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MEGUMI、4年越しの映画公開に感無量「マジムカつく!もあった」 映画『FUJIKO』公開記念舞台挨拶

第28回ウディネ・ファーイースト映画祭で<最高賞>含む2冠達成!
「ゴールデン・マルベリー賞」 「ブラック・ドラゴン・特別観客賞」 ダブル受賞

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MEGUMI、4年越しの映画公開に感無量「マジムカつく!もあった」
YOU&岸本加世子の壮絶バトルにリリー・フランキー「ババア・ファイトクラブ」

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映画『AFTERGLOWS』、King GnuのMVやNIKE、Louis Vuitton 等のCMで活躍する木村太一監督がメガホンを取り、映画『零落』やNetflix「ラヴ上等」等で近年プロデュース業にも進出しているMEGUMIが企画・プロデュースを担う映画『FUJIKO』 が、6月5日(金)に初日を迎え、本日公開記念舞台挨拶を開催した。
先日イタリアで開催された第28回ウディネ・ファーイースト映画祭では、本作はコンペティション部門に正式出品され、現地時間5月3日に発表された受賞式において、最高賞にあたる「ゴールデン・マルベリー賞(Golden Mulberry Award)」 と、「ブラック・ドラゴン・特別観客賞(Black Dragon Audience Award)」を受賞。映画祭における最高評価作品として選出された。

東京では初めての実施となる、本イベント。企画・プロデュース・出演を務めたMEGUMIをはじめ、既成の価値観や社会規範に抗いながらも、自らの人生を切り拓いていくシングルマザーの主人公・富士子を演じた片山友希、富士子から理不尽に子どもを奪おうとする意地悪な姑古宮敏子役のYOU、富士子の娘・麻理役の渡辺友那、保険営業として働く富士子の営業先で出会う佐々木役のリリー・フランキー、負けん気が強く、姑役のYOUとの激しいバトルシーンも話題となった富士子の母・千代役の岸本加世子、自身の母の半生を映画化した本作で海外映画祭にて高い評価を受けている木村太一監督ら豪華キャスト・スタッフ陣が公開を祝し、舞台挨拶に集結。
本作の企画・立ち上げから出演に至るまでのエピソード、撮影秘話など作品にかけた熱い想いを存分に語った。

<イベントレポート>
映画『FUJIKO』の公開を記念して6月6日(土)、TOHOシネマズ日比谷にて舞台挨拶が行われ、木村太一監督、出演と共に企画・プロデューサーも務めたMEGUMI、主演の片山友希、共演の渡辺友那、YOU、リリー・フランキー、岸本加世子が登壇した。

数多くのミュージックビデオを手掛け、2023年の『AFTERGLOWS』で長編映画デビューを果たした木村監督だが、本作では自身の母の半生をベースにした物語を映画にしている。木村監督は「ちっちゃい頃から聞かされてきた話で、すごく大事な話なので、自分の中でいつか映画にしたいと思っていました。僕は、これが2作目なんですけど、すごく大事なタイミングだと思ったので、ここで自分の家族の話を映画にして、キャリアの飛躍につながればいいなと思いました」と語る。

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MEGUMIは、木村監督と共に4年の歳月をかけて本作に取り組んできたことを明かし「こんな瞬間をみなさんと過ごせるなんて本当に感無量でございます」としみじみと語る。MEGUMIは監督の前作『AFTERGLOWS』に参加しており、「当時、私はプロデューサーを始めたばかりでしたが、たまたまニュースで『日本人女性の自己肯定感が世界で最下位』というのを見て、自分がつくる作品は、女性を応援できるようなものだったらと色濃く思っていました。そのタイミングで太一さんが、お母さんをモデルにした映画をつくりたいので、ぜひプロデューサーとして参加してくださいと中目黒の居酒屋で言ってくれて、自分がやりたい方向性と太一さんがつくりたいものがフィットしたし、長編映画もつくったことがなかったので、すごいチャンスをもらったなと一緒に伴走してきました」と振り返る。
4年もの月日の中で、ケンカをすることもあったそうで、MEGUMIは「『マジムカつく!』みたいなこともたくさんありましたが(笑)、そういうことがあったから良いものができたと思っています」と感慨深げに語った。

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片山は本作が映画初主演で、シングルマザーの役を演じることになったが「初めての母親役でシングルマザーというのが『どうなんだろうな?』と気になっていたんですけど、ここにいる麻理ちゃん(渡辺さん)もそうですし、赤ちゃんもやっぱり、人形ではわからない重みや泣き声、温かさが伝わってくるものがあって、(渡辺さんは)天真爛漫で子役っぽくないんですよ(笑)。悲しかったら悲しむし、面白かったら笑うし、自然な表情から、もらえるものがすごく多かったです。だから、自分が母親として『こうやって作りました』というより、本当にみなさんからいただけるものが多かったなって思います」と感謝の思いを口にした。

