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『機動戦士ガンダム サンダーボルト』クライマックス上映&トークイベント!

有料配信で大ヒットを記録したガンダムシリーズ最新作!遂に劇場にて上映!

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今秋の特別編劇場上映の詳細を発表!!!
まだまだ『サンダーボルト』は始まったばかり…
続編への期待高まる、衝撃の第8話配信記念!!
クラマックス上映&トークイベント

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累計発行部数200万部突破!太田垣康男による『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(ビッグコミックスペリオール)が待望の続編アニメ化!
有料配信で大ヒットを記録したガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の最新作、第8話が7月14日正午に配信が開始した。
ついにクライマックスを迎えたことを記念し、7月16日、東京・新宿ピカデリーにて上映&トークイベントが行なわれ、中村悠一(イオ・フレミング役)、木村良平(ダリル・ローレンツ役)、菊地成孔(音楽)、小形尚弘(サンライズプロデューサー)が出席。
そして、有料配信で公開された第2シーズン全4話に新作シーンを加えた特別編が11月18日(土)より、劇場にて上映されることも発表された!

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<イベントレポート&コメント>
●8話をご覧になっての感想。
【中村悠一】
まさか、というところで終わってしまい…(木村良平さん:「ここでえええええ??!!!???というとことでしたね。もう、ここで放り出すわけにはいかないですよね!」)まぁ今回第2シリーズをやらせていただくと決まった時から嫌な予感はしていたんですけどね(笑)今なお、原作も続いているので決着をつけるのは難しいことはわかっていたんですが、改めて映像で見るとすごくもどかしいところで終わってしまいましたね。イオ的にはこれからというところで終わってしまったのでまだまだ続きをやらざるを得ない!ですね。

【小形プロデューサー】
8話は実はすごく絵の枚数がかかっているんです。今までは抑えていたとは思うんですけど…普通テレビシリーズだと多くて5000枚のところ、サンダーボルトは18分の映像で14000枚使っているんです。(キャスト・会場から驚きの声)みなさんに応援してもらって、また何本もつくれるようにしたいですね。

●印象に残ってるシーン・好きなシーン
【中村】南洋同盟の坊さん達がせめてくるところはすごく異質な感じがして、お経っぽい音楽がすごく怖かったですね。
【木村】8話はやっぱりダリルの戦闘シーンですね。原作を読んでいたときから楽しみしょうがなかったので、そこがやれてうれしかったです。
【小形】お経の音楽は、実は1シーズンのバロウズ艦長役の声優さんが読んでいるんです。ダリルの戦闘シーンは当初の想定を超えるくらいこだわっていましたね。普通メカの設定画を作るときは4~5枚あれば足りるのですが、今回のアッガイは設定資料が100枚くらいありましたね。(笑)

●初公開になった特報映像の感想
【中村】
エクスペンダブルズみたいでしたね(笑)パソコンで先に見させていただいたんですが、劇場で聞くと全然音の迫力が違っていてとてもいいですね。今日の特報映像だけでもすごかったので、本編はとんでもないものが出来そうで楽しみですね。
【木村】追加シーン用、ということでいろいろ収録しているセリフもたくさんあるのでそれがどんな風に構成されて映画が完成するのか楽しみですね。たくさん録ったので、カットされないことを願います!
【小形さん】
劇場用に音も貼り付けなおしているんです。ぜひ劇場でみていただきたいですね。11月に公開されたときは、また監督から直接いろいろ語ってもらえればと思います。前回の劇場版では、戦闘シーンを足しただけでしたが今回はそれだけではなく、それぞれのキャラのドラマシーンもたくさん盛り込んだので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。録らせていただいた声はもちろん、しっかり使わせていただきます!(笑) アトラス、アッガイの戦闘シーンもこれでもか、というほど増えると思います!

↓ここで菊地成孔さんが登壇し音楽メインのお話に。
●今回の第二シーズンで松尾監督と話したこと
【菊地】第1シーズンのときはまず音楽の必然性というものがあって、イオとダリルが戦闘中にラジオで音楽を聞いているという設定があるからそれに沿ったオーダーがあったんですが、今回の第2シーズンではさらにオーダーが増えて(笑)。今回劇中で、ビアンカがピアノを弾いて、イオがドラムを叩いてというセッションのシーンがあるので、ふたりで演奏するデュエット曲をつくってくれと言われました。実は予告編につかうために、その曲だけ先行して去年のクリスマスに録音したんです。ピアニストの桑原あいちゃんとドラマーの山田玲くんにお願いしました。そこからいろいろと録っていったんですが、第2シーズンではテーマ曲も新たに書き下ろしました。
今回はダリルの曲もガラッと変わりましたね。漠然とですが、今回は昭和歌謡をテーマしました。前作はアメリカのオールディーズをイメージしていましたが、アメリカのファンから、日本語の曲が聞きたいという声もありまして、今回は日本語の歌詞にしています。英語で作詞したものを日本語に訳したので、英詩のテロップを映像に流してもらうようにお願いしました。前回とは逆転しているんですね。
あとはお経ですね。松尾監督からいろいろなバリエーションをつくってほしいとお願いされました。全体的に今回は、前回に比べて松尾監督のお願いが増えましたね(笑)聞けばわかるくらい有名なお経をつかっているので、わからないように逆再生しているですよ。このアイディアは、時間がなかったのでいいや!って逆回転することにしたんです。元がしっかりしているお経なので逆回転してもきちんとお経っぽさが残っているんですよね。(中村さん「知りたい人は逆再生すればいいんですね、サントラがすごい売れますよ…。」)

