映画『東京リベンジャーズ』の大ヒット御礼舞台挨拶が、7月17日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、本作キャストの吉沢亮と山田裕貴が登壇した。
大人気コミックス「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化した『東京リベンジャーズ』は、人生にリベンジするため過去に戻るたびに成長を遂げていく主人公タケミチと、共に力を合わせ立ち向かう熱い仲間たちとの絆を描く青春ストーリー。負け犬フリーター・花垣武道を北村匠海、巨悪組織「東京卍會」の№1で無敵のマイキーこと佐野万次郎を吉沢亮、№2・ドラケンこと龍宮寺堅を山田裕貴、タケミチの彼女だった紅一点のヒロイン・ヒナを今田美桜が演じる。
7月9日に公開した本作は、公開3日間での興行収入約7億円、累計動員人数は50万人越えという週末興行成績No.1のロケットスタートを切った。
夏らしい浴衣姿で登場した二人。大きな反響を受け、吉沢は「ここまで凄いことになるとは思わなかった」と驚きつつ、「こんなに素晴らしいことはないです。コロナ禍で撮影が飛んだり、公開も延びたりして不安もあったけど、みんな頑張ってきた。その間にアニメでも人気になったりして、あの時みんなで苦しい思いをして負けずに頑張ってきた分、すごい追い風がこの映画を押してくれてるなと思った。俺らマジ、リベンジャーズだな！と」と胸を張った。
本作のこだわりの1つは原作を再現するうえでのキャラクターたちのビジュアル。山田は「（髪を）剃らなきゃなと思っていました。この作品のキャラクターのビジュアルは凄く重要だったので、まずは寄せていかなくては」と振り返り、先日公開された断髪式動画についても触れ、「自分が変わっていく様の一連を撮ってもらったんですが、スタッフさんの愛を感じました」と話すと、吉沢もその動画を見たそうで、「時々、ちょいちょい前髪を垂らしてみてるところが可愛かった」と楽しそうに感想を伝えていた。
ビジュアルにこだわる分、アクションシーンでの苦労もあったそう。吉沢は「映画では原作のマイキーよりもアクロバティックにして、マイキーのハイキックをどう表現するかアクション監督と考えた。かなり練習しました。身体がバキバキに硬いので、サウナ入って柔軟運動して柔らかくしました（笑）」と明かし、山田はマイキーとの身長差を出すために15センチくらいのインソールを入れて演技。「ドロップキックは大変でした。飛び蹴りをしたですが、本当はひねりを入れたかったけど、どうしてもそのままストレートに突っ込んでしまって。やり直したかったんですけどね」と悔しがる。
また、プライベートでも仲がいい二人。初めて出会ったときの印象を聞かれると、山田は「（吉沢から）いつも覚えていないって言われるんですけど、メイク部屋で隣になったとき初めて「すっごいイケメンですね」と声をかけたんです。言われ過ぎてんじゃないですか？」と述べると、吉沢は「はい、言われ過ぎてて覚えてないんですよね」とあっけらかんと笑い、会場を沸かした。
対して、吉沢は「打ち上げで飲んでいた時に、ほぼ初対面の状態で、けっこうディープなキスをしたんです」と衝撃な発言を。「お酒も入っていて、ちょうどその頃いろんなところで男同士のキスが勃発していたんです」と説明したが、山田が「別の作品でもキスシーンがあって。その現場で『僕たち初めてじゃないんです』って言ったら、スタッフさんたちが『え？ え？ え？？』ってなってました」とエピソードを披露した。
また、今回の共演で改めて変化を感じたことはあるかと聞かれると、吉沢は「お芝居に対する熱量や人への愛情が深いということは、キスをしたときからわかっていたんですが」とジョークを挟みつつ、「緊急事態宣言で撮影が止まって２カ月間、急に空いて本当にどうしていいか分からなくなったときに、リモート飲みで（山田に）相談したときに『いいんだよ、1回全部忘れちゃえば』と言われたんです。『分からないものに対して不安をずっと持ち続けるより、1回全部忘れて自分の好きなことをやって、やれると決まってからまた本気出せばいいんだよ』って。めっちゃイケメン！だなと。その言葉に救われました」と山田からアドバイスに感謝。山田自身はあまり覚えてないようだったが、「俺、そんなに深いこと言ってたんだ」とまんざらでもない様子だった。
山田は吉沢について「変わらずですね。表にはあんまり出さないけれど、お芝居に妥協したくないという男。イケメンだけじゃない。彼のお芝居が好きです。自分でこう作りたいんだというところが昔から変わらず、さらに大きくなっていますね」と言い、二人で顔を見合わせ「尊敬してます！」と声を合わせた。
お互いを「山田くん」「亮」と呼び合っている二人だが、「亮」と呼ぶ人は珍しいらしい。ここで吉沢が山田を「裕貴･･･」と呼び捨てにすること試してみたが、やはりしっくりこないようで、山田も「なんか、俺のほうが恥ずかしいわ」と照れていた。
最後に山田が「撮影から1年半経って公開ができて1週間。まだまだ皆さんに楽しんでいただきたい作品です。みんなの心が熱いので、そこも観ていただければ」とアピールし、吉沢は「シンプルに泣けて熱くなれる、こんなどストレートな作品は近年ない気がします。手前味噌でございますが（笑）、大変おもしろい映画になってると思いますので、皆さんと一緒に盛り上げていけたらなと思います」と声をかけ、舞台挨拶を締めくくった。
＜STORY＞
「これは、オレの人生のリベンジだ！」
ヘタレ男子のタケミチが、人生唯一の彼女・ヒナタを救うため、熱い仲間と共に現在(いま)を変える!!
人生唯一の彼女だったヒナタが、事故に巻き込まれ命を落とした―
不良だった高校までの絶頂期から一変、今はどん底生活を送るタケミチが
高校時代へタイムリープし警察も手に負えない最凶の組織“東京卍會”へ潜入。
出会った熱い仲間たちと共に、彼らの暴走を止められるのか！？
ヒナタを救い逃げ続けた人生を変えるタケミチのリベンジが今、始まる！
◇原作：和久井健「東京卍リベンジャーズ」（講談社「週刊少年マガジン」連載中）
◇監督：英勉
◇脚本：髙橋泉
◇出演：北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮
◇配給：ワーナー・ブラザース映画
◇コピーライト：©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
◇公式サイト：https://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/
◇公式Twitter：@revengers_movie #東京リベンジャーズ
◇公式Instagram：@revengers_movie
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