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鈴木亮平は大変なことが好き!? 背中がつっても「これが“MER”だぜ!」 賀来賢人と要潤は「過去イチ大変な現場だった・・・」 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』 完成報告会見

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劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の完成報告会見が3月9日に、神奈川県横浜市のノートルダム横浜みなとみらいにて行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、共演の賀来賢人、中条あやみ、要潤、石田ゆり子と、松木彩監督が登壇した。

2021年 7月期に、TBS日曜劇場枠で放送されたドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。オペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場に駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム【TOKYO MER】。「新たな救命医療ドラマ」として多くの感動を生み、熱いチームワークや衝撃的なストーリーをさらにパワーアップして映画化。待っているだけじゃ、救えない命がある―。 命の危機に挑む医療従事者たちの、勇気と絆の物語をかつてない大規模で撮影し、劇場版として届ける。

今回の舞台は、横浜・みなとみらい。横浜のシンボル・ランドマークタワーや赤レンガ倉庫など日本有数の観光名所で、【TOKYO MER】メンバーや、新たなライバル組織【YOKOHAMA MER】の縦横無尽な大活躍を描き出す。【TOKYO MER】には、チーフドクター・喜多見幸太を演じる鈴木亮平をはじめ、ドラマのキャストが続投するほか、研修医・潮見知広役のジェシー(SixTONES)や【YOKOHAMA MER】のチーフドクター・鴨居友役の杏ほかも参加し、豪華キャストが顔を揃えた。

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鈴木は、物語の舞台となった横浜の地で報告会見ができることを喜びつつ、「ドラマから映画化になると聞いたときは、『騙されないぞ!』と思いました」と最初は信じられなかった様子。「続編ができるということは俳優にとってこれ以上なく幸せなこと。だから『やっぱりやめました』になったときの落ち込みは計り知れないので、クランクイン間近になって初めて本当にあるんだ・・・と思いになって、またみんなに会えるんだと嬉しくなりました」と、映画化を喜んだ。

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賀来は「その話があったのが、ドラマがけっこうピークのときで、本当にフラフラだったんです。現実か何なのかわからないくらい。ドラマでやり切った感があったので、これを超えるエネルギーをどうやって出そうかと、ぢょっとドキドキでしたね」と、ドラマが佳境の時に映画化の話があったことを明かす。

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ドラマの現場では、「わかんないけど、わかんないけど・・・(映画化があるらしいよ)」とまことしやかにささやかれていたと賀来と鈴木が吐露。中条も「大変なオペの撮影が、『これが最後だ』と思って頑張っていたら、すぐに続編(映画)があるって」と苦笑いしつつも、「私自身も(演じた)比奈も成長させていただきました」と満足気。

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東京消防庁即応対処部隊の部隊長・千住幹生を演じた要潤は「僕個人的には、何災害なんだろうと思った。映画化の話を聞いた少し前に、(ドラマで)真夏に防護服を着て、もう汗が100リットルくらい出るロケをしたんです。二度とこれを着るもんかと思って。要潤は温厚で有名なんですけど、初めてちょっとピリついたんです。映画になったときは、まさかこれは着ないだろうな・・・という不安がありました」。

賀来も「過去イチきつかった現場」と豪語する。要も「僕も1番でした」と同調し、「非常階段を400往復しました」と言うと、すかさず鈴木が「そんなにはしてないでしょ(笑)」とたしなめる。しかし「体感的にはそのくらいでしたね」と苦労を語る要。「日本で一番暑いと言われる群馬県の伊勢崎市でクーラーもなく目の前で火があがり、僕は酸素ボンベを背負って面体を付けていたんだから」とどれだけ大変だったかを訴える。

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赤レンガ倉庫の外に設置されたテントで閉めきりの中撮影したという賀来も「景色が見えないんだったら、セットでもよくないですか?ってことですよ」と愚痴りながらも、リアルを追求した撮影を伝えた。

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そんな中、鈴木だけは「僕は“大変”が好きなんですよ」と言い、「擁護者を抱えて階段を降りるんですが、落とすわけにはいかない。もう背中全面がつるんですよね。でも、“これが『MER』だぜ!!”って感じ」と満面の笑みを浮かべる。

