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中川大志&飯豊まりえ、原作者からの手紙に感激! 映画『きょうのキラ君』初日舞台挨拶

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映画『きょうのキラ君』の初日舞台挨拶が2月25日、東京・TOHOシネマズ新宿にて行われ、中川大志、飯豊まりえ、葉山奨之、平祐奈、主題歌「今まで君が泣いた分取り戻そう」を担当した[Alexandros]と、川村泰祐監督が登壇した。

別冊フレンドで連載され、累計230万部を突破した、みきもと凜原作の人気少女漫画を実写映画化した本作。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊)と、誰もが憧れる“キラ”こと吉良ゆいじ(中川)との切ない純愛ストーリー。キラの秘密を知ったニノが、キラを笑顔にするため大奮闘する。

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公開初日を迎え、「こうして、たくさんのお客さんとキャスト、監督、[Alexandros]さんと初日を迎えられて幸せです」と中川、飯豊は「ちょうど1年前に撮っていて、あっという間だなという気持ちと、みんなの作品になるんだという寂しい気持ちがありますが、たくさんの人に愛される作品になって欲しいです」、「普段は舞台挨拶の前は緊張しますが、今日はみんなと一緒だからか緊張しないですね」と葉山、平は「1年かけてみなさんに届けられて嬉しいです。号泣、キュンとする映画なので寒い毎日をぶっ飛ばしていただけたらいいなと思います」と、それぞれ万感の思いで挨拶。
川村監督も「この4人のキャストと、主題歌を[Alexandros]のみなさんに曲を書いてもらったのは、僕の中では奇跡です。この出会いは僕の一生の宝物。その作品をみなさんに見ていただけるのは本当にうれしいです」と喜びを隠せない。

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[Alexandros]の川上は、主題歌「今まで君が泣いた分取り戻そう」について、「“一度きりの人生なんだからやりたいことやろうぜ!”とバンドを始めたのがAlexandros。ラブソングを書く事は少なくて、“自分のやりたいことを貫こう”という曲が多い中で、それ以外にも大切な人に思いを伝えないといけない。手遅れになったら嫌だな、と考えたときにこの歌詞がパッと浮かんだんです。制作段階から携わらせていただいて、最後にピッタリな感じで曲を使っていただいて光栄です」と主題歌誕生秘話を明かし、役者としては「監督、キャスト、スタッフみんなの熱い思いがメチャクチャこもっていて、のほほんと構えていてはマズいなと思い、頑張りました。初めての演技ですが、これが最後だと思います」と恥ずかしそうに話した。

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それに対し、中川大志は「本当に映画にぴったりで、“会いたいと思ったときに君が側にいることが奇跡”という歌詞がキラを演じていて胸に刺さって、映画に合わせて作っていただいたんだなと感じてすごく嬉しかったです。」と笑顔を見せると、4年前に[Alexandros]の『涙がこぼれそう』のMVに出演していたという飯豊は、「その撮影時に、私が初めて映画に主演する時には主題歌をやりたいと川上さんが言ってくださって。それが実現してすごく驚いています。夢は叶うんだなって思いました」と目を輝かせた。

見どころのシーンを聞かれると、「やっぱり“カーテンの刑”ですね。あんなにアップで自分のキスシーンを見たことがないので、恥ずかしい気持ちもありますが、新しいものが作り出せたなって思っています。ぜひ、キュンキュンしていただけたら」と答えた中川。飯豊は「ニノンちゃんが“365日、キラくんと一緒にいます”とキラくんに伝えるために意思表明として前髪を切るところ。ニノンちゃんが初めて思いをぶつけるシーンなので力を入れました。ぜひ注目してください」と力をこめた。

また、映画のキャッチコピー「わたし、365日、キラくんと一緒にいます」にちなんで「今から365日後の宣言」を発表したキャストたち。中川は「365日後・・・でなくても、またこのメンバーで一緒に作品を作れたら幸せですね」、飯豊は「365日後に絵本を出したいです。実は今制作中で、10代の内に出せたらいいなって思って頑張ってます」と告白。
葉山が「今、事務所の先輩の綾野剛さんが[Alexandros]さんとCMをやっていて。365日後、その座を奪いたいと思います(笑)。“アヤノサンドロス”じゃなくて、“ハヤマサンドロス”で。いつか一緒にできたら嬉しいです」と川上にラブコールすると、川上は「光栄です。我々が引き続き(CMに)使っていただけるなら綾野さんは別に……(笑)。剛ちゃんにあとでメールしておきます」と応え、会場を沸かせる場面も。

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さらに、ここで原作者のみきもと凛先生からサプライズで手紙が届き、「『きょうのキラ君』は、キュンキュンさせる物語でもありますが、根底にある人とのつながりを描きたいと思ってスタートさせました。キャストのみなさんがその部分をしっかり汲み取っていただけているんだと実感できてうれしかったです」とそれぞれのキャストに向けてメッセージが送られた。
「中川さんのキラは全てのシーンに熱弁できるぐらい完璧なキラでした。中川さんがキラを演じ始めたころ、ツラそうな状況などをブログで拝見し、いたたまれない気持ちになりました。私もこのキャラを手探りで作り上げていったので、ときに悩むこともありましたが、同時に中川さんが本気でこの役に向き合ってくださっているんだと実感し、“この人がキラでよかった”と胸が熱くなりました。“主演・中川大志”という文字が私の宝物になり自慢になりました」の言葉をじっと聞き入っていた中川は「ちょっとズルいですよね、こういうのは」と、涙をこらえつつ、「この現場は楽しいこともありましたが、正直ツライこともいっぱいあって、毎日現場で悩むこともありました。でも初日を迎えられて、先生からもありがたいお言葉をいただき、このタイミングでこの作品に出会えたことが役者として宝物だと、改めて感じています」と感極まった面持ちでコメントした。

映画『きょうのキラ君』
☆STORY☆
初めて本気で人を好きになった。キラ君、あなたと365日、一緒にいたい。
誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”(中川大志)に恋をした“ニノ”(飯豊まりえ)。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!初めての気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの初めての恋の行方は―? 同級生の矢部(葉山奨之)、キラの幼馴染の澪(平祐奈)も加わって、かけがえのない“365日”がはじまった。キラ君、あなたとずっと一緒にいたい。

出演:中川大志 飯豊まりえ 葉山奨之 平祐奈 岡田浩暉 三浦理恵子 安田顕
監督:川村泰祐
原作:みきもと凜「きょうのキラ君」(講談社コミックス別冊フレンド刊)
主題歌:「今まで君が泣いた分取り戻そう」/[Alexandros]
配給:ショウゲート
©2017「きょうのキラ君」製作委員会
公式サイト:http://kirakun.jp

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