を探していた。私のところへ来て、「午後2時にリドリーの電話を受けてもらえますか?」と言うから、私は「あのリドリー・スコットかね?」と言い、彼が、「そうです」と言うので、私は「もちろん!」と答えた。そうして予定を全部キャンセルした。それぐらい簡単だったってことだよ。

配給:20世紀フォックス映画
© 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
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2016年 2月 TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー