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トム・クルーズ、22回めの来日! 池松壮亮と13年ぶりの再会に感激! 映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見

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映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の来日記者会見が、11月8日、ザ・ペニンシュラ東京にて行われ、主演のトム・クルーズとエドワード・ズウィック監督が出席した。

全世界で大ヒット中のトム・クルーズ演じる『アウトロー』の続編となる本作は、トム演じる元米軍エリート捜査官ジャック・リーチャーの新たな戦いを描き出すサスペンスアクション。車を持たず、移動手段はバスとヒッチハイクで、たった数ドルと歯ブラシ1本で流浪する一匹狼ジャック・リーチャーが、軍内部の不審な動きに気づいた元同僚・ターナー少佐(コビー・スマルダース)がスパイ嫌疑をかけられ投獄され、彼女を救おうと奮闘する。

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「また日本に来られて嬉しい」と笑顔で挨拶したトム・クルーズは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以来、1年3か月ぶり22回目の来日。今回、『ラストサムライ』(2003)のエドワード・ズウィック監督と揃っての会見となった。

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映画『ラストサムライ』以来にトムと来日を果たしたズウィック監督も「私も特別に嬉しい。『ラストサムライ』は個人としても、プロのキャリアとしても非常な大切な作品だった。トムとの関係を築いた作品で特別な瞬間だった。時間がかかったが、またこうして一緒に日本に来ることができて嬉しい」と喜んだ。

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“アウトロー”ジャック・リーチャーについて、トムは「原作の作家は英国人で、主人公はアメリカ人。このキャラクターは大好きだよ。一匹狼な男の文化は世界中どこにもあって、『用心棒』とか『シェーン』『ダーティハリー』の主人公と共通していると思う。道徳観を持っているのが特徴」と説明。ズウィック監督も「“アウトロー”というのは、日本語に置き換えるなら“浪人”と言えるかも。そういうところで、僕らが以前一緒に作った『ラスト サムライ』と『ジャック・リーチャー』に繋がりがあるのかもしれないね」と続けた。

13年ぶりに仕事を共にした感想を、トムは「本当に嬉しい。14年目にして、本当にいい関係を保っている。エドはキャラクター作り、ストーリーの語り口も素晴らしい技術を持っている。人間の視点から感情を込め、しっかり敬意をもって描いていくんだ」と絶賛。
ズウィック監督も「二人にとっては、当時から間を空けず会話の続きをしているようだった。トムと仕事をすることは、どの監督も「夢だ」と言う。誰もが、彼と映画作りにもたらしてくれるものを共に経験したいからだと思う。映画作りへの愛がキャスト・スタッフ全員に伝染していって、同じ映画作りに携われている喜びを感じられるんだ」と熱弁し、えトムの存在感の大きさを伝えた。

トムさんと一緒に共演するにはどうしたらいいですか?という質問には、「僕は自分に厳しい人間なんだ。同じ情熱を持ってシェアできる人、お客様を楽しませたいという気持ちを持ってチャレンジできたらいいね。映画はグループ(仲間)で作るもの。全員が力を合わせ全身全霊をかけて作るのさ。僕はこのチームワークの素晴らしさが好きなんだ」と答え、映画に対する真摯な姿勢をあらためて語った。

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ここで、トムとズウィック監督が絆を築く原点となった作品『ラストサムライ』で、トムが演じた主人公と心を通わす少年を演じた池松壮亮が登場し、二人に日本酒をプレゼント。
トムが「大きくなったね」と声をかけると恥ずかしそうに微笑む池松。「あれから君が俳優として活躍していることは、僕たちも知っているよ」とズウィック監督。トムも「素晴らしい俳優ということはわかっているから、なんの驚きもないよ」と微笑んだ。

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同作の撮影時を振り返ったズウィック監督は「夕日のシーンで、日没の瞬間に撮りたいとなって、どんなベテラン俳優でも難しいシーンだったけれど、当時子供だった彼に演じてもらわねばならなかった。でも、1テイク目から完璧だったよ」と池松の演技力を称える。トムが「しかも直前に付け足されたシーンだった。僕は日本語のセリフを覚えなければならなかった。あの時のこと覚えてる?」と池松に聞くと、池松は「覚えてません」とキッパリ。トムとズウィック監督は手をたたいて大爆笑し、会場を沸かせた。

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池松は「あのときは、俳優になるとは思っていなかった。お二人に出会えて人生が変わりました。お二人が指標になり、そのおかげでまだまだ頑張っていけるなと思います。」と当時を振り返り、本作について「やっぱりお二人のタッグは特別で、エドが撮るトムは本当にカッコ良かった。真実の正義、ひけらかさない正義は、みんなが忘れかけていることじゃないかなと思います。日本人も共感できるはず。素晴らしかったです」とコメント。

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フォトセッションでは、池松を間に3人で撮影。撮影中も仲良く談話し、スペシャルな再会を喜んでいた。

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
【INTRODUCTION】
正義のためには手段は選ばない――。
元米軍エリート秘密捜査官にして、今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャー。
「この手錠はあんたの手に」店外に倒れている複数の男。ケンカの騒動で保安官に連行されそうになるリーチャーだが、彼は仕組まれた騒ぎだと知っていたかのようだ。不自然ないきさつの中、元同僚のターナー少佐と再会するため、かつて所属していた米軍を訪れると彼女がスパイの嫌疑で逮捕されている。
何かの間違いだ、ありえない。助け出した彼女と真相を追及していくリーチャーは、軍内部の不審 な動きに気付いていく。「リーチャーにどこまで知られた?」忍び寄る複数の影。彼が追い ついた真実とは―――。

出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダーズ『アベンジャーズ』 、ダニカ・ヤロシュ『HEROS』、ロバート・ネッパー『プリズ ン・ブレイク』他
監督:エドワード・ズウィック(『ラストサムライ』『ブラッド・ ダイヤモンド』)
脚本:エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ( 『ラストサムライ』『トラフィック』)
製作:クリストファー・マッカリー『アウトロー』、トム・クルー ズ、ドン・グレンジャー(『M:Iローグ・ネイション』『アウト ロー』)
原作:リー・チャイルド「Never Go Back」(2013年、シリーズ18作目)
原題:『Jack Reacher Never Go Back』
配給:東和ピクチャーズ
コピーライト:(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://jackreacher.jp
公式Facebook:https://www.faceboo k.com/JackReacher.jp

11月11日(金)より全国ロードショー!