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マッツ・ミケルセン登場に女性ファン熱狂! 映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶!

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映画『007/カジノ・ロワイヤル』では悪役を演じ、テレビシリーズ「ハンニバル」のハンニバル・レクター役で大人気のマッツ・ミケルセンが、主演映画『悪党に粛清を』のプロモーションのため初来日し、5月11日、東京・新宿武蔵野館にて舞台挨拶を行った。

映画デビュー18年目にして、ついに初来日を果たした“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンを一目見ようと、劇場の前には溢れんばかりのファンが集結。会場では、開始前から彼の登場を待ちわびるファンの熱気に包み込まれていた。今回の初来日は発表されるやいなや、“マッツ”がTwitterのトレンド入りをし、この日の上映会チケットも発売開始1分で完売し大きな話題となっていた。

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大歓声で迎えられたマッツは、初来日の感想を「日本に来てからほとんどホテルに缶詰状態なんだけど、ホテルの窓から見た景色がキレイだった。明日から2日オフだから街に出て楽しもうと思っているよ」とニッコリ。来日後に歌舞伎を鑑賞したそうで、「とても楽しかった。歌舞伎は本当に素晴らしくて、デンマークのパントマイム・バレーに通じるものがあるね。ファンタスティック!」と早くも日本の文化に触れご機嫌の様子。

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本作は、1870年代のアメリカを舞台に、妻子を目の前で殺された男の壮絶な復讐物語。「ネタバレになるから見どころは話せないけど・・・」と言いつつ、「デンマーク映画だけれど、アメリカの西部劇。セルジオ・レオーネや黒澤明監督の作品からインスパイアされている部分もある。僕自身も『七人の侍』がお気に入り」と説明。撮影はアメリカではなく南アフリカ。「景色がよくて、いい画は撮れただけど、少しアングルを変えるとシマウマが走っていたり(笑)、キャストは西部劇の衣裳をしているのに、現地のスタッフは南アフリカの言語で会話していたりと、シュールな体験だったよ」と振り返った。

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“抑制された演技”について司会者から話が上がると、「デンマーク人にとっては普通のことだとは思うけれど、西部劇は表現で語るものだと思う」と持論を展開。「ハンニバルの方が(演技が)抑制されているとよく言われるけど、彼の方が自由に人生を送っているからね。今回の主人公より楽しく生きていると思うよ」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘っていた。

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客席からの写真もOKとなり、多くのフラッシュを浴びたマッツ。「日本の人はみんなカメラを持っているんだね」と驚きながらも、最高の笑顔をファンたちに届けていた。

『悪党に粛清を』
【STORY】
法も秩序も通用しない世界で尊厳と誇り、そして愛を取り戻すため、
心優しき男は冷酷なスナイパーとして再び銃を手に取った―
1870年代アメリカ―。デンマークから新天地アメリカへ渡った元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、開拓地で非情にも妻子を殺されてしまう。犯人を追いつめ射殺したジョンだったが、犯人が悪名高いデラルー大佐の弟だったことから怒りを買う。更にその情婦で声を失ったマデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐がはじまる…。

配給:クロックワークス/東北新社  Presented by スターチャンネル
© 2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa
公式サイト:http://akutou-shukusei.com/

6月27日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開