3月27日(金)にテレビ朝日が有明に開業する複合型エンタテインメント施設「東京ドリームパーク」。その中にオープンする新劇場「EXシアター有明」のオープニングラインナップ発表会が3月25日に行われ、オープニングイヤーに新劇場で上演される演目に出演する大橋和也と寺西拓人をはじめ、そうそうたるスタッフ・キャストが登壇。演目と新劇場への思いを語った。

提幸彦 上田竜也 川島如恵留 小林香 三浦宏規 福田雄一 岩田剛典
河原雅彦 大橋和也 寺西拓人 いのうえひでのり 古田新太 小山ゆうな 岩本照
クリエプロデューサー・原作・脚本を加藤シゲアキが手掛ける『AmberS -アンバース-』をこけら落とし公演として4月25日(土)に開場する。今回、オープニングイヤーに上演される作品が一挙紹介された。
オープニングラインナップ発表会に登壇したのは、
『AmberS -アンバース-』より、演出の河原雅彦、W主演を務める大橋和也と寺西拓人。
6月12日から始まる劇団☆新感線46周年興行・夏公演『アケチコ!〜蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島〜』より、演出のいのうえひでりの、主演の古田新太。
7月25日から始まるミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』より、翻訳・演出の小山ゆうな。
9~10月上演のミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』より、主演の岩本照。
10月上演の『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』より演出の提幸彦、出演の上田竜也・川島如恵留
12月上演の『ミー&マイガール』より、演出の小林香と出演の三浦宏規。
2027年1月上演のミュージカル『モンティ・パイソンの SPAMALOT』より、演出の福田雄一、主演の岩田剛典。
EXシアター有明は、客席は1~3階、最大客席数は1546席。演劇、ミュージカルに最適な自由度の高い舞台構造と、セリフや歌詞を聞き取りやすい音響設計を備える。
センターブロックは千鳥配列で視界を確保。演目に合わせて舞台床面を取りはずせる組み立て床で、中通路より前の客席は全て取り外し可能で、幅広い設営プランが可能。音響面では床・壁・天井を躯体から切り離した「浮き遮音構造」を採用している。
劇場について、多くの登壇者が「お客様との距離が近い」と絶賛。
“こけら落とし”『AmberS -アンバース-』主演する大橋は「めちゃくちゃ緊張してて…。W主演も緊張するし、河原さんに演出していただくのも緊張するし、こけら落としも緊張する。事務所の先輩の加藤シゲアキさんの『アンバース』をやらせてもらうことなので、加藤くんが考えていなかったぐらいすごいものができるように、キャスト、スタッフ、僕らW主演で頑張ります」と意気込んだ。寺西は「稽古は怖いくらい順調です。和気あいあいとした空気の中で、加藤くんのオリジナル原作をディスカッションしながら1から皆さんで作り上げている実感があります」と答えると、最近まで河原演出を経験していた古田が「大西さえちゃんとやれば(大丈夫)」とつっこみ、笑いが起きていた。
劇団☆新感線の音楽活劇ミステリー『アケチコ!〜蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島〜』については、いのうえが「座付き作家の中島かずきではなく、福原充則の作で、ちょっと雰囲気が違う。今回は少し懐かしい感じでやってみようかと」と明かし、古田は「ゲスト(出演者の)宮野真守とかがちゃんとお客さんを呼んでくれれば」とお願いしていた。
トニー賞を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』については翻訳・演出の小山ゆうなが、すでに本読みをしたことを明かし「私が翻訳している関係で、言葉がこれで大丈夫かとか、皆さんの声を聞いてみたいと時間を設けさせていただいて、集まれる方にお願いしますと言ったら、ほぼ全員の方が集まってくださった。皆さんも気合の入った状態で、1幕を吉沢さんに、2幕を柿澤さんに読んでいただいたて、第一声がエヴァンのセリフから始まるんですが、スタートの吉沢さんの音から驚きで、とても繊細だけれども実のあるアプローチをされていました。2幕の柿澤さんは、まったく違う、でもエヴァンとして説得力のある、力強いエヴァンで、全然違うおふたりだな」と、Wキャストに期待膨らむエピソードを語った。
ミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』はウォーリー木下の演出。岩本は「自分の意思とは関係なく時間を行き来してしまうヘンリー役。人生が変化し、時間に翻弄されながらもしっかり生きていく部分を表現したいと思っています。タイムトラベルする瞬間は、さまざまな技法やギミックをつかって、フライングもあるのかとか、自分も楽しみにしています」と期待を述べた。
『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』はテレビ朝日で放送されたドラマの舞台版。提幸彦は「テレビでドラマをやったことは、一旦置いといていいですか」と前置きし、「今、どうやってやろうと考えています」とのこと。
12月上演の『ミー&マイガール』演出の小林香は「約90年前生まれた作品ですが、今ここで上演する意味をしっかり考えて上演したい」と語った。三浦宏規は「この作品はタップが多い。タップシューズは下手すると床をきずつけてしまうので、楽屋や裏動線では、すぐにタップシューズを脱がないと」と、新劇場への気配りを見せた。
2027年1月上演のミュージカル『モンティ・パイソンの SPAMALOT』について、演出の福田は「僕の知る範囲ではミュージカル史上最もくだらないミュージカルだ」と断言。「台本を日本のお客さんが大爆笑できるように変えていいと言われているから」と、その理由を明かす。
主演の岩田の「ミュージカルに出演した経験がないので、福田さんからミュージカルに興味ある?というLINEが来て、あると答えたら、次には日程が送られてきた」というエピソードに、福田が「事務所を通さないのは、絶対にやっちゃいけないことなんですけど」と声高に叫び、全員が爆笑。岩田は「やると決めたので、ほんとに思いっきりと飛び込むというつもりでやらせていただきます」と宣言。そこで三浦宏規は「僕は(2021年に)出演していたんですけれど、まったく何も覚えてないです」と発言。また大爆笑に。「出たとこ勝負で楽しんで」とエールを送った。
『EX THEATER ARIAKE』(EXシアター有明)
テレビ朝日が有明に開業する複合型エンタテインメント施設「TOKYO DREAM PARK」内にオープンする新劇場。開業後1年間をオープニングイヤー(2026.4~27.3 までの 12 か月間)と位置づけ、演劇、ミュージカルなど、華やかなラインナップをお届けする。



















