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映画『朝が来る』 公開延期決定  <河瀨直美監督からコメント到着>

映画『朝が来る』公開延期のお知らせ

『朝が来る』メインスチール

6月5日(金)より公開を予定していた映画『朝が来る』は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、公開延期を決定した。

作品の公開を楽しみにお待ちいただいていた皆様には心よりお詫び申し上げます。今後の公開予定は、決定し次第、改めてご連絡いたします。
また本作公式サイトおよび公式Twitterでもお知らせいたします。
お買い上げいただきましたムビチケ前売券は、延期後の公開でもご使用いただけます。

また、延期決定を受け、本作監督の河瀨直美さんよりコメントが届いた。

まずは、コロナウィルスの感染拡大に伴う皆様の生活が一刻も早く元の状態に戻りますように。そして安心安全な状況で出来るだけ早く映画館に人々が足を運べる状況になることを願っています。
去年の今頃、「朝が来る」の世界で俳優たちは役を積み、そこで生きていました。それと同じにスタッフもその人生の旅を共にしていました。今年、ようやく皆さんの前に彼らの生きた時間を観ていただけることを楽しみにしていましたが、止むを得ず「延期」ということになりました。今は皆で一致団結してコロナを終息に向かわせ、人々が垣根なく触れ合える時間を取り戻せますように。それは、「朝が来る」で描いた「光」の先の世界にも通じていると思っています。
河瀨 直美

何卒、ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

≪あらすじ≫
「子どもを返してほしいんです。」平凡な家族のしあわせを脅かす、謎の女からの1本の電話。この女はいったい何者なのか―。
一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」というシステムを知り、男の子を迎え入れる。それから6年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。ところが突然、朝斗の産みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から、「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話がかかってくる。当時14歳だったひかりとは一度だけ会ったが、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、心優しい少女だった。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのか──?

【原作】辻村深月 『朝が来る』(文春文庫)
【監督・脚本】河瀨直美
【共同脚本】髙橋泉
【出演】永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子
佐藤令旺 田中偉登/中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮
山下リオ 森田想/堀内正美 山本浩司 三浦誠己 池津祥子 若葉竜也 青木崇高/利重剛
【製作】キノフィルムズ・組画
【配給】キノフィルムズ/木下グループ
【コピーライト表記】©2020『朝が来る』Film Partners

公式サイト:http://asagakuru-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/asagakuru_movie