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映画『ピンクとグレー』釜山に“ピンク”色の声援!第20回 釜山国際映画祭で中島裕翔、菅田将暉、行定勲監督登壇の舞台挨拶・記者会見実施!!

2016年1月9日(土)公開予定、芸能界の嘘とリアルを現役アイドル加藤シゲアキ(NEWS)が描いた問題作を、初主演・中島裕翔を迎え、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した『ピンクとグレー』。主人公で大人気スターでありながら突如謎の死を遂げる白木蓮吾役に中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、その親友であり蓮吾の死の真実を追う河田大貴役には今もっとも旬で抜群の在感を放つ菅田将暉が務める。

第20回釜山国際映画祭 A Window on Asian Cinema部門において正式出品した本作。この度、同映画祭において10月2日(金)<13:00~>に本編の公式上映、その後実施されたQ&A舞台挨拶と海辺での記者会見に主演の中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、菅田将暉、そして行定勲監督が登壇しました。

【舞台挨拶】
ソヒャンセンタムシティにて公式上映終了後に行われた舞台挨拶には、世界中から詰めかけた約700人の観客が集まった会場に中島、菅田、そして行定監督が姿を現すと、会場からは女性の“黄色い”ならぬ“ピンク色”の歓声が沸き起こり、大きな拍手と共に迎えられました。この日、グレー色のスーツを恰好良く着こなした中島と、パープル色のスーツにピンク色の髪色の菅田は、まさに映画タイトルであるピンクとグレー姿でお客さんを魅了しました。

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菅田将暉

 

釜山入りする前にHey! Say! JUMPのメンバーである山田涼介から韓国語を教えてもらったという中島は、韓国語で挨拶、また菅田も続けて韓国語を披露すると、観客からは驚きの声とともに歓声が上がりました。質疑応答では、次々と手が挙がり、作品への注目度が伺えました。最後に、中島は「皆さんに、こうして観てもらえるというのは光栄です。僕の初主演映画をこのように多くの人に支えられて、釜山の皆さんに観てもらえたことは貴重な経験になりました!」と語り、菅田は、「うちの裕翔をよろしくお願いします!」と中島をアピールし、会場からは日本語で「かっこいい」という声援と共に温かい拍手が起こりました。

<一言挨拶>
中島:こんにちは。初めまして。日本から来ました。中島裕翔です。(韓国語)

菅田:皆さんとあえて、嬉しいです。よろしくお願いします。(韓国語)

ーー激しいベッドシーンがありましたが、撮影時はどうでしたか?
中島:激しい場面でしたね。(笑)大変でした。(自分の唇に)リップグロスがとても塗ってあったので、(相手役の夏帆さんの唇が)べったべたになってしまいました。

ーー原作は加藤シゲアキさんが書かれた小説と聞きました。加藤さんの感想はどうでしたか?
中島:(本編を)観終わった後、トイレに行ったら、偶然加藤さんがいて、これはチャンスだと思って加藤さんに「どうでしたか?」と聞いてみたんです。そうしたら加藤さんが「分かりやすくなってるよね。」と、その一言だけ言ってくれました。

行定監督:特に聞いていません。

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行定勲監督

 

ーー原作者の加藤シゲアキさんは事務所の先輩でもありますが、プレッシャーはありましたか?
中島:原作は読んでいたのですが、先輩のデビュー作である小説の映画化であり、また僕にとっても初出演映画だったので緊張しました。撮影中盤にさしかかった頃、加藤くんがお弁当の差し入れをしてくれたことがあったんです。その時、僕が「この役、難しくてどうすればいいでしょう?」と加藤君に相談したら、「実際に悩んでいるのがスクリーンにでるからそのままでいいんじゃない。」と言ってくれました。

ーー白木蓮吾(ごっち/中島)は遺書を6枚書いて、自殺現場の第一発見者である彼の親友の河田大貴(りばちゃん/菅田)に遺書の1つを選ばせるシーンがあると思います。演出では、どうしてあの遺言を選んだのですか?
行定監督:原作に6通の遺言が出てきます。僕自身も考えたのですが、おそらくその中から選び出したものを彼は他の道があったのに、あえて、これを選んだのは、それは自分が自分を追い込んだ結果になったというのが重要。人が自分で道を選んで受難がくるというのは、成長では当たり前なことだと思うんです。
この映画ではあえて、強調して友人が試練をあたえるという事を描いています。人生はそういうものだと思うんです。

<最後の一言>
中島:ありがとうございます。皆さんに、こうして観てもらえるというのは光栄です。僕の初主演映画をこのように多くの人に支えられて、釜山の皆さんに観てもらえたことは貴重な経験になりました!カムサ・ハムニダ。(韓国語:ありがとう)

菅田:うちの裕翔をよろしくお願いします!かっこーいい!

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行定監督:本作を気に入ってくださっていたら、是非、応援してください!

