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第74回毎日映画コンクール受賞作品・受賞者決定!『蜜蜂と遠雷』が日本映画大賞など3冠達成!

カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績の映画賞
第74回毎日映画コンクール

第74回毎日映画コンクールにて
「蜜蜂と遠雷」が日本映画大賞など3冠達成!
「半世界」も女優助演賞・脚本賞・録音賞受賞で3冠獲得!
男優主演賞に成田凌「カツベン!」、女優主演賞にシム・ウンギョン「新聞記者」が受賞!
日本映画優秀賞は「新聞記者」が受賞!

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国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第74回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定した。日本映画大賞に輝いたのは、石川慶監督の「蜜蜂と遠雷」。監督賞、スポニチグランプリ新人賞の鈴鹿央士と合わせて最多3冠を獲得。「半世界」(阪本順治監督)も、女優助演賞、脚本賞、録音賞で、同じく最多3冠を獲得した。

日本映画優秀賞には藤井道人監督の「新聞記者」が選ばれ、女優主演賞に輝いたシム・ウンギョンと合わせて2部門で受賞。男優主演賞には「カツベン!」の成田凌が輝き、美術賞と合わせて「カツベン!」も2部門の受賞となった。

男優助演賞は「凪待ち」の吉澤健、女優助演賞は「半世界」の池脇千鶴がそれぞれ受賞。「蜜蜂と遠雷」の鈴鹿央士と「町田くんの世界」の関水渚にはスポニチグランプリ新人賞が贈られる。また、田中絹代賞は風吹ジュンが受賞した。

撮影賞は「ある船頭の話」クリストファー・ドイル、美術賞は「カツベン!」の磯田典宏、音楽賞は「天気の子」のRADWIMPS、録音賞は「半世界」の藤本賢一、アニメーション映画賞は「海獣の子供 」(渡辺歩監督)、大藤信郎賞は「ある日本の絵描き少年」(川尻将由監督)、ドキュメンタリー映画賞は「えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋」(伊勢真一監督)に決定。

外国映画ベストワン賞は「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)が選ばれ、さらに特別賞は衣装の宮本まさ江に決まった。

映画ファンが選ぶ、TSUTAYAプレミアム映画ファン賞 日本映画部門は「凪待ち」(白石和彌監督)、外国映画部門は「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)が受賞。なお、表彰式は、ミューザ川崎シンフォニーホールで、2月13日に開催される。

なお今年から表彰式の模様は毎日映画コンクール公式ホームページ(https://mainichi.jp/mfa/)、「TSUTAYAプレミアム無料ライブ配信」特設ページ(http://tsutaya.jp/mfa_p/)にてライブ配信と1週間見逃し配信を行う。

「蜜蜂と遠雷」の一場面

日本映画大賞
『蜜蜂と遠雷』
(C)2019映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会

「新聞記者」の一場面

日本映画優秀賞
『新聞記者』
(C)2019「新聞記者」フィルムパートナーズ

【第74回毎日映画コンクール 受賞結果】

日本映画大賞 「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)
日本映画優秀賞 「新聞記者」(藤井道人監督)

外国映画ベストワン賞 「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)

男優主演賞 成田凌「カツベン!」
女優主演賞 シム・ウンギョン「新聞記者」
男優助演賞 吉澤健「凪待ち」
女優助演賞 池脇千鶴「半世界」
スポニチグランプリ新人賞 鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」
スポニチグランプリ新人賞 関水渚「町田くんの世界」
田中絹代賞 風吹ジュン

監督賞 石川慶「蜜蜂と遠雷」
脚本賞 阪本順治「半世界」
撮影賞 クリストファー・ドイル「ある船頭の話」
美術賞 磯田典宏「カツベン!」
音楽賞 RADWIMPS「天気の子」
録音賞 藤本賢一「半世界」

アニメーション映画賞 「海獣の子供 」(渡辺歩監督)
大藤信郎賞 「ある日本の絵描き少年」(川尻将由監督)

ドキュメンタリー映画賞 「えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋」(伊勢真一監督)

TSUTAYAプレミアム映画ファン賞 日本映画部門 「凪待ち」
TSUTAYAプレミアム映画ファン賞 外国映画部門 「ジョーカー」

特別賞 宮本まさ江 (衣装)

(敬称略)

タイトルマーク

国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第74回(2019年)毎日映画コンクール」を実施します。毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第64回から「映像のまち」として街作りに取り組んでいる川崎市の協力を得て、同市内で表彰式を開催しています。川崎市での開催を重ねながら、一般にも開かれた映画賞として成長を続けています。作品や俳優、スタッフなど多様な賞を選考。開催会場を、第72回まで実施のミューザ川崎シンフォニーホールに戻し、2020年2月13日(木)に実施いたします。

第74回毎日映画コンクール
<対象作品>
2019年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上劇場公開された映画
(アニメーション、ドキュメンタリーは完成または上映した作品)
<表彰>
▽作品部門=日本映画大賞、同優秀賞、外国映画ベストワン賞
▽俳優部門=男優・女優主演、同助演、スポニチグランプリ新人、田中絹代賞
▽監督賞▽脚本賞▽スタッフ部門=撮影、美術、音楽、録音賞
▽ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション映画賞、大藤信郎賞
▽TSUTAYAプレミアム映画ファン賞
▽特別賞

<表彰式>
2020年2月13日、ミューザ川崎(神奈川県川崎市幸区大宮町1310)

<公式HP> https://mainichi.jp/mfa/

2020年2月13日(木)、ミューザ川崎にて、表彰式開催!