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桜井日奈子、堀田真由らキャスト陣も奥華子の生歌に号泣!「控えめに言って最高です」 『殺さない彼と死なない彼女』ハンカチ付き号泣試写会 舞台挨拶

Twitterで話題沸騰の“泣ける四コマ” 「殺カレ死カノ」 実写映画化!
君の隣で、世界は変わる。

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奥華子の主題歌「はなびら」生歌唱に
キャスト陣号泣! 「控えめに言って最高です」
ハンカチ付き号泣試写会 舞台挨拶

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「何度読んでも泣いてしまう」「心が洗われる」「明日も頑張って生きようと思える」 ――Twitterに投稿した四コマ漫画が多くの読者の胸を打ち、熱狂的な支持を集める漫画家・世紀末の処女作にして代表作「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)が実写映画化、11月15日(金)全国公開する(配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン)。
W主演の間宮祥太朗&桜井日奈子が演じるのは、「殺す」が口癖でスマホ依存症の無気力少年・小坂れいと「死にたい」が口癖の心優しきネガティブ少女・鹿野なな。さらに、恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、金子大地、中尾暢樹ら2019年最注目の瑞々しい魅力溢れる若手俳優たちの豪華競演が実現。彼らが織りなす不器用で純粋な少年少女たちを巡る三つの物語は、やがて思いがけない結末へ——。すべての孤独をあたたかく癒す、予測不能の感動作が誕生した。
11月7日、公開直前イベントとしてハンカチ付き号泣試写会を実施、上映後に舞台挨拶を行った。

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<イベントレポート>
公開直前イベントとしてハンカチ付き号泣試写会を実施、上映後に、桜井日奈子、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、奥華子(主題歌・音楽)、小林啓一監督が舞台挨拶を行った。

まず、桜井が「初めての上映後の舞台挨拶ということで、皆さんの感想を直接おききできるのを楽しみにしています」と挨拶。堀田は「みなさんのお顔をみると、涙を流されたんじゃないかなと思われる方もいらっしゃって、この映画の伝えたいことが伝わったんじゃないかなと思います」と笑顔で語った。

本作では、すでに何回か実施されている試写会でアンケートを取ったところ、「泣きすぎて明日学校に行けない」「マスクで顔を隠して帰ります」などの意見が続出し、「泣いた!」との回答が91%に達している。本イベントでも、「泣きましたか?」と尋ねたところ、なんと約9割が手を挙げた。そこで、本作がこのように観客の感情を揺さぶる理由をキャストに聞いた。
桜井は「自分のエゴサはしないんですが、この作品のエゴサはして感想を見ています」 と明かし、「私もなるほどと思ったのですが、自然光ですべて撮っているので、みなさんの日常の空気感に近く、作品の世界観にに入りやすりのではないかと」と分析。堀田は「キャラクターそれぞれに人間味があって、本当に生きているなと感じるところが揺さぶられる理由かなと思います」、箭内は「普段は本を読まないんですが、原作は一気に読んでしまい、観てくださった方も同じように気付いたら涙が出ているという形かもしれません」、ゆうたろうは「原作の4コマ漫画が2時間の映画になったときに、こうつながってくるんだ!とやられました。自分のシーン以外は初めて試写で観て、小坂と鹿野のシーンは泣かずにはいられなくなりましたが、耐えなきゃと耐えました。リアルな人間に近く、人に寄り添ってくれる作品になっているからでは」と熱弁した。

続いて、本イベントが初の“上映後”の舞台挨拶のため、観客とキャストとのQ&Aを実施。最初の質問者が、涙声で最後の小坂と鹿野が歩いているシーンの意味を尋ねたが、途中でそのシーンを思い出しさらに号泣してしまい、キャストも思わず涙ぐむことに。桜井もすでに鑑賞した父親から同じ質問をされたと言い、小林監督も観客の解釈に同意していた。そのシーン以外にも細かいこだわりがあり、堀田演じるきゃぴ子のうさぎのスマホケースの変化についても話が及んだ。次の質問でのキャストが好きなセリフについて、箭内が「八千代くん、好き!」をあげると、その台詞を繰り返すシーンについて他のキャストから大絶賛され、ゆうたろうが、「あれは、ぼくのですから!とらないでください!」と言い張る場面も。最後の質問では、きゃぴ子役の堀田への、きゃぴ子が今後、どんな風に変化していくと思うかという質問に、「多くの人に愛されたいというのは本当だと思います。でも寄り添ってくれる人が隣にいるだけで世界は成立すると思うので、地味子ちゃんとの仲は永遠だと思うし、ほかのキャラクターもそうだと思います」と答えた。小林監督が「みんなに幸せになってほしいよね」と言うと、みんなの数年後をまた描いてほしいと、キャスト・観客全員が合意した。

さらに、スペシャルゲストとして、主題歌と音楽を担当した奥華子が登場。主題歌について「主題歌は3つ作ったのですが、すべて鹿野ななに感情移入し過ぎていて、監督からNGになってしまいました」と振り返り、すべての登場人物に寄り添える歌が出来上がった経緯を話した。また、映画音楽も、映画について「きれいな水」と感想を送ったところ担当することが決まったことが明かされ、キャスト陣は「音楽の入るタイミングが緻密で繊細」と感心しきりだった。

そして、奥が主題歌「はなびら」を生歌唱。舞台を降りて歌を聴いていたキャストは、再度舞台に上がるのをためらうほど号泣。桜井が「控えめに言って最高です。浄化されました。“はなびらが散るようにそばにいてくれた”という歌詞に・・・最高です。嬉しいです」、堀田は「パンフレットで楽曲に込められた意味を読ませていただいて、こんなに時間をかけて思いを込めて作られているんだといろいろ思うとずるいなと思いました」 と感動を口にした。

『殺さない彼と死なない彼女』は11月15日(金)より全国公開される。

映画『殺さない彼と死なない彼女』
<STORY>
すべての孤独をあたたかく癒す、予測不能の感動作!
衝撃のラスト、タイトルの本当の意味に涙する。
何にも興味が持てず、退屈な高校生活を送っていた少年・小坂れい(間宮祥太朗)は、リストカット常習者で“死にたがり”の少女・鹿野なな(桜井日奈子)に出会う。それまで周囲から孤立していた二人は、<ハチの埋葬>をきっかけ同じ時間をともに過ごすようになる。不器用なやりとりを繰り返しながらも、自分を受け入れ、そばに寄り添ってくれるあたたかな存在――そんな相手との出会いは、互いの心の傷を癒し、二人は前を向いて歩み出していくのだが……。

間宮祥太朗 桜井日奈子
恒松祐里 堀田真由 箭内夢菜 ゆうたろう
金子大地 中尾暢樹/佐藤玲 佐津川愛美/森口瑤子
監督・脚本:小林啓一
原作:世紀末「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)
音楽:奥華子/主題歌:「はなびら」 奥華子(PONY CANYON)
製作:「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会
制作プロダクション:マイケルギオン
配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン
©2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会
★公式サイト:http://korokare-shikano.jp
★公式twitter @korokareshikano
★公式instagram @korokareshikano

11月15日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー