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オーランド・ブルーム7年ぶりの来日!映画『ケープタウン』記者会見 !

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『ロード・オブ・ザ・リング』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで、日本でも多くのファンを持つオーランド・ブルームが、主演映画『ケープタウン』の公開(8月30日)を記念し、プロモーションのため来日。27日、都内にて記者会見を行った。

本作は、南アフリカの大都会ケープタウンを舞台に、二人の刑事が事件の背後にある麻薬組織と街にはびこる闇の世界に立ち向かっていくサスペンス・アクション。原作は、キャリル・フェリーの推理小説「ZULU」。『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』などで知られるジェローム・サルがメガホンを取り、オーランド・ブルームと、名優フォレスト・ウィテカーが存在感たっぷりに熱演し緊迫感あふれる世界を展開している。第66回カンヌ国際映画祭でアウロ・オブ・コンペディション部門に出品され、クロージング作品に選ばれている。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』以来、約7年ぶりの来日となったオーランドは、「日本に戻って来られてうれしい」と一言。前日に羽田空港に降り立ったあとさっそく都内を散策したという。「美味しい日本食も食べたし、原宿や渋谷にも行きましたよ」と明かし、原宿の“カワイイ”カルチャーについて「他にはどこにもない、とてもユニークなユースカルチャーは大好き」と微笑んだ。

オーランド演じるブライアン・エプキンは、仕事はできるが女にだらしなく、酒を手放せない刑事というキャラクター。「自堕落な生活を送っているけど、教示、倫理観や価値観をしっかり持っている男。演じがいがあるキャラクターだと思って出演を決めました。大きな挑戦でした」と誇らしげ。

これまでにないワイルドなキャラクターになるが、「撮影の3~4週間ほど前から現地に入って、南アフリカという地で警察官として生きること、男としての意味を理解した。一般の人々の本当の厳しさも知りました。そうしたことを鑑みて、ブライアンが厳しい現実を直視したくなくない気持ちから、アルコールやタバコに依存していくというキャラクターが浮かびあがってきました。特に意識して準備したのはアクセントと肉体作り。南アフリカの男性は、マッチョな男性が多いですからね。体は、食事制限をしながら6ヵ月かけてウエイトトレーニングや有酸素運動をしました」と語り、徹底した役づくりで撮影に臨んだようだ。

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また、フォレスト・ウィテカーとの共演を、本当に光栄だったと目を輝かすオーランド。「彼は、真のアーティスト。役になりきる姿勢も凄いし、人間性もすばらしい。今回共演できたことは、僕にとって自分へのプレゼント。また共演できるのであれば作品はなんでもいい」と手放しで喜んでいた。

本作のあと出演した舞台「Romeo and Juliet」では、本作で共演したコンラッド・ケンプにオーディション参加をすすめ見事同じ舞台にたったというエピソードも披露。

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さらにこの日、オーランド出演の『エリザベスタウン』が大好きという佐々木希が来場し花束を贈った。「世界で最も美しい顔」に3年連続ランクインする佐々木に、「“世界で美しい顔”に選ばれるべくして選ばれた人ですね」とオーランド。
一足先に作品を観た佐々木が「彼の肉体美にやられてしまいました。普段はとても頼りなくて信頼されていない役ですが、最終的には頼れる。そういう男の人には女性も惹かれるんじゃないかと思います。仲間や家族との愛が感動的」と感想を述べると、「PRが上手! ヨーロッパのプロモーションにも来てもらいたいですね」とオーランドからお願いされる一幕も。

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最後に、「『ケープタウン』を是非ご覧になって、楽しんでいただけたらなと思います。今までとはまったく違うキャラクターを演じ、本当に素晴らしい経験をすることはできました。みなさんに、楽しんでいただければ嬉しいです。応援してくれてありがとうございます。ミンナダイスキ!」とファンに熱いメッセージを送った。

そこは、神に見捨てられた街――
映画『ケープタウン』

作品の紹介は >>
こちら
公式サイト:http://capetown-movie.com/

8月30日(土) 新宿バルト9ほかにて全国ロードショー!