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Snow Man岩本照「まだ仕上がってなくてスミマシェーン!」向井康ニは商店街でお尻見られた!? 爆笑、爆笑の映画『おそ松さん』未完成報告会

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映画『おそ松さん』未完成報告会が、3月9日、ザ・プリンスパークタワー東京にて行われ、主演のSnow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平、ラウール、向井康ニ、目黒蓮)をはじめ、共演の髙橋ひかる、前川泰之、桜田ひよりが登壇した。

本作は赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作にしたTVアニメ「おそ松さん」を実写映画化。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家6つ子を主人公が、勝ち組人生を送るため御曹司バトルロイヤルを展開していく、アクション、頭脳戦、ロマンスと何でもありの予測不可能で奇想天外な物語。

Snow Manを主演に、おそ松役を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウール、今回オリジナルキャラクターとなるエンドを渡辺翔太、クローズを阿部亮平、ピリオドを宮舘涼太が演じる! さらにヒロインのトト子を髙橋ひかる、日本中に愛されるキザ男・イヤミを前川泰之、おでんへの愛は誰にも負けないチビ太を桜田ひよりが務め、濱田マリ、光石研、栗原類ほか、個性豊かなキャストたちが顔を揃えた。また、本作の主題歌「ブラザービート」はSnow Manが担当。映画の世界観と重なったパーティーロック風な楽しい楽曲となっている。

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3月25日(金)に公開する本作だが、公開を二週間後に控えながら、なんと本編はまだ制作中・・・ということで、この日は本編が完成していないことを報告する「未完成報告会」となった。

金屏風の前でフォーマルな衣装に身を包んで登場したキャスト陣も、まだ本作を観ることができていないが、映画プロデューサーから「熱いアピール、よろしくお願いします。うまくやっといてください。ごめんね」という、なんとも人任せな手紙が届き、キャストたちは今の心境や撮影エピソードを語った。

向井は「アニメを実写化にするにあたって、Snow Manやったらできるんや!っていう自信もありつつ、僕らで大丈夫かな?という不安もありました。でも、楽しさの方が勝っていましたね」と、充実した撮影期間をうかがわせる。

目黒は「(Snow Manの)メンバーと、豪華なキャストの皆さんたちと一緒だったからできたのかなと思います。皆さんに完成した作品を観ていただける日を楽しみにしています」と自信をのぞかせつつ、映画の完成を心待ちにしていることを吐露。自身の撮影は実際のホストクラブでホストになり切って撮影に臨んだというが、「本物の高いお酒が何個も置いてあって、これ割ったら終わる・・・と思ってヒヤヒヤしながらやっていました(笑)」と楽しそうに笑った。

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前川は「この映画に出て、中二の娘からパパの株が上がりました!」と出演を喜び、映画に入る前に付け歯をして話す練習をしていたそうだ。

また、映画のお勧めシーンを聞かれると、向井は「僕はめっちゃ人がいる商店街でジーパンを下ろしまして・・・。たぶん何人かに僕のおしりを見られました(笑)」と明かし、「体を張って僕なりの”おそ松ワールド”を表現したので、そこが見どころの1つだと思います」と胸を張る。

岩本は「僕はピリオドとのシーンが多かったのですが、アクションシーンがけっこうあって、(アクションが)凄すぎて、僕たちだけ違う映画を撮っているのかな?という気持ちになりましたね。ト書きに『もみ合う二人』とだけ書いてあって5~6時間の撮影でしたから」と苦笑いし、ハードな撮影を振り返る。「ボクシングのシーンは『俺ってわかります?』というところがあるので、確認してほしい」と続けた。

さらに、絶賛制作中のためこの日に登壇できなかった英監督から登壇者たちにメッセージも到着!

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坊主頭にメイクをした桜田には「もう(頭に)毛があると物足りないです(笑)」と桜田の”チビ太”がすっかりお気に入りの様子。そして、「高橋さんはとても可愛くてざっくりしている人」と。宮舘には「誰が見ても舘様」、阿部には「関西弁を喋る気がなかったよね」と。その言葉に阿部は「『エセ関西弁のほうがよくない?』と、監督と相談して決めたんですよ」と弁解も。渡辺には「『監督の指示通りにやります』と言いながら、ふざけてたよね」と明かす。渡辺は「最初はあまり芝居が好きなほうじゃなかったんですが、だんだん楽しくなって・・・」と言い訳し、「今はお芝居が好きになりました。監督のおかげです」と芝居の魅力に目覚め、気づかせてくれた監督に感謝。

ラウールには「めっちゃ素直でとっても笑う子」と印象を伝えると、「僕、ゲラなんです」とつい笑ってしまうクセを明かしたラウール。「何回も笑ってしまって(撮影を)ストップさせてしまいました」と申し訳なさそうに頭を下げ、「でも渡辺くんが悪いんです!」と劇中での出来事をちょっぴり披露(?)。

佐久間には「パッと雰囲気を作ってくれる感じがいい。でも、僕はピリッとしているとき(の作間くん)の方が好きです」と。深澤には「適当なことを話している親戚みたい」とたとえ、会場を湧かすと「実はしっかりやっている」と監督。佐久間が「フレンドリーっていうことだよね」と笑顔でフォローしていた。

目黒は「変わった時にウケる。ちょっと遅れてウケている。ちょっと考えてから答える。でも、自分は楽しそうにやっていて、かわいいなと」と言われ、目黒自身も「そうかもしれない・・・」と自分の行動に納得していた。岩本には「一歩引いてみているところがあって、そのギャップがカッコいい」と。岩本は少し照れながらも「いつも監督が笑ってくれるから、いいチームワークになって現場が和んでいました」とほほ笑んだ。

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最後に岩本が「監督、たくさんのスタッフの方、みんなが本当に愛をもって『おそ松さん』のリスペクトの意味を込めながら、楽しんで撮影させてもらいました。それをぜひ劇場で皆さんに味わってほしいです。細かい事は気にしないで笑って楽しめる作品になっています。ただ、まだ仕上がってなくてスイマシェーーーンでした!」とメッセージを送り会見を締めくくった。

<ストーリー>
松野家の6つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじるクズで童貞のクソニート。足を引っ張り合いながらも仲良くひとつ屋根の下で暮らしている。ある日、長男のおそ松は、ひょんなことからある老紳士(時価総額数十兆円の大企業アプリコッツのCEO!)と出会う。事故で亡くした息子と瓜二つのおそ松を養子にしたいという突拍子もない話が進む。抜け駆けが許せない5人の弟たち。自分が養子にもらわれたいと他を蹴落とす骨肉の争いが勃発。そんな彼らの前に超重要そうな雰囲気を醸し出す黒ずくめの3人が現れ、物語は思いもよらぬ方向へと進んでいく。果たして、養子に選ばれ勝ち組の人生を送るのは誰なのか―

映画『おそ松さん』
■原作:赤塚不二夫「おそ松くん」
■監督:英勉
■脚本:土屋亮一
■音楽:橋本由香利
■主題歌:Snow Man「ブラザービート」(MENT RECORDING)
■制作:シネバザール/はちのじ
■配給:東宝
■公開日:2022年3月25日(金)
■コピーライト:©映画「おそ松さん」製作委員会2022
■公式サイト:https://osomatsusan-movie.jp/
■公式Twitter:osomatsusan_SN

2022年3月25日(金)より東宝系にて公開!