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小栗旬、新海誠監督を絶賛!「ビデオコンテが完璧! 監督が声優をやればいいのに(笑)」 映画『天気の子』大ヒット御礼舞台挨拶

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映画『天気の子』の大ヒット御礼舞台挨拶が、7月29日、東京・TOHOシネマズ六本木にて行われ、新海誠監督をはじめ、声優を務めた醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、小栗旬が登壇した。

世界から最も注目を集めるアニメーション監督・新海誠の最新作『天気の子』。前作『君の名は。』から3年ぶりとなる待望の本作は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を選択する姿を描く物語。主人公・帆高役を醍醐、ヒロイン・陽菜役を森が務める。音楽は『君の名は。』で世界中を“君の名は。”ブームに導いたRADWIMPS。その再タッグにも注目が集まっている。東宝によると、7月29日現在で、観客動員300万人、興行収入が40億円を突破する大ヒットを記録。週末動員ランキング2週連続1位、新海監督による原作小説『小説 天気の子』もオリコン週間文庫ランキング1位、主題歌を手掛けたRADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」&アルバム「天気の子」もオリコン週間デジタルランキングでダブル1位を獲得した。

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夏休み本番ということで、登壇者全員が爽やかな浴衣姿で登場。会場には10回以上観たという観客もおり、大ヒットを受けて新海監督は「(公開から)11日経ってようやくこの作品がお客様のものになっているんだなと実感しています」と感無量の面持ちで話した。

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本作で印象的なことは?と問われると、本田は「『白バイ隊になれるかな~』というセリフが個人的に印象に残ってます。それを聞いて笑ってもらえれば」と自身の役を通してアピール。

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小栗は「高校のときの友人から『これまでの声優の仕事のなかで一番良かった』と言われました」と喜びつつ、「大人になると順番を変えられなくなる」というセリフが印象に残っているそうで「この作品のキーとなる言葉でもあるので、このセリフを言えてうれしかったです」としみじみ。その言葉に新海監督は「(小栗が)すげーカッコいいなと思った。同じセリフでも小栗さんが言うと違う響きかたになるんです」と絶賛。

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醍醐は「大丈夫だ!」という自身の役のセリフをあげ、「いろんな意味を込めての“大丈夫だ”だという言葉なので」と感慨深げ。新海監督も「声が枯れるまでやってもらった。本当に醍醐くんにやってもらって良かったと思いました」と称えていた。

関東地区が梅雨明けとなったこの日、夏本番を迎え、「もし、夏休みがあったらやりたいことは?」という質問に、監督は「次に映画のことを考えたい。早く作らないと3年後に観てもらえなくなるから。でも。まだ何もやっていません・・・」と次回作に期待を持たせると、会場から大きな拍手が送られた。

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同じ質問に、森が「地元の大分に帰って、川遊びとかやりたいです」と答えると、本田は「実はもう早めの夏休みを取ってしまって、屋久島に行っていきました。昨日は冷やし中華も食べたし、もう満足です」と早くも夏を満喫した様子。

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イベントでは、大ヒット作品を生み出した新海監督について、キャストたちがフリップでどんな人かを発表することに。醍醐は「超マイナスイオン系お父さん」、本田は「軽やか」と表し、森は「ドS!」と。森は「自分の役じゃない役をやって○○さんの相手して」っていきなり言ってくるです。でも楽しかった。それを(言われるのを)待っている私はドMでしょうか?」と言って会場を沸かす場面も。

小栗は監督のビデオコンテの完成度に舌を巻き、「僕らに渡されるビデオコンテは監督が声を入れているんですが、ほぼ出来上がっているんです。監督が声優やればいいのに! 俺よりもずっと上手い!(笑)」と明かし、新海監督の才能の豊かさに言及。それでも監督は「先日、小栗くんと一緒に飲んで初めて知ったんですが、サラリと吹替えをやっていると思っていたら、現場に来るまで何度も練習していたそうなんです。それを聞いて本当に感激しました」と、感心しきりだった。

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映画『天気の子』
原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:醍醐虎汰朗、森七菜
本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬
音楽:RADWIMPS
製作:「天気の子」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
公式サイト:https://www.tenkinoko.com/

全国448スクリーンで大ヒット公開中