●今回の音楽への感想
【中村】
本編で「ジャズが聞こえたら、ぼくだよ」っていうのがあるじゃないですか(木村さん「そんなかわいい感じでしたっけ(笑)」)それが、観ている人達にとってもそうなんですよね。あの音楽が流れてくると連邦サイドのお話にいくんだ、って話の流れが変わるということがすごく伝わりやすいな、と思います。今回はお坊さんも入ってきて焦点も増えたのでより音楽が効果的だなと感じましたね。あと、お経が聞こえてくると怖いなと思いました。
(これまでの音楽で)一番印象的なのはやっぱりテーマ曲ですね。普通のアニメーションではないような音楽で、
ガンダムのゲームをやってるときに流れてくるのを聞いても、サンダーボルトだけ他のガンダム作品とも全然違う異質な感じがすごくいいですね。
【木村】
今回、ダリルとイオのそれぞれのシーンが頻繁に切り替わるのですが、曲のあるおかげで、いまどっちのシーンなんだろう、というのがすごくわかりやすかったです。あと個人的にはアッガイの目でダンスがかわいくて(笑)すごい好きでした。ポップな楽曲が流れると一気に雰囲気が変わるのもとてもおもしろかったですね。メカニックだけでももちろん楽しめるんですが、そこに印象的な音楽が乗っかることでさらに楽しみが増えるのはこの作品の強みだな、と思いましたね。イオとダリルの音楽が対になっているのもとても印象的ですごく好きですね。
【菊地】
アニメの曲は大変ですね。ルパンのほうがまだ楽でした(笑)でもおかげさまで、アメリカのガンダムオタクのミュージシャンがたくさんいるんですが、ジャズの世界で第一線で活躍しているミュージシャンの“サンダーキャット”が「いま一番やばいのはサンダーボルト」とツイートしてくれたりするんですよ(笑)ニューヨークでの公演も決定したので、これからもどんなふうに広がっていくか楽しみですね。作詞に関しては、サントラがでることはきまっていたので、曲だけで聞いていても成立することを心掛けました。一番お気に入りの曲はイオとビアンカのセッションである、ドラムとピアノの曲。全部で7分の作品ですが、1分半くらいしか使われていないのでぜひ全部きいてほしいですね。

●最後にみなさんから一言ずつ。
【小形】
今はまだ言えないこともありますが、秋は劇場にきて楽しんでいただきたいです。
【菊地】
とてもこだわって作っているので、とにかく監督の健康が心配ですね。
若いエネルギーが満ちている作品なのでとても楽しみですね。それに合わせてニューヨークでの公演も楽しみにしていただければと思います。
【木村】
トレーラーでみただけでもやっぱり劇場でみるといいな、と思ったので本編が劇場上映されたときにはぜひ映画館に足をはこんでもらいたいですね。そして見てもらってめっちゃ面白かった!と大きな声でいっていただければ、きっと続きができると思うので!(笑)末永くよろしくお願いいたします。
【中村】
今回8話で終わってはいますが、毎回新しいお知らせが出来ているので11月に上映したときにも、また新しいお知らせができるといいな、と思います。音楽との結びつきが強い作品なので、それと絡めたことが出来たらいいですね。引き続きよろしくお願いいたします。

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<ストーリー>
イオとの死闘を制したダリルは、ジオン残党軍の一員として地球にいた。彼は奪われたサイコ・ザクの情報を得るための諜報任務に就いていたのだ。
一方、新たな仲間と共に「サンダーボルト作戦」に参加したイオの前に、南洋同盟守備隊隊長を名乗るペール中佐が立ち塞がる。
海中で、氷原で、密林で繰り広げられる、ジオン、連邦、南洋同盟、三つ巴のモビルスーツ戦。
戦争はまだ、終わってはいなかった――。

<スタッフ>
原作:矢立肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より) /漫画原作・デザイン:太田垣康男、スタジオ・トア/監督・脚本:松尾衡/アニメーションキャラクターデザイン:高谷浩利/モビルスーツ原案:大河原邦男/アニメーションメカニカルデザイン:仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ/美術監督:中村豪希/色彩設計:すずきたかこ/CGディレクター:藤江智洋/モニターデザイン:青木隆
撮影監督:脇顯太朗/編集:今井大介/音楽:菊地成孔/音響監督:木村絵理子/音響効果:西村睦弘/制作:サンライズ

<キャスト>
イオ・フレミング:中村悠一/ダリル・ローレンツ:木村良平/ビアンカ・カーライル:古川由利奈/ビリー・ヒッカム:逢坂良太/ビンセント・パイク:杉田智和/クローディア・ペール:行成とあ/カーラ・ミッチャム:大原さやか

<コピーライト>
(C)創通・サンライズ

公式サイト:http://gundam-tb.net/