『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル』舞台写真到着　ゲネプロレポート

帝国劇場にて、6月24 日（土）からのプレビュー公演を経て、本日29日（木）18時に『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル（以下 MRTM）』が初日の幕を開けた。その舞台写真が到着。ゲネプロのレポートと併せてご紹介する。
舞台写真提供／東宝演劇部

トニー賞 14 部門ノミネート・作品賞含む 10 部門を受賞した本作。
プレビュー公演前には帝国劇場で取材会が行われ、その豪華な舞台セットが公開されたので、ご覧になった方も多いことだろう。
これまでに、ここまでゴージャスにおめかしをした帝国劇場を見たことがあっただろうか。
駅を降りてから劇場までの道も、劇場入り口のドアの取っ手も、“ザ・ミュージカル”への期待を盛り上げてくれる工夫がちりばめられている。

劇場の中へ入って、「ロビーはいつもと変わらない」と思うことなかれ！
韓国ミュージカルでは定番だったが、日本ではなかなかお眼にかかることがなかった出演キャストのフォトボードが登場。その他にも見るべきポイントは多いので、劇場へは早めに到着を。

そして、いよいよ客席へ。
一歩足を踏み入れた瞬間、その豪華さに目も眩むことだろう。開演前、休憩中、終演後は舞台の写真撮影が可能だが、幕開け数分前には撮影禁止になる。そして、公演は開演時間にオンタイムで始まると思うことなかれ！ステージ上からは早々と妖艶な空気がこぼれ落ち、“ザ・ミュージカル”の世界へ誘うおうと観客を手招きしている。是非とも座席に早めの着席を。

物語の舞台は、1899 年のパリ、ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」。
クラブの支配人ハロルド・ジドラーと踊り子たちが見せるダンスに魅せられ、一気に別世界へ突入。ハロルドのユーモアに笑い、ダンサー１人ひとりの躍動の美しさがステージから押し寄せる。きらめく照明の中、これまでのどのミュージカルとも別次元のショーを見せてくれる。

主人公はムーラン・ルージュの花形スター・サティーン。豪華に飾り付けられた帝劇を、ひとりで制して登場する。

サティーン/望海風斗　　写真提供／東宝演劇部

サティーン/平原綾香　　写真提供／東宝演劇部

アメリカからやってきた作曲家志望の青年クリスチャン。トゥールーズ=ロートレックとサンティアゴと知り合い、新作の音楽のある演劇を上演をサティーンに推薦してもらおうとムーラン・ルージュを訪れた。

前列）ロートレック/上川一哉　クリスチャン/井上芳雄　サンティアゴ/中井智彦　写真提供／東宝演劇部

前列）ロートレック/上野哲也　クリスチャン/甲斐翔真　サンティアゴ/中河内雅貴　写真提供／東宝演劇部

偶然から誤解が生まれ、美しい音楽がサーティーンとクリスチャンに恋の花を咲かせてしまう。そこにサティーンを手に入れようとしているデューク（モンロス公爵）が訪れた。

サーティーンとクリスチャンの恋はどうなるのか？　そして財政難のムーラン・ルージュは？

左から）中井、望海、上川、井上、ハロルド/橋本さとし、デューク/伊礼彼方　写真提供／東宝演劇部

【プレビュー公演前の取材会】
見どころをたっぷり語っています。