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石田だけはその撮影現場には参加しておらず、「私は半分お客さんの目線で観ているところがあって。(映画化を)やる?だよね~。やるんだろうなと思っていました(笑)」といたずらな笑顔を見せていた。

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監督は「実在する場所で撮影するのが夢だったんです。今回、横浜ランドマークタワーのほか、横浜消防局、横浜市の方々のご協力があって、リアルな横浜の景色が撮影できました」と充実感を滲ませる。「でも、たくさん火を焚いても、鈴木さんが『これくらい(こんな程度)でいいんですか?』とたけつけてくるです。(みんなの苦労には自分のせいだけじゃなく)鈴木さんも共犯だと思っています」と言い、鈴木も苦笑い。

ドラマから続く共演者が集まったことで、すでにチームワークはバッチリ。さらに今回、ジェシーと杏が参加することで、鈴木は「ジェシーくんはドラマを観ていない人の目線になってくれると思う」と述べ、賀来は「杏さんはとにかく人間的にスケールの大きな方でした」とさらに物語に厚みが加わったことを語る。

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また、これから始まる野球のWBCについても話があがり、「仲間の絆についての共通点」を問われると、「ショウヘイとリョウヘイの共通点ですか?」とおどけて「実はたまに似ているって言われるんですよ(笑)」と微笑みつつ、「この映画はスケールや感動もありますが、根底には“仲間との絆”がある。それによって喜多見も人間として成長します。出るところは出て、引くところは引く、野球のチームプレイと似ているかもしれません。僕は主役ですが、みんなに助けられて、僕自身も仲間の大切さを感じ、共演者を信じようと思いました。WBCも応援しています」と答え、WBC日本代表チームにもエールを送った。

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会見後のフォトセッションではMERメンバーとともに数多くの命を救ってきた、本シリーズのシンボル【ERカー】も登場し、 劇場版の舞台である横浜・ランドマークタワーを背に、屋外での“スペシャルフォトセッション”を行い、映画の公開とヒットを願った。

なお、映画公開前の4月16日には「TOKYO MER~走る緊急救命室~」スペシャルドラマも放送される。

『TOKYO MER』最新解禁ビジュアル

<ストーリー>
すべての命を救うため――あのHEROたち(医療チーム)が帰ってくる

【TOKYO MER】――オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や災害現場に駆け付け、
自らの危険を顧みず患者のために戦う、都知事直轄の救命医療チームである。
彼らの使命はただ一つ…『死者を一人も出さないこと』。
横浜・ランドマークタワーで爆発事故が発生。数千人が逃げ惑う前代未聞の緊急事態に。
「待っているだけじゃ、救えない命がある」チーフドクター・喜多見はいち早く現場に向かうべきと
主張するが、厚生労働大臣が新設した冷徹なエリート集団【YOKOHAMA MER】の鴨居チーフは
「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と真逆の信念を激突させる。
地上70階、取り残された193名。爆発は次々と連鎖し、人々に炎が迫る!
混乱のなか重傷者が続出するが、炎と煙で救助ヘリは近づけない。まさに絶体絶命の危機…
さらに、喜多見と再婚した千晶もビルに取り残されていることが判明。
千晶は妊娠後期で、切迫早産のリスクを抱えていた…

絶望的な状況の中、喜多見の脳裏に最愛の妹・涼香を亡くしたかつての悲劇がよぎる――
もう誰も、死なせはしない。

命の危機に挑む医療従事者たちの、勇気と絆の物語。

タイトル:劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
キャスト:
鈴木亮平 賀来賢人 中条あやみ 要潤 小手伸也 佐野勇斗 ジェシー(SixTONES) フォンチー/菜々緒
杏/徳重聡 古川雄大 渡辺真起子 橋本さとし 鶴見辰吾 仲里依紗 石田ゆり子
監督:松木 彩(『半沢直樹』『テセウスの船』ほか)
脚本:黒岩 勉(ドラマ『グランメゾン東京』 『マイファミリー』
映画『キングダム』シリーズ 『ONE PIECE FILM RED』)
配給: 東宝
映画のマルシー: ©2023劇場版『TOKYO MER』製作委員会
公式HP: https://tokyomer-movie.jp/
公式Twitter:tokyo_mer_tbs
公式インスタグラム:tokyo_mer_tbs

4月28日(金)TOKYO MER緊急出動!