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【会見】
Q&A終了後、一行はヘウンデビーチへ移動。壮大な海をバックに、海外の記者も含め、100名程の報道陣が詰めかけました。3人はステージにあがり、釜山国際映画祭名物の海辺でのトークイベントに参加しました。

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<一言挨拶>
中島:僕の初出演の映画がこの『ピンクとグレー』で本当によかった。もちろん、僕に断る権利はないですが、監督が行定勲監督で、共演の俳優の皆さんも、今をときめく方ばかり。本当に、『ピンクとグレー』に出演出来て良かったです。

行定監督:青春映画を撮る機会がないと思ったけど、この2人に決まったら、すごくポテンシャルが高い。演技の中の自由を勝ち取っていく姿に日本映画の誇りを感じて、自分の背中を押されたような気持ちになった。自分の中で手ごたえのある作品になりました。

<行定監督からみた2人のそれぞれの長所>
中島に対して:中島くんはすごく色々なチャレンジをしました。ベッドシーンや(観客から「きゃー」と黄色い悲鳴が)、暴力シーン。撮影を通じて思ったのは、中島は心の弱い部分と、アイドルらしく決めの聴いた歌のシーンなど、非常になんでもできる人。全てが様になっている。前半と後半では全く違う映画なので、楽しみにして欲しいです。

菅田に対して:今回はピンクの髪型してるが、奇抜でありながら繊細。今の日本映画界で、彼を必要としている作品はとても多い。逸材。僕が昔撮った『GO』に出ている窪塚洋介を彷彿とさせるくらい、フレームからはみ出る芝居でありながら、どこか繊細。

総合して:2人を合わせるのが本当に大変で。テイク1がいいのが、菅田。テイク10がいいのが、裕翔。本当に非常に難しいです。合わせるのが。(笑)お疲れ様でした。(笑)

<中島、菅田へ:それぞれ相手に対して嫉妬することは?>
中島:全部ですよね。自分でテーマにしてたのはできるだけ自然に、という事を意識していました。今までドラマとかで、自分の中でチャレンジやテーマを意識したことがなかったんです。でも、菅田くんは毎回毎回、監督を驚かせにいくんですよこの人。ワンテイクごとに違う演技をしてくるんです。そういうところなんです(笑)。毎回違う柔軟さですよね。

菅田:ダメ?(笑)

中島:ダメじゃないよ。(笑)

菅田:(中島とは)公私ともに仲良くさせてもらっています。素敵なのは、愛嬌かな。品がある。ただ可愛い人は沢山いますが、チャーミングなだけではなく、品があって高級食材みたいな感じ。(笑)クリエイティブ意識を刺激されます。いろいろさせたくなる魅力が彼にはあると思います。だから行定さんも彼に色々させたんだと思います。

<去り際に>
観客から「愛嬌みせてー」と声をかけられた中島はその歓声に応えて、観客に向けて投げキッスを披露、会場からは大きな歓声があがりました。すると、照れて後ろを向いてしまった中島に対し「もう1回!もう1回!」とアンコールのおねだりが止まず、照れながらも2回目の投げキッスをサービス。さらに、中島からのリクエストに応えて菅田も投げキッスをサービスしました。両者ともに照れながらもサービス精神旺盛なその姿に、現地のファンからの”ピンク色“の歓声は止むことがありませんでした。

 

主演:中島裕翔 × 原作:加藤シゲアキ × 監督:行定勲
幕開けから62分後の衝撃!
ピンクからグレーに世界が変わる゛ある仕掛け″に、あなたは心奪われる―。

『ピンクとグレー』

【STORY】
大人気スター俳優・白木蓮吾が、突然、死んだ。
第一発見者は幼い頃からの親友・河田大貴。
蓮吾に何が起きたのか?
動揺する大貴は、6通の遺書を手にする。
遺書に導かれ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表した大貴は、一躍時の人となり、憧れていたスターの地位を手に入れる。
初めてのキャッチボール、バンドを組んで歌ったこと、幼馴染のサリーをとりあった初恋・・・。いつも一緒で、いつも蓮吾が一歩先を進んでいた―。輝かしい青春の思い出と、蓮吾を失った喪失感にもがきながらも、その死によって与えられた偽りの名声に苦しむ大貴は、次第に自分を見失っていく。
なぜ、蓮吾は死を選んだのか?なにが、誰が、彼を追い詰めたのか?
蓮吾の影を追い続ける大貴がたどり着いた“蓮吾の死の真実”とは―。

出演:中島裕翔 菅田将暉 夏帆 岸井ゆきの 宮崎美子/柳楽優弥
監督:行定勲
脚本:蓬莱竜太・行定勲
原作:加藤シゲアキ「ピンクとグレー」(角川文庫)
音楽:半野善弘
主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION
製作:「ピンクとグレー」製作委員会
配給:アスミック・エース
(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会
http://pinktogray.com
公式Facebook: :pinktogray
公式Twitter:@@pinktograymovie

2016年1月9日(土)全国ロードショー