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映画『カムイのうた』第一弾!場面写真10点解禁!!

語り継がねばならない真実の物語――
何一つ許されない、差別と迫害に満ちた民族の史実が、胸を揺さぶる!

タイトル

第一弾!場面写真解禁!!

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アイヌ民族の壮絶な歴史を描いた映画『カムイのうた』より、場面写真が解禁された。
第一弾の今回は、10点の注目シーンが選ばれた。
本作の代表シーンとして選ばれたのは、主人公テル(吉田美月喜)と一三四(望月歩)の2ショットシーン。アイヌ民族だという理由だけで迫害され、差別される二人。その理不尽な日常は、二人の将来の希望すら奪おうとする。そして、テルにとって運命を大きく変える人物・兼田教授(加藤雅也)がテルの叔母イヌイェマツ(島田歌穂)を訊ねるシーンも解禁となった。更にテルを優しく応援する兼田教授の妻(清水美砂)のシーンも解禁。

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本作は、全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存して生きてきたアイヌ民族の物語。主人公のモデルとなっているのは、若干19歳にしてアイヌ語で伝承されていたユーカラ叙事詩を日本語に翻訳することでアイヌの文化を後世に残した実在の人物・知里幸恵。彼女は、言語学者・金田一京介(劇中では兼田教授)に見いだされユーカラの翻訳を自分に与えられた使命のように感じながら、アイヌの持つ韻を見事な日本語で翻訳した。そうして完成した書籍が「アイヌ神謡集」だ。彼女はこの本を完成させ、19歳という若さでその短い生涯を閉じるのだった。

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【物語】
アイヌの心には、カムイ(神)が宿る――学業優秀なテルは女学校への進学を希望し、優秀な成績を残すのだが、アイヌというだけで結果は不合格。その後、大正6年(1917年)、アイヌとして初めて女子職業学校に入学したが土人と呼ばれ理不尽な差別といじめを受ける。ある日、東京から列車を乗り継ぎアイヌ語研究の第一人者である兼田教授がテルの叔母イヌイェマツを訊ねてやって来る。アイヌの叙事詩であるユーカラを聞きにきたのだ。叔母のユーカラに熱心に耳を傾ける教授が言った。「アイヌ民族であることを誇りに思ってください。あなた方は世界に類をみない唯一無二の民族だ」 教授の言葉に強く心を打たれたテルは、やがて教授の強い勧めでユーカラを文字で残すことに没頭していく。そしてアイヌ語を日本語に翻訳していく出来栄えの素晴らしさから、教授のいる東京で本格的に頑張ることに。同じアイヌの青年・一三四と叔母に見送られ東京へと向かうテルだったが、この時、再び北海道の地を踏むことが叶わない運命であることを知る由もなかった…。

出演:吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、清水美砂、加藤雅也
監督・脚本:菅原浩志
プロデューサー:作間清子
主題歌:島田歌穂
製作:シネボイス
製作賛助:写真文化首都「写真の町」北海道東川町
配給:トリプルアップ
Ⓒシネボイス
上映時間:125分
公式サイト:kamuinouta.jp

2023年11月23日(木・祝)北海道にて先行公開!!