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元BREATHE・宮田悟志、映画初挑戦! W主演の永尾まりやから「カッコよかった!」監督も「才能ある」と太鼓判! 映画『Naoki~Time is Life~』 完成披露プレミア上映&トークショー

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ショート映画『Naoki~Time is Life~』の完成披露プレミアム上映会&トークショーが、9月30日、イオンシネマ板橋にて開催され、W主演を務めた元BREATHEの宮田悟志と元AKB48の永尾まりや、共演の寺西優真、澤田祥江、そして作品のモデルとなった野呂田直樹と、寺西一浩監督が出席した。

第14回モナコ国際映画祭で最優秀グランプリを獲得した寺西監督の最新作で、監督初の短編映画となる本作は、実在する青年実業家・野呂田直樹をモデルに、日本社会が抱える深刻な子どもの貧困問題と家族愛を描いた物語。若くして実業家として成功した野呂田役を宮田、過疎化が進む小さな街の児童施設で教員として働く・ユキ役を永尾が演じる。

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本作の製作に至って「色々なことが重なった」と語る寺西監督。「ちょうど母が亡くなって1週間後に撮影しました。野呂田さんとは長いお付き合いになりますが、普段努力して働いている中で、児童福祉施設に寄付をされていて素直に凄いなと思いました。また、世界でも“貧困”というテーマが問題になっている。どんな人にも命と時間は平等に与えられるのだから、大切に生きないといけないと思います」とし、「映画を撮るために、実際に児童福祉施設にも出かけて取材しましたが、知らないことがたくさんあって感銘を受けました」と、撮影に至る経緯を説明した。

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今作が映画デビュー、初主演となる宮田。「まだモデルさんが生きているので、できるだけ本人に寄せるように努力しました」と話すと、モデル本人の野呂田も「髪型も寄せてくれたし、元々色黒の僕にあわせて『日サロ行ったよ!』って言ってくれて」と、感心しきり。演技について監督から「才能あると思う」と太鼓判を押されると、「右も左もわからない中で緊張していましたけど、監督やキャストのみなさんに助けていただきました」と感謝の気持ちを伝え、「監督から、演技をしないように言われて。自然体に演じるのが一番難しかったですね」と苦労を明かした。

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同じく主演を務めた永尾は「2時間の内容を15分の映画にしているので、凄く濃い作品になっていると思います」と作品の出来栄えに自信をのぞかせる。共演の宮田について「初めての映画だと仰っていたので、もし演技が下手だったら面白いな~と思っていました(笑)」といたずらな笑顔を見せ、会場を沸かすも「やっぱり歌が上手な方はお芝居も上手なんですね。声もステキで、カッコよかったです!」と称えた。

映画の見どころを聞かれた宮田は、「まりやちゃんが可愛いんです」と一言。「まりやちゃんが施設から出てくるシーンでは『うわ、アイドルやん。めちゃくちゃ爽やかやん』って。その時、僕は背中しか映ってないけど、にやけていたと思います」と笑った。

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トークショーが終了すると、宮田が本作の主題歌「Mask」を生歌で披露し観客を魅了。さらに、10月2日に誕生日を迎える寺西監督にサプライズでバースデーソングと花束が送られ、会場は温かい拍手に包まれた。

なお、今後、本作が海外の国際映画祭に出品されること、2018年2月24日には、寺西優真と川津明日香W主演の映画『17歳のシンデレラ』の完成披露舞台挨拶が開催されることも発表された。

『Naoki~Time is Life~』
<STORY>
実業家として若くして成功していた野呂田直樹(宮田悟志)は、ある日、テレビで大学時代の友人・ユキ(永尾まりや)のインタビューを目にする。ユキは、過疎化が進む小さな街の児童施設で教員として働き、子どもの貧困問題と教育の大切さを訴えていた。学生時代、ユキに思いを寄せていた直樹は共感し、コンタクトを取りユキに会いに行く。
児童施設に寄付をした直樹だが、そこで、同名の少年ナオキ(中野魁星)に出会う。寄付よりも大切なことに気付いた直樹は、ある約束をする・・・。

宮田悟志(LDH JAPAN) 永尾まりや(元AKB48) / 野呂田直樹(特別出演)
中野魁星、澤田祥江、寺西優真 他
原案:『野呂田直樹~Time is Life~』
監督・脚本:寺西一浩
プロデューサー:寺西一浩、大高正大
音楽・主題歌:宮田悟志
製作・著作:株式会社HumanPictures