Open Close

長渕剛に「剛コール」止まらず! 「早くみんなに会いたかった!」と笑顔! 映画『太陽の家』公開記念舞台挨拶

DSC_3268

映画『太陽の家』の公開記念舞台挨拶が、1月18日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、主演の長渕剛をはじめ、飯島直子、山口まゆ、潤浩、瑛太(2020年より永山瑛太へ改名)、広末涼子と、権野元監督が登壇した。

本作は強面だが人情味の厚い大工の棟梁・川崎信吾と、シングルマザーの芽衣との交流から家族との繋がりを描き出す。信吾役を長渕、芽衣役を広末、信吾の妻・美沙希役を飯島、信吾の娘・柑奈役を山口、信吾の一番弟子・河井高史役を瑛太が演じる。

DSC_3146

DSC_3167

DSC_3219

昨年12月末に行われた完成披露舞台挨拶では急性腎盂炎のため急きょ欠席した長渕。今回は完全復帰となり、登場前から会場は長渕の登場を今か今かと待ちわびるファンの熱気で溢れていた。そして、スタッフから「本日、長渕さん、元気にいらっしゃっています」と告げられると、観客は大興奮となり「剛!“剛!」と“剛コール”が会場に響き渡る。熱い声援のなか、サングラス姿の長渕が登場すると、「お帰り~!」という声に。長渕は照れながらも「コンサート会場じゃないんだから、少しは考えろよ!」と笑顔を見せ、「みなさんに心配をかけたけど全快しました。みんなと会いたかったんで、本当に嬉しいです」挨拶。長渕の復帰に惜しみない拍手が送られた。

DSC_3179

長渕愛を目の当たりにした共演者たちも驚きつつも、長渕の復帰を祝福。妻役の飯島らが「お帰りなさい」と喜びを表し、瑛太は「舞台袖で待っている時、剛コールを聞いて、自分がまるで長渕剛になったような気分で登壇できて、幸せです」と言って笑いを誘った。

DSC_3234

長渕は「愛に満ちていて幸せだった」と撮影現場を振り返り、「それからプロモーションを1年近くやって、寝ても覚めても『太陽の家』でした。今日を迎えられて幸せ。共演者と監督と今日またお会いでき、これから本当に動いて行くんだなと感じています」と感慨深げ。

DSC_3201

DSC_3255

DSC_3228

長渕との共演に「台本を読んでいるときからドキドキしていた」と話す瑛太は、「クランクインの日に、ご挨拶をしたら『メシ食いに行こう!』と蕎麦を食べに連れて行ってくれて、『この現場は気持ちで思いっきりぶつかっていけるから』と教えてくださって。本当に優しい方」とエピソードを披露。そんな瑛太を長渕は「迫真の演技を見せてくれる。熱心な男なので侃々諤々としながら演じることができた」と称え、「(瑛太は)ロマンチックな男でねぇ。『剛さんのために買ってきました』と1エーカーの月の土地の証明書を持ってきてくれたんです。嬉しかったなぁ。お月様を見ると、俺の土地があるんだなあと思う。いつか一緒に月に行こうかと思う」と嬉しそうに瑛太を見やった。

DSC_3185

DSC_3190

子役の潤浩くんの演技も注目が集まるが、長渕は「潤浩くんとはよく遊んだね。途中から芝居も何も関係なくなって、こっちが集中しているときでも『ねえねえ長渕さん』と話しかけてくる(笑)」と笑いながらも、「でも、しゃくに触るくらい演技が上手い。『そこで泣けよ』と言ったら『僕は本番だけだから』と返されたんですよ」と、潤浩くんのプロぶりに舌を巻いていた。

DSC_3203

DSC_3212

ほかの登壇者たちも長渕との共演を喜び、彼から受けた刺激を吐露。静かに耳を傾けていた長渕は「自分が昔映画を撮っていたころはかなり保守的だったけど、、今回はいい意味でだいぶ変わっていた」とし、「今回、現場には総勢60名くらいのスタッフがいましたが、優しさに溢れた愛がある現場でした。それぞれのスタンスで、『俺たちはこういうものを作るんだ』という意識をみんな持っていた。クランクアップの時は、本当にみんなと離れたくなくなかった」としみじみ。そこでできたのが主題歌『Orange』だったという。「こんな出会いをもらったんだから、みんなにラブレターを書こうと思って」と説明する。

最後に長渕が「みんなで一緒に走って作り上げました。この時代にどうこの映画が映るか・・・、たくさんの人に観てもらいたいです」とアピールし、舞台挨拶を締めくくる。登壇者が退場となると、花束やプレゼントを渡しに駆け寄ったファンに優しく微笑み返した長渕。会場は最後まで“剛コール”が鳴り止まなかった。

DSC_3297

DSC_3278

taiyo_honposter_R

【物語】
神技的な腕を持つ大工の棟梁・川崎信吾(長渕剛)。普段は強面風な川崎は、やんちゃで人情味の厚い男。そんな川崎が現場で木と向き合えば、職人気質なオーラを放つ。年頃の娘としっかり者の女房と幸せに暮らす川崎だが、そこは男!好みの女性には少々弱い。いつものように弟子の入江たちと現場で仕事に励んでいるところに川崎が無視できない保険会社の営業ウーマンが通りかかる。彼女の名前は池田芽衣。独身だと思っていた芽衣には、息子が一人。シングルマザーだった。父親を知らずに育った少年・龍生が気になる川崎。俺が男にしてやる!とばかりに、川崎の血が騒ぐ。半ば強引な川崎になかなか懐かない龍生だったが、徐々に男同士の触れ合いができるまで心を開いていく。そんな折、川崎はこの親子に家を作ろうと思い立つのだが、そんな父親の様子にどうも納得がいかない、娘と妻と弟子たち。しかし周りの不穏な空気も気にせず、家づくりに没頭する川崎の前に、突如龍生の父と名乗る男が現れて・・・。

出演:長渕 剛 / 飯島直子 山口まゆ 潤浩 /柄本 明 上田晋也(友情出演)/ 瑛太 広末涼子
監督:権野 元
脚本:江良 至
主題歌:長渕 剛「Orange」
製作:喜本孝
プロデューサー:遠藤茂行、飛田野和彦
制作:楽映舎
配給:REGENTS
Ⓒ2019映画「太陽の家」製作委員会
公式サイト:http://taiyonoie-movie.jp/
公式Twitter:@TaiyounoieM

TOHOシネマズ 日比谷他 絶賛公開中