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広瀬すず、25歳バースデーサプライズに感激!「20代半ばでしか演じられない役をやってみたい」と意欲も! 映画『水は海に向かって流れる』公開記念舞台挨拶

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映画『水は海に向かって流れる』の公開記念舞台挨拶が、6月10日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の広瀬すずをはじめ、共演の大西利空、戸塚純貴、當真あみと、前田哲監督が登壇した。

「子供はわかってあげない」で漫画賞を総ナメにした田島列島の傑作漫画「水は海に向かって流れる」を実写映画化した本作は、26歳のOL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描く。
過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗を広瀬すず、榊さんに淡い想いを寄せる高校生・直達を大西利空、直達の叔父・茂道(通称:ミゲシチ先生)を高良健吾、シェアハウスのムードーメーカーとも言える女装の占い師・泉谷に戸塚純貴、直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心を燃やす同級生で泉谷の妹・楓を當真あみ。さらには、勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが会話劇を盛り上げる。監督は、『そして、バトンは渡された』の前田哲。主題歌はスピッツが担当し、本作のために書き下ろされた新曲「ときめき partl」が、登場人物たちの心情に寄り添う。

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この日は本作のタイトルに合わせ、”水色”と取り入れた衣装で登場したキャスト&監督。冒頭で広瀬が「ちょっと言っちゃっていいですか? 監督が前日にこのことを聞いて、急きょ帽子をマジックでブルーに塗られたみたいなんです(笑)」と前田監督のお茶目な一面を暴露し、映画さながらにシェアハウスメンバーが揃う和やかな雰囲気でイベントがスタートした。

また、本作の公開を受け、「本当に幸せなことなんですが、ここに立つまで実感がなかった。(キャストの)みんなと一緒に立って、公開したんだなと感じることができました」と感慨深げな広瀬。

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早くも多くの反響を受けているようだが、広瀬が「人それぞれで感想が違う。激しいことは起こらない人間ドラマなんですが、『複雑な気持ちになる』と」という方がいれば、『清々しい気持ちになる』という方もいて、受け取り方が違うので、これからの感想も気になります」と語ると、大西は「完成披露試写会の時に友達が観てくれたんですが、『また観にいきたい』と言ってくれて。男子高校生やいろんな層の方に楽しんでいただける作品になったんだなと思って嬉しかったです」と笑顔を見せた。

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チケットの売れ行きをチェックするほど、本作の反響を気にしていたという當真は「お祖母ちゃんが観てくれて、大きなスクリーンに私の顔が映っているのが不思議で不思議で仕方ないって言ってました」と、祖母の反響を喜んでいた。

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一方で、女装の占い師を演じた戸塚は「綺麗でしたか?」と観客に同意を求めつつ、「女装はとても気持ち良かったです(笑)」としながらも、「ハイヒールとスカートでの蟷螂拳(とうろうけん)は相性が悪くて大変でしたね・・・」と苦労を語り苦笑い。

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特におすすめのシーンを聞かれると、大西は「(広瀬演じる)榊さんがお母さんのもとに行って、感情を吐き出すシーンが好きです」と答え、「飲み込まれそうになりました。凄くいい圧があって・・・。繰り返し見てもいいシーンでした」と広瀬の演技を絶賛。その言葉に広瀬が「思ったより大きい声が出ちゃって。あれ?間違った?と不安になったけれど、監督が“違う”と言わなかったので(いいかなと思った)」と応えると、「怖かったです(笑)。」と言いつつ「思いっきりやってもらいたいと思っていました」と満足気。

広瀬は「利空くんと當真さんのお弁当を食べてるシーンは、”うぃ~ひ~!”と思いながら見ていましたね」と、ちょっぴり大人目線で答えた。

他にも「どの榊さんに一番ときめいたか?」という質問に、戸塚は「料理をしている姿です。ムスッとして料理をしている。ただ、とっても美味しそうなご飯ができるんです。みんなにお肉を配る姿も凄く目が怖くて、グッときました」と述べ、会場の笑いを誘った。

同じ質問に大西は「海のシーン」を挙げ、「榊さんの心の中がスッと綺麗になった。溜め込んできたものを出したシーンで、楽しそうだなと思いました」と説明。当の広瀬も「楽しかったですよ」とニッコリ。「海の中でジャンプキックとか(台本に)書いてあって、何回も練習しました。一発勝負だったので、筋肉をもの凄くつかってキックしました。本当に溜まっていたものが海に流れていくようなシーンだったと思います」と回顧する。

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さらに、シェアハウスにちなみ、「シェアハウスに暮らすとして、譲れないルールは?」を問われ、戸塚が「お風呂。一番風呂がいいので」と言うと、広瀬と大西も「自分も譲れない」と言い張る。當真だけは「私は最後がいい。一番最後で。私の後だと他の人に申し訳ないので」と言い、広瀬たちは思わず「優しい・・・」と声が漏れていた。

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大西は「共有部分に(住居以外の)知らない人がいるのはイヤ」、當真は「共有する物の位置を動かさないでほしい」と。広瀬は「匂いが気になる。自分が違うな・・・と思うとリラックスできないから」と答えていた。

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イベントのラストには、6月19日に25歳の誕生日を迎える広瀬へのサプライズバースデーも!『水うみ~』をイメージしたケーキが登場し、大感激の広瀬。「25歳、20代半ばでしか演じられない役どころをやってみたい。今までにない経験なので凄く楽しみです」と、目を輝かし、俳優としてのさらなる意欲を語っていた。

映画『水は海に向かって流れる』
【ストーリー】
この雨の日の出会いが、世界を変えたー
通学のため、叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった高校生の直達(大西利空)。だが、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さん(広瀬すず)だった。案内されたのはまさかのシェアハウス。いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26 歳の OL ・榊さんを始めとし、脱サラしたマンガ家の茂道(通称:ニゲミチ先生)、女装の占い師・泉谷(いずみや/戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬(なるせ/生瀬勝久)…と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓(かえで/當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活が始まっていく。そして、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い想いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する彼女との間には、過去に思いも寄らぬ因縁が……。榊さんが恋愛を止めてしまった《本当の理由》とは・・・?

広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久
監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
脚本:大島里美 音楽:羽毛田丈史
主題歌:スピッツ「ときめきpart1」(Polydor Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 製作プロダクション:スタジオブルー
製作:映画「水は海に向かって流れる」製作委員会
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

●公式サイト:https://happinet-phantom.com/mizuumi-movie/
●公式Twitter/公式Instagram:@mizuumi_movie

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