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山﨑賢人と岡山天音のイチャイチャぶりに、広瀬アリスも呆れ顔!? 映画『氷菓』完成披露試写会

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映画『氷菓』の完成披露試写会が、10月11日、東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、W主演の山﨑賢人と広瀬アリス、共演の岡山天音、監督を務めた安里麻里が舞台挨拶に登壇した。

累計230万部突破、ミステリーランキング3冠の米澤穂信のデビュー作で、学園ミステリー小説<古典部>シリーズ初実写映画化となる本作は、IQ未知数の省エネ主義の男子と好奇心MAXのお嬢様が、廃部寸前の古典部で学園に潜む謎を解き明かしていく、学園ミステリー。

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“やらなくていいことならやらない”をモットーにしている主人公を演じた山﨑は「無気力な感じを出そうと、あえて何もしないようにしていました。感情をつけてしまうと(役から)外れてしまうので、そのラインを考えながら、演じました」と役作りを明かした。

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一方、お嬢様役の広瀬は「最初は、自分とは正反対の役だと思ったんですが、好きなことに周りが見えなくなるところは私と同じかなと」と役どころを振り返り、「でも、とても可愛らしいキャラクターで、奉太郎とは真逆な女の子なので、元気に明るく演じました」と笑顔を見せた。

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これまで何度も共演を重ねている3人。特にプライベートでも仲がいいという山崎と岡山だが、岡山が「現場で最初に会ったとき、賢人に無視されたんですよ。いつも遊んでるから現場で会うとなんか変な感じで、どうしたらいいかわからなくなる(笑)」と語ると、山崎も同意しながら、「泊まり込みの撮影の時は、部屋で一緒に遊んだり、セリフの読み合わせをして。焼肉も食べに行きました」と振り返る。すかさず広瀬は「私、焼肉に誘われてない…」と山崎と岡山をチラリ。「さっきも、2人は前世では1人だった・・・なんて言ってました」と言うと、安里監督も、「モニター見る時も二人で肩組んでたよね」とエピソードを披露し、仲の良さをアピールした。

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物語の内容にちなみ、“気になる!”ことを問われると、広瀬は「山﨑さんの天音くんへの溺愛ぶりが気になります」と。お互いのどこを愛しているのかと聞かれ「人間性ですね」と答えた山崎。岡山は「全部です」と嬉しそうに告白。すると山崎も「俺も全部でした・・・」と照れながら訂正していた。

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岡山が山崎に「俺を待たせている間、何してるの? 1~2時間待ったこともある」と質問をぶつけると、「え?1~2時間も待たせたっけ?」とおとぼけ。岡山が「『もうちょっとで行く』って返事はあるけど、全然来ないし」と言及。山崎は「タクシーの混み具合とかあるじゃないですか・・・」と言い訳するも通用せず、「はい、家でダラダラ準備しちゃってます」と素直に謝り、会場を沸かせた。

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山崎から広瀬に「制服、まだいけますか?」と訊ねると、広瀬は「着られるなら着たいですけど(笑)。この作品の前に『新宿スワンII』でキャバ嬢役の撮影していたので、その後に制服を着るのはすごく抵抗がありました」と苦笑い。続けて「この業界に、ちょっと小さくて、私と顔が似ていて制服が似合う子がいるんで。ギャップが大丈夫かなと」と妹の広瀬すずを引き合いに出し、笑いを誘った。

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舞台挨拶の終盤には「氷菓」と彫られた氷のパネルが登場し、登壇者がピンクの液体を注入して文字を完成。「理科の実験のような、新鮮な感じでした」と感想を述べた山崎は、最後に「集団に潰される個の話であったり、メッセージ性やテーマもある。キャラクターの性格もバラバラで、学生運動の話とか・・・」と作品のPRをしようとするも、広瀬から「あんまり言うとネタバレになっちゃうよ」と制され、天然ぶりを発揮。なんとか「彼らの会話も面白いのでぜひ観ていただきたいです」とまとめて、最高の笑顔でイベントを締めくくった。

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映画『氷菓』
<あらすじ>

「わたし、気になります!」奉太郎の安穏な高校生活が彼女の一言で一変した。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする“省エネ主義”の高校一年生、折木奉太郎(山﨑賢人)。神山高校でも安穏とした灰色の高校生活を送るつもりだったが、姉の命で廃部寸前の古典部に入部することに。嫌々部室へと向かった奉太郎は、一身上の都合で古典部に入部してきた少女・千反田える(広瀬アリス)と出会う。一見清楚なお嬢さまといった印象の美少女だが、「わたし、気になります!」となると誰にも止められない、好奇心のかたまりのような少女だった。中学からの旧友、伊原摩耶花(小島藤子)と福部里志(岡山天音)も入部し、新生古典部が発足した。えるの好奇心に巻き込まれるうちに、学園で起こる不思議な謎を次々と解き明かしていく奉太郎。そんな奉太郎の推理力を見込んだえるは、彼にある依頼をする。「10年前に失踪した伯父がえるに残した言葉を思い出させてほしい」― それは33年前に学園で起きたある事件へとつながっていたのだった。彼らは、33年前に発行された古典部文集「氷菓」と歴史ある学園祭に秘められた真実を解き明かすべく、歴史の中に埋没し、伏せられてきた謎に挑んでいく。

山﨑賢人 広瀬アリス
小島藤子 岡山天音
天野菜月 眞島秀和 貫地谷しほり(特別出演)
本郷奏多/斉藤由貴
監督・脚本:安里麻里
原作:米澤穂信「氷菓」(角川文庫刊)
主題歌:イトヲカシ「アイオライト」 エイベックス・トラックス
製作:「氷菓」製作委員会
制作プロダクション:角川大映スタジオ
配給:KADOKAWA
©2017「氷菓」製作委員会
公式サイト:http://hyouka-movie.jp/

11月3日(金・祝)全国公開