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綾野剛、「この映画は日本で一番ヤバい映画」と宣言! 映画『日本で一番悪い奴ら』大ヒット記念イベント

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映画『日本で一番悪い奴ら』大ヒット記念イベントが、7月9日、東京・丸の内TOEIにて行われ、主演を務めた綾野剛と白石和彌監督が舞台挨拶に登壇した。

6月22日~7月9日までNYにて開催されたニューヨーク・アジア映画祭で海外での活躍が期待されるライジング・スター賞を見事受賞した綾野剛。客席後方から登場すると、観客全員がスタンディングオーベーションで祝福。フラワーシャワーを浴びながら舞台に上がり、ガッツポーズ!

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さらに、共演者の矢吹春奈と瀧内公美が花束を持って応援に駆けつけると、「日悪(『日本で一番悪い奴ら』)史上初の豪華な舞台挨拶です!」と満面の笑みを浮かべた。

メジャーデビュー作『凶悪』で日本映画賞を総なめにした白石和彌監督の最新作『日本で一番悪い奴ら』。日本警察史上最大の不祥事と呼ばれる“稲葉事件”をモチーフに、“S”と呼ばれる裏社会のスパイを率いて、あらゆる悪事に手を染めた北海道警刑事・諸星要一の壮絶な26年を描く。

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NYアジア映画祭ではオープニング作品として上映され、「観客の反応に感動した」と振り返る、白石監督と綾野。
「NYの街はもちろん、映画祭でもパワーをもらった。なんか、凄かったです」と綾野。白石監督も「悪い事って、世界のどこに行っても通じるんだなと。観終わったあと、日本にこんな悪い奴らがいるのか!と囲まれて…。ニューヨークには悪い警察がいっぱいいるので、是非ニューヨークのコップに観てもらいたいと言われました(笑)」と報告し、綾野は「そんなステキな体験ができたのも、この作品と(本作を)観てくださった皆さんのおかげです。感謝申し上げます」と改めてお礼の言葉を送った。

「15年目を迎える節目の年に初めて日本映画がオープニングに選ばれたことは凄く光栄でした」と語る白石監督。「綾野剛が、”GO AYANO”になって、本当にこれから世界に羽ばたいていく役者になるんだろうな、早くこっちでも仕事してくれと、現地の人たちも言っていました」と、綾野を称える。

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海外の観客と一緒に映画を鑑賞した綾野は「こんなところで笑うの?という感じで、会場がずっと爆笑して。でも、シャブを打つシーンは笑えなくなっていて、国は違っても同じ感覚なのかなと思いました」と語り、特に反応があったのは、綾野演じる諸星とヤクザの幹部・黒岩を演じた中村獅童との出会いのシーン。大量に食べる「サメエキス」のシーンについて白石監督は「サメエキスは本当にマズイので、スタッフにサメエキスの中身をラムネに変えてもらって撮影しようと準備して綾野さんに提案したんですが、『本物がいいです』と。綾野さん、そこ役者魂発揮するところじゃないですから!って思いましたが、あのシーンは本物のサメエキスで撮影したんです」と綾野剛こだわりのエピソードを披露。「何回もテイクを重ね、さらにテイクを重ねるごとに獅童さんが量を増して渡してくるんです。本当にまずくて、本当に吐きました」と撮影の裏話を語り、会場を沸かせた。

NY滞在中、空き時間には白石監督らとともに本場、ブロードウェイの舞台「レ・ミゼラブル」を鑑賞したそうで、「全ての英語を理解できなくても、さすが本場の舞台、楽しめました。」と振り返り笑顔をみせる。

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公開から2週間経ち、周りの反応も上々! 綾野を白石監督に紹介したのはリリー・フランキーだという。綾野は「『剛、良くやった! この作品最高だ!』と、『凶悪』の先輩からお褒めの言葉をいただきました」と『凶悪』の先輩からお褒めの言葉をいただきました」と感無量の面持ち。

最後に綾野は「こういう作品がきちんと上映でき、いろいろなお客様に観ていただけて非常に嬉しいです。そして、この映画がエンターテインメントの底上げになれば。また、白石監督と次回作を撮る際には“新たな代表作”といえる作品を作っていきます!」と白石監督との再タッグを熱望。
「この映画は綾野さんにとって日本で一番“○○”な作品ですか?」と尋ねられると、「日本で一番ヤバい映画です!」と言うと会場は拍手喝采! そんな観客に対し「お客様も悪い!」と言って大盛り上がりのままイベントを終了した。

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<ストーリー>
日本警察史上最大の不祥事。奴らはいったい何をしたのか!?
大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、“S”(“エス”=スパイ)をつくれ。」というものであった。村井に言われた通り裏社会の“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。

映画『日本で一番悪い奴ら』
出演:綾野剛 ・ YOUNG DAIS 植野行雄(デニス) ピエール瀧 ・ 中村獅童
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
配給:東映・日活
(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
twitter:@nichiwaru #日悪
facebook:https://www.facebook.com/nichiwaru/
公式サイト:http://www.nichiwaru.com/

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