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ミュージカル『SONG WRITERS』製作発表記者会見

2013年に初演し、日本のミュージカル界に大旋風を起こした本格派オリジナルミュージカル『SONG WRITERS』が、2015年7月より再演が決定!6月12日都内で製作記者会見が行われた。

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本作は、脚本・作詞・音楽プロデュースを日本のトップクリエーター森雪之丞が担い、演出は自身が主催する演劇ユニット地球ゴージャスやテレビ、映画、舞台で活躍する岸谷吾朗が担当。ふたりがタッグを組み、世界に通用する日本オリジナルのミュージカルを作りたいと言う想いが叶った作品。初演から2年の時を経て初演と全く同じキャストで再演することとなった。

本作の楽曲をBGMに登壇したキャストの面々。
作曲家ピーター・フォックス役の中川晃教は、楽曲に乗ってリップシンクしながら、作詞家エディ・レイク役の屋良朝幸を誘い本作の一場面を再現し、会場を暖めるシーンも。

【挨拶】
森雪之丞は「アメリカ、イギリス、韓国、ヨーロッパに占領されているミュージカルシーンの中で、日本のオリジナルミュージカルを作る事ができ、それが初演と同じキャストで再演できるという喜びと同時に奇跡のような出来事が起ころうとしている」と喜びを表し、「ロック的に言えば『よし!反撃の狼煙を上げよう』ファンタジー的に言えば『虹の袂を探し続けて歩いていたら、そこに新しい扉が開いていた』と言うような気持ちでいっぱいです」と意気込みを語った。

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岸谷吾朗は「このソング―という作品は、できればずっと一生再演をくりかえして沢山の方に見ていただきたい作品です。残す演劇を作りたいと思って作りました。最高のメンバーが揃ったことを幸せに思っています」と再演の喜びを口にした。

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屋良朝幸は「前回の初演が終わった時から必ず再演するなとの思いがあり、これは何かやらなくてはならないという気持ちがあった」と初演での手ごたえを語り「岸谷さんと森さんが思っているエディ・レイクに近づけるよう全力で頑張ります」と意気込みを語った。

中川晃教は「この作品にはとても思い入れがある」とし、「やらっちとはじめて競演したのがこの作品で、ミュージカルを造るということの熱をこんなにも共有できる人がいたんだと思ったのがやらっちでした。」と同じ年の彼らの出会いを語った「最高のミュージカル、最高の舞台を皆さんにお見せできるように頑張ります」とも語った。

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「『聞くもの全てを魅了する・・・』という恐れ多い役を頂き、また挑むのだなと言うと、再演が嬉しくもあり、緊張もしています」と照れながら語った島袋寛子。また「演じるに当たって前回よりもレベルアップ、パワーアップしたマリーをお届けできるようにベストを尽くしたいと思います」とも。

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武田真治は「はじめて本を読んだときから、これは絶対語り継がれる作品だと思いましたし、再演を繰り返しながら色んな世代に届けられるべく作品だと思いました」とし、「初演のキャストとしてはそれが叶うよう、精一杯ひとつひとつのステージをやっていこうと誓った2年前でしたが、今回全員オリジナルキャストで戻ってこられるようになり、役者冥利に尽きます」としどろもどろに成りながら緊張を露にし、会場の笑いを誘った。

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――前回の競演で仲良くなったが、今回の再演について何か話し合った事はありますか?
屋良は「特に・・・(笑)」といいながらも、「再演とはいえ、また2人で新しい一面が出るキャラクターにしようと言う話があった」と。一方の中川が、普段はお互いのスケジュールが合わず会えないという話から「まるですれ違いカップルみたいになっています。でも、絶対見に来てほしいというもの(舞台)は絶対に見に来てくれるんですよ。踊れる自分を見て欲しいのかも。初演の時よりはダンスが踊れるようになっています」と言うと、その話を受けて屋良が「振り付けの藤林美沙ちゃんと話していたのですが『僕とアッキーのダンスシーンもっとレベルを上げてもらっていいよ』とお願いしておきました。岸谷さんがよければですが・・・」とダンスの腕を買っての発言が。
さらに中川は「お互い触発しあう、決してなあなあな関係ではなく、(屋良に向って)刺激的なカップルとでも言っておこうか?ラブラブです。はい」と熱いふたりの関係を語った。

【囲み取材】
――オファーが来た時の心境は?
屋良は、コレは次があるなと思っていたので、来たな!と。またエディ・レクをやらせていただける事を嬉しく思いましたと話した。

中川は岸谷の舞台に出演した際に、ソングライターズの計画を聞いたと明かし「そこに呼んでくれたところで出会った、このジャニーズの実力派!!」と屋良を表現し、「新しい出会いが新しい出会いを生んだ」と語った。
島袋は「やった!!って思いました」と語るも、その後ちょっと伏し目がちになり「結構自分にプレッシャーをかけていますね」と。
武田は地球ゴージャスを見に行った際に「何か一緒にやらせて欲しい」と懇願してのキャスティングだったと明かし、「初演のキャストが高い壁でありたいと思っていたのですが、また再演でできることになり、とても嬉しいです」と語った。
最後に主演の屋良から「本当にシンプルですけど、雪之丞さんと五朗さんの作る愛を劇場に見に来てください」と語り、全員で「We are SONG WRITERS!!」と言う掛け声で会見は終わった。

『SONG WRITERS』
【CAST】
エディ・レイク( 自信過剰の作詞家 ):屋良朝幸
ピーター・フォックス( ちょっと気弱な作曲家 ):中川晃教
マリー・ローレンス( ミュージカル女優の卵 ):島袋寛子
ジミー・グラハム( NY市警の刑事 ):泉見洋平
パティ・グレイ( クラブ歌手・ジミーの恋人):藤林美沙
ベンジャミン・デナーロ( ガンビーノの手下1 ):植原卓也
アントニオ・バルボア( ガンビーノの手下2 ):平野 良
カルロ・ガンビーノ( イタリア系マフィアのボス ):コング桑田
ニック・クロフォード( 音楽出版社のディレクター ):武田真治

アンサンブル
原田 治 末冨真由 大隣さやか 細川晃弘 清家とも子 吉田萌美 弓野梨佳

【CREATIVE STAFF】
脚本・作詞:森 雪之丞
演出:岸谷五朗
製作:東宝 アミューズ

公演期間:2015年7月20日(月・祝)~8月9日(日)
劇場:日比谷・シアタークリエ
(〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-2-1)

京都公演:2015年8月15日(土)~16日(日)京都劇場

HP:http://www.tohostage.com/song_writers/