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芦田愛菜にサプライズで18歳の誕生日をお祝い!高橋恭平、芦田に「勉強方法教えて」と逆アドバイスを受ける!? 映画『メタモルフォーゼの縁側』公開記念舞台挨拶

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映画『メタモルフォーゼの縁側』の公開記念舞台挨拶が、6月19日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、汐谷友希と、狩山俊輔監督が登壇した。

「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の同名漫画を狩山俊輔監督の手で実写映画化した本作は、BL漫画を通じて17歳の女子高生と75歳の老婦人の友情を育む物語。周囲に馴染めずひとりでBL漫画を楽しみにしている佐山うららを芦田愛菜、夫に先立たれ孤独に暮らす市野井雪を宮本信子が演じ、うららの幼馴染・河村紡を高橋恭平(なにわ男子)が扮する。

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劇中ではうららが走るシーンが印象的だが、芦田は「嬉しくて走っているのか、逃げ出したくて走っているのか、何で走っているのかを表現できたらいいなと思って臨みました」と振り返ると、監督から「めちゃくちゃ速かったんです。『私、速いですよ』と言っていましたが、カメラマンが追いつけなくて(笑)」と明かし、芦田も「何度も走って次の日の筋肉痛が辛かったです」と苦笑い。

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宮本と初共演となった、BL漫画の作者・コメダ優役の古川は「再会のシーンがとても心に残っています。雪さんの目がキラキラしていて、その瞳に吸い込まれそうになって込み上げるものがありました」と共演シーンを振り返ると、宮本も「1つの雪さんのクライマックスのシーンだと思って演じました。色んな人の希望や夢、好きなことを見つけて!と思って」と、宮本にとっても思入れのあるシーンとなったようだ。

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そんな宮本に対して生田は「本当にお母さんのように思って、思わず宮本さんを叩いてしまいました」と役に没頭したことを伝えると、「それが映像で使われていてよかったです」と宮本と顔を見合わせニッコリ。

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一方、高橋と汐谷は映画初出演となったが二人のシーンについて、高橋は「めちゃくちゃ青春やなと思いながらやっていましたね。二人で本屋で『あーだよね、こーだよね』と言っているところが、僕からしたら“ザ・青春!”やったので、楽しみながら撮影していました」と述懐。汐谷は「こんなに本屋さんに入るのに緊張したことはなかったです・・・」としながらも「初めて芦田さんと高橋さんとお会いして、これから映画が始まるんだなと実感が湧いて身が引き締まる思いでした」と吐露。そんな二人の姿をのぞき見しているうらら役の芦田は「青春の1コマという感じで羨ましかったですね」と微笑んでいた。

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本作の注目ポイントを聞かれると、芦田は「うららのこだわりがつまった、小道具やセットなど。Tシャツも古着なんです。押し入れを外して作った机とか、うららしさが出ているので注目してほしいですね」と答え、宮本は「栗カボチャを食べているシーン」を挙げる。

高橋は「滑り台を滑り降りるシーン」とし、「ただ滑るんじゃなくて、走りながらババっといくシーンが、凄く紡ぐ感があって撮影しているときも楽しかったのでぜひ注目してほしいですね。なんでも挑戦したがるところがあるので(笑)」と吐露。

イベントでは、6月23日に18歳の誕生日を迎え、新成人の仲間入りを果たす芦田愛菜にサプライズでバースデーケーキをプレゼントし、登壇者全員でお祝いのメッセ―ジを贈った。

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汐谷は「同い年ですが、大先輩。その背中を追っていきたいです」、古川は「次の作品ではもっとガッツリ共演できたら嬉しいです」、監督は「劇中のセリフにもあるように、『ふらふらできるときは、ふらふらしていいんだよ』という言葉を送ります」と、忙しく活動する芦田を気遣う。

さらに、人生の先輩として、生田は「高校生もあと少しだと思うので、お友達とたくさん思い出を作ってください。制服デートとかしてほしいですね」と。高橋は「僕がアドバイスをするというより、逆にアドバイスをいただきたいですね。勉強方法とか」と言って会場の笑いを誘うと、「私は声を出して覚えるのが好きなので、セリフとかの口に出して覚えています」と逆アドバイス。18歳の頃を振り返った高橋は「めちゃくちゃ寝てましたね。もっと勉強をやっておけばよかったなと・・・」と笑い、芦田には「悔いのないように過ごしてください」と温かい言葉をプレゼント。

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宮本は「愛菜さん、18歳おめでとうございます。何も言うことがないくらいパーフェクトなので、今のままでずっと頑張って時々ふらふらしてください。離れたところで、ずっと愛菜さんを見ていたいと思います」と伝えていた。

『メタモルフォーゼの縁側』_ポスタービジュアル

『メタモルフォーゼの縁側』
<物語>
17歳の女子高生と75歳の老婦人。二人をつないだのはボーイズ・ラブ。
年の差58歳。最初の青春、最後の青春。
うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。
雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。
ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。
雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。
初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。
そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。
それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。

原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜 宮本信子 高橋恭平(なにわ男子) 古川琴音 生田智子 光石研
汐谷友希 伊東妙子 菊池和澄 大岡周太朗
プロデューサー:河野英裕 谷戸豊 大倉寛子
製作幹事:日本テレビ放送網
制作プロダクション:日テレアックスオン
配給:日活
©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
公式HP: https://metamor-movie.jp/
公式twitter: @metamor_movie

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