映画『午前0時、キスしに来てよ』の先行上映舞台挨拶が、12月4日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、W主演の片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）と橋本環奈をはじめ、共演の眞栄田郷敦、遠藤憲一と、新城毅彦監督が登壇した。
みきもと凜の大人気同名少女まんが「午前0時、キスしに来てよ」を実写映画化した本作は、女子高生・日奈々と国民的スーパースター綾瀬楓とのドラマチックで夢のような恋を描くロマンティックなリアル・シンデレラLOVEストーリー。女子高生・日奈々役を橋本、スーパースター綾瀬楓役を片寄が演じる。
本作を振り返り、片寄は「僕がGENERATIONSとして過ごしてきた時間、GENERATIONSを飛び出して一人で活動した時間、今まで過ごしてきた時間の全てが楓を作っていった。これまでもこの先も出会えない役だと思います。この役を他の人がやったらちょっと嫉妬してしまうかも。それだけ思入れが強い作品になりました」と思いの丈を口にした。
一方の橋本は「日奈々の真っ直ぐさを感じながら、綾瀬さん（の行動に）一喜一憂している可愛い部分も、コロコロ変わる表情で隠しきれないところを意識しながら演じました」と振り返る。
キュンキュンシーンが満載の本作だが、特に「マスク越しのキスシーン」も注目。監督は「スゲー良かった！」と大絶賛。片寄も「監督から『お前見た？ 見たほうがいいよ』って勧められて(笑)」と驚くも、当のキスシーンについて聞かれると「特に手ごたえはなかったですね」と答え、すまし顔。すると、橋本が「片寄さんはマスクの内側。私は外側なので、プリーツ側でしたね」と言い、「風邪を引いたひとにはいい（キス）かも」と勧めると、片寄は「風邪をひいてなくても、ぜひやってみて」と同調した。
あーちゃん役の眞栄田が日奈々にバックハグをするシーンを紹介されると、「気づいたら抱きしめていました」と役に没頭していたことを吐露。
楓のマネージャー役の遠藤は「『午前0時、キスしに来てよ』というタイトルに、こんな顔の俺が出ていいのかなと。自分がマスクしてたら銀行強盗にしか見られないだろうし、バックハグしたら羽交い絞めにして襲っているようにしか見られない。（観客の）皆さんに会うのも今日が最後かもしれないですよ」と言って、会場の笑いを誘う。
また、楓は日奈々の鼻を可愛くかじる「鼻かじ」も話題に上っているが、片寄は「あれ、本番まで橋本さんは知らなかったんです」と告白。橋本も「現場でなんかおかしかった。私だけ話に入らずずいぶん演出の打ち合わせが長いなと思った」と語り、監督は「え？という驚いている顔。素晴らしいリアクションでした」と満足気。
そして、イベントでは、スクリーンに3つのキスマークが大きく映し出され、眞栄田、遠藤、橋本のものと判明。片寄のものがないと知ると「事務所的にNGだったので･･･」と片寄。実は･･･「皆さんが手にしているカードが僕のものです」と明かすと大歓声が沸き起こった。映画のポスターにも載っているそうで「実は一番最初に僕が作ってました(笑)」と笑顔を見せていた。
『午前０時、キスしに来てよ』
＜STORY＞
優等生の日奈々（橋本環奈）は誰もがみとめる超・マジメ人間。でも、ほんとはおとぎ話のような王子様との恋にあこがれる夢見がちな女子高生だった…。そんなある日、国民的スーパースター・綾瀬楓（片寄涼太）が、映画の撮影で学校にやってきた！運命の出会いをするふたり。ま、まさか、これはおとぎ話のはじまりっ？！楓の気取らない性格とやさしさにふれ、どんどん楓のことが好きになっていく日奈々。絶対バレてはいけないスーパースターとJKのヒミツの恋の行方は？ハラハラ＆ドキドキ＆ワクワクのリアル・シンデレラLOVEストーリーの誕生です。
■原作：みきもと凜『午前０時、キスしに来てよ』（講談社「別冊フレンド」連載）
■出演：片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE） 橋本環奈
眞栄田郷敦 八木アリサ 岡崎紗絵 鈴木勝大
酒井若菜 遠藤憲一
■監督：新城毅彦
■脚本：大北はるか
■音楽：林イグネル小百合
■配給：松竹
■クレジット：（C）2019映画『午前０時、キスしに来てよ』製作委員会
公式サイト：https://0kiss.jp/
2019年12月6日（金） 全国公開！
