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齋藤飛鳥、「3人が仲良くなれたのは浅草氏のおかげ!」と笑顔! 映画『映像研には手を出すな!』公開記念前夜祭舞台挨拶

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映画『映像研には手を出すな!』の公開記念前夜祭舞台挨拶が9月24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の齋藤飛鳥をはじめ、共演の山下美月、梅澤美波、桜田ひより、板垣瑞生、赤楚衛二と英勉監督が登壇した。

「月刊!スピリッツ」にて連載中の同名コミックを実写映画化。今年4月に乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の出演でTVドラマシリーズが4月に放送され好評のうち終了し、9月25日にいよいよ映画版が公開する。本作は、超人見知りな一方で創造力溢れる浅草みどりと、同級生・金森さやか、カリスマ読者モデルの水崎ツバメが出会い、アニメ制作に邁進し「最強の世界」を目指す冒険を繰り広げる姿を描く。

超人見知りな一方で創造力溢れる“監督”浅草みどり役を齋藤飛鳥、俳優を両親に持つカリスマ読者モデルの“アニメーター”水崎ツバメ役を山下美月、金儲けのセンスと交渉力に長ける“プロデューサー”金森さやか役を梅澤美波が扮する「映像研」キャストの他、音響に異常なこだわりを持つ「音響部」の百目鬼(どうめき)役の桜田ひより、「映像研」が手を組む「ロボット研究会」でロボット開発に情熱を燃やす小野役の板垣瑞生と小林役の赤楚衛二が映画で初登場! 今注目を集める若手俳優が集結した。

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冒頭の挨拶から笑顔が絶えず和気あいあいとした雰囲気のなかスタートしたイベント。独創的な物語の主演を務めた齋藤は、「原作を読んで面白いと思ったし、見たことのない世界観だなと思って、『私には無理です!』とお伝えしました」とオファーを受けた当時を振り返りつつも、「でも、作品に魅力を感じたし、スタッフの皆さんの作品への愛が凄くて、もう『やるしかない!』と負けてしまいました(笑)」と、一度は断った出演も、挑戦することになったという。

体を張るような大変なシーンも多いなか、「あまり苦労は感じないで楽しくできました」とニッコリ。「それも監督のおかげです」と英監督に感謝するも、「実は、それ(大変なシーン)より監督と打ち解けるまでが大変でした」と、お互い人見知りする性格からの苦労を語る。

それでも、「私が浅草氏になると監督も話してくれるんです。齋藤飛鳥に戻ると話しかけてくれないんですよ」と苦笑い。役になりきることで苦労も解決していたようだ。

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山本は「撮影前は3人あまり仲良くなかったですが・・・」と、ドッキリ発言。その理由について「仲良くないとかじゃなくて(笑)、私と梅澤は同期なんですけど、飛鳥さんは5年先輩なんです。だから気を使ってあまり話しかけなかったんですよ」と説明。それでも過酷な撮影の日々を過ごし、「3人で力を合わせないと撮影ができないので、知らず知らずのうちに仲良くなっていました」と吐露。

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それを受けて齋藤も「浅草氏のおかげで(3人が)仲良くなったと言っても過言ではないです」と結束力を強めた様子。特にVFXの撮影は大変だったそうだが、梅澤は「どうなるかと心配しましたが、完成作品を観たら完璧でした!」と胸を張る。英監督も「まずは人ですね。人がキラキラしていれば上手くいくんです」と満足気。

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桜田も「私も難しい役でしたが、監督に絶対的な信頼を寄せていたので大丈夫でした」と話していた。

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ロボット研究会の、板垣は「撮影中に、熱くなりすぎて風邪を引きました。ご迷惑をおかけしました」とこの場を借りてキャストたちに平謝り。「乃木坂46のCDをたくさん買って握手会に行きます!」と続けるも、3人は「来られてもねぇ~」と冷たい態度で板垣をいじる場面も。

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赤楚は「とにかく現場で3人が完璧にセリフを覚えてきてビックリしました」と明かし、「撮影した夜にテレビを見たら、普通に歌ってるし! いつセリフを覚えているんだろうと思いましたよ」と、仕事に対する真摯な姿勢を称える。

また、見どころ満載の本作だが、「見逃さないでほしい、隠れ名シーンは?」と聞かれると、齋藤は「ロボ研と分かりあってハイタッチをするシーンがあるんですが、私は小野(板垣)とはしないんです。あそこだけは素の齋藤飛鳥でやらせていただきました(笑)」と、またも板垣をいじって会場の笑いを誘っていた。

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最後に英監督から「もう1回作りたい」という言葉が出ると、斎藤は「撮影が劣悪すぎましたからね。温かくて緩やかな現場ならやりたいかな・・・(笑)」とニヤリ。次回作を期待させつつも「この作品は、私にとって人生の分岐点になったとも言える大きな作品です。キャンペーンも楽しく一生懸命やりました。その時間もまるっと大切な時間。少しでもたくさんの人に観ていただけたら。いろんな人に愛してもらえる作品になればいいなと思います」と思いの丈を伝え、舞台挨拶を締めくくった。

『映像研には手を出すな!』0925ポスター

<STORY>
迷彩帽に迷彩リュックの少女・浅草みどり(齋藤飛鳥)は、アニメが好きで、人並み外れた想像力があるのだが、見知らぬ人に話しかけられると卒倒してしまうほどの極度の人見知り。浅草の中学からの同級生・金森さやか(梅澤美波)は長身で美脚、金儲けに異常な執着を見せるタイプだ。2人が入学した芝浜高校は、413の部活動と72の研究会およびそれに類する学生組織がある、一言でいえばカオスな高校。この部活動および学生組織を束ねているのが大・生徒会。道頓堀透(小西桜子)、ソワンデ(グレイス・エマ)、阿島(福本莉子)、王(松﨑亮)が幹部として運営を司っている。そんな芝浜高校で、浅草と金森はカリスマ読者モデルの水崎ツバメ(山下美月)と出会う。ツバメもまた、芝浜高校に入学してきた新入生で、実はアニメ好きでアニメーター志望だった。運命的な出会いを果たした3人はアニメ制作に邁進することを決意する。こうして、電撃3人娘の「最強の世界」を目指す冒険が始まった!!!

●キャスト:齋藤飛鳥 山下美月 梅澤美波 小西桜子 グレイス・エマ 福本莉子 松﨑亮 桜田ひより 板垣瑞生 赤楚衛二 鈴之助 出合正幸
松本若菜 山中聡 浜辺美波 / 髙嶋政宏
●原作:大童澄瞳「映像研には手を出すな!」(小学館 「月刊!スピリッツ」連載中)
●脚本・監督:英勉
●主題歌:「ファンタスティック三色パン」乃木坂46
●配給:東宝映像事業部
●コピーライト:©2020 「映像研」実写映画化作戦会議 ©2016 大童澄瞳/小学館
●公式サイト: https://eizouken-saikyo.com/
●公式Twitter:@eizouken_saikyo

9月25日(金)より全国公開!!