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三浦透子「観る人の心を動かす作品!」、清水尋也は「映像技術にも注目して」とアピール! 映画『スパゲティコード・ラブ』公開記念舞台挨拶

エモーショナルな映像×リアルな心情で描く、共感度最高の最新鋭映画
SPAGHETTI CODE LOVE
スパゲティコード・ラブ

東京を舞台にした13人の群像劇
「登場人物の姿が現実と地続き」、「明日も大丈夫だと思える」
キャスト・監督が語る作品の魅力とは?

1126公開記念舞台挨拶

MONDO GROSSO「ラビリンス[Vocal:満島ひかり]」のMVで注目を浴び、数々のトップアーティストのMVや、ナショナルブランドの広告を手がける映像クリエイター・丸山健志の初長編映画『スパゲティコード・ラブ』が11/26よりホワイトシネクイントほか全国公開中。

アーバンでスタイリッシュな映像美を特徴とする丸山健志が、今を生きる私たちを肯定する物語を創り上げた。フードデリバリー配達員、シンガーソングライター、広告クリエイター、カメラマン……東京でもがく13人の若者たちの日常を追った群像劇。「スパゲティコード」(解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードの意)のようにこんがらがった彼らのドラマは複雑に絡み合い、やがて思いもよらぬエンディングへと辿り着く――。

倉悠貴、三浦透子、清水尋也、八木莉可子、青木柚、ゆりやんレトリィバァ、土村芳らフレッシュで多彩なキャストを通じて映し出されるのは、まるで私たちの鏡像。観る者は、それぞれの苦悩を抱えながら、愛を模索し必死に生きる13人の誰かに感情移入し、物語を体験する。誰かと繋がりたくて、夢を諦められなくて、この街のどこかに居場所を探している。エモーショナルな映像×リアルな心情が観る者の共感を増幅する共感度最高の最新鋭映画が誕生した。

1126三浦さん

東京でもがく13人の若者たちの日常を追った群像劇映画『スパゲティコード・ラブ』の公開記念舞台挨拶が11月27日に都内で行われ、三浦透子、清水尋也、八木莉可子、青木柚、土村芳、そして丸山健志監督が登壇した。

1126清水さん

完成した作品に三浦は「こだわられた画作りと、なまっぽさ・リアリティを感じるセリフがあって、その緩急がすごい。観る人の心を動かす作品だと思います」とアピール。清水も「ストーリーの面白さはもちろん、丸山監督ならではの撮影で、普段見ることがない角度で撮られた自分の画があったりして、新鮮な気持ちで観ることができました。登場人物が切り替わるギミックなど、映像技術にも注目して頂きたいです」と絶賛。土村は「観終わった後に映画の登場人物たちのように、明日も大丈夫だと思えるのが魅力的」、八木は「先入観を持たずにまっさらな状態で観てもらってもお楽しみ頂けます」とおススメ。

1126土村さん

青木は「13人の群像劇だけれど、それぞれに個性がある。一人ひとりがもがく姿が、僕たちの生きる現実と地続きで描かれている点がすごく好きです」と話した。13人の登場人物をテンポよく捌く映像も見事だが、丸山監督は「13人のキャストたちの均等なバランスを意識しました。13人の悩みは本質的に似ているところがあり、いくつかの部分で繋がりを感じさせるような編集を意識した」と演出意図を説明した。また、昨日公開し既にSNSに投稿されている感想を見て監督は「『おしゃれだけじゃなく、心を抉られる内容だった』という感想を頂き、本当に嬉しいです。もがきながら生きる若者を描きましたが、そのもがきも肯定して、観る人の背中を押すきっかけになれたらと思います」とも語った。

1126青木さん

この日は登場人物13人のうち5人が登壇。しかし映画の内容が登場人物それぞれのエピソードで繋ぐ群像劇ゆえに、三浦は「撮影でお会いした人が少なく、この舞台挨拶で初めましての方が多い。楽屋では『別の作品で共演しましたよね』という話題で会話を繋ぎました」と珍しい状況に微笑。そんな三浦との共演に清水は「久々の共演でしたが、距離感を感じさせないリラックスした関係性で撮影に臨めました。先輩の胸を借りる思いでした」と感謝した。

1126八木さん

1126丸山監督

八木は役柄を振り返り「感情の起伏の激しい女の子で、机に飛び乗るシーンは印象的。普段そんなことをすることはないので、楽しみながらやりました」と嬉しそう。青木は梅雨明けの屋上での撮影を回想し「屋上なので日差しから守ってくれるものが何もない。それに加えて室外機の空気も熱くて、『暑い!暑い!』と言いながらやりました」と真夏ならでは撮影の苦労を伺わせた。
最後に丸山監督は「撮影時に苦労はなく、スムーズ過ぎたくらい。キャスティングの段階で安心できました」と俳優陣に全幅の信頼を寄せて「作品を観終わった後に歩く渋谷の景色が少しでも彩られていたら嬉しい。映画のマジックで日常が彩ることができたら」と期待を込めていた。

映画『スパゲティコード・ラブ』ポスタービジュアル

【STORY】
フードデリバリー配達員の羽田天(倉悠貴)は、大好きなアイドルへの想いに区切りをつけるため、1000 回配達を目指し走っている。シンガーソングライターの夢を諦めた桜庭心(三浦透子)は苦手な友達とダラダラと過ごしている。大森慎吾(清水尋也)は定住しないノマド生活で、Facebook の友達が 5000人を超える。広告クリエイターの黒須凛(八木莉可子)は天才と称されるプレッシャーと周囲との距離に苦しんでいる。コミュ力だけで渡ってきたカメラマンの日室翼(古畑新之)は、越えられない壁を自覚している。高校生の赤羽圭(青木柚)と彼が片思いをしている千葉桜(xiangyu)は噛み合わない会話を続けている。モデルの綾瀬夏美(香川沙耶)は、実は仕事よりパパ活の方が忙しくなってきた。不登校の高校生・小川花(上大迫祐希)はインスタで嘘のリア充投稿に明け暮れている。中学生の宍戸一樹(三谷麟太郎)は毎日コンビニのイートインで時間をつぶしている。失恋のショックで引きこもりになった渋谷桃子(佐藤睦)は、復縁を願い電話占いにハマっている。桃子の隣人で同じく引きこもりの目黒梅子(ゆりやんレトリィバァ)は、隣から聞こえる桃子の独り言を聞いている。カフェで働く剣持雫(土村芳)は、恋人に尽くすことだけが生きがいだ。現在を生きるリアルな登場人物たちが愛を模索し東京を彷徨う。恋人同士、元カレ・元カノ、すれ違った他人・・・彼らの行動が複雑に連鎖し、思いもよらぬエンディングに向かっていく。

出演:倉悠貴 三浦透子 清水尋也 八木莉可子/古畑新之 青木柚 xiangyu 香川沙耶/上大迫祐希 三谷麟太郎 佐藤睦/ゆりやんレトリィバァ 土村芳
監督:丸山健志 脚本:蛭田直美 撮影:神戸千木
主題歌:「Never」三浦透子(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
音楽:オーディオフォース
製作:All Of Creation
制作プロダクション:PYRAMID FILM
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ (c)『スパゲティコード・ラブ』製作委員会
2021年/日本映画/96分/5.1ch

公式サイト:https://happinet-phantom.com/spaghetticodelove/
公式Twitter:@SCL_movie
公式Instagram:SpaghettiCodeLove

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