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渡辺は、片山との共演について「友希ちゃんはとってもカッコよくて、優しくて、本物のお母さんみたいでした。いつも優しかったので、怒られるシーンの演技だけとっても怖かったです」と語り、会場はほっこりとしたムードに包まれる。

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YOUは、以前から“おばあさん”役に憧れていたとのこと。「以前の作品のせいで、若い時はネグレクト(する母親)役が多くて(苦笑)、最近はバーや喫茶店のおばさん役が多かったんですけど、ちゃんと毎日働いている老人の役に憧れていまして、メグ(MEGUMI)とその話をしたら、こういう役をいただけて楽しかったです」と満足そうに笑みを浮かべる。

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YOUと、富士子の母・千代(岸本)の劇中の激しいケンカのシーンが話題を呼んでいるが、リリーはこのシーンを「平成のババアのケンカ、名シーン」。「あれだけ見ると、『ババア・ファイトクラブ』(笑)」と独特の表現で絶賛! YOUは「韓国は(ケンカで)よく髪を引っ張るシーンがあるけど、日本はお茶をかけるということで(笑)、岸本さんに『すみません、おかけします』とお話して、快くかけさせていただきました」と楽しそうに語っていた。

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リリーも、自身の母親について小説(「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」)にしているが今回、木村監督が母親についての物語を映画にしたことについて「僕の場合は、親不孝をして母を亡くした悔恨の念で小説を書いたというところがありますけど、監督はまだお母さんがご存命のうちに、お母さんをリスペクトする映画を撮られて、本当に親孝行だと思います」と木村監督を称える。さらにリリーが「僕は親不孝の果てに、絞り出したみたいなものなので…」と語ると、隣のYOUが「そうですね」と深くうなずき、MEGUMIも「そう思います」と深く同意し、会場は笑いに包まれていた。

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静岡県出身の岸本は、静岡を舞台にした本作への出演について「静岡が舞台の作品って、多いようであんまりないんですよね。なので今回、静岡が舞台ということでものすごく嬉しかったです」と喜びを口にしつつ「私ひとりだけ、静岡弁を軽くやってるんですけど、浮いてないか?と、ちょっと心配だったんですけど…」と語るが、MEGUMIは「静岡の方は大喜びでしたし、イタリア(第28回ウディネ・ファーイースト映画祭)でも、岸本さんのシーンが一番ウケていました」と明かし、片山も「イタリアの人たちは、ママに大爆笑でした」とうなずく。

改めて岸本は「私も早くに母を亡くしたんですが、静岡愛がものすごく深かった母に対しての思いがいまでもすごくあります。この映画を通して『お母さんの愛に勝てるものはないな』って本当に思いました」と思いを語ってくれた。

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先ほど、MEGUMIからイタリアの話が出たが、本作は第28回ウディネ・ファーイースト映画祭にて、最高賞にあたる「ゴールデン・マルベリー賞(Golden Mulberry Award)」 と「ブラック・ドラゴン・特別観客賞(Black Dragon Audience Award)」を受賞した。

現地に足を運んだMEGUMIは、受賞の瞬間、号泣したそうで「友希ちゃんも号泣していて、抱き合って泣きました。人前であまり感情が出ないタイプなんですけど、さすがにこの時は崩壊しました」と興奮を明かす。木村監督は「受賞したときは、本当に夢のようでちょっと、あんまり感動というよりも、“無の感情”みたいになっちゃって、まずは家族に感謝しようと思っていました」と振り返り、モデルとなったお母さんにも「最初に電話して『おめでとう』と言ってくれて、胸が熱くなりました」と明かす。

イタリア、ヨーロッパの観客の反応に関して、MEGUMIは「5分くらいスタンディングオベーションをいただいて、本当に感激しました」と語り、木村監督は「イタリアの方々の“ママ・カルチャー”に刺さったのかなと思いますし、(イタリアは)食文化も大事にされていて、この映画もご飯がいっぱい出てくるのでそこに共感してくれたのかなと思います」と分析する。

ちなみに、この日の客席には、木村監督のお母さんが来場しているとのこと。これまでに開催されたイベントや試写会などには「大谷翔平を見にロサンゼルスに行っちゃって…(苦笑)」(木村監督)、会場に足を運ぶ機会がなかったそうで、この日、ようやくお母さんに完成した映画を見てもらえたという。木村監督は、映画を制作するにあたって「(お母さんから)とにかく『暗くするな』とずっと言われていたので、そこは責任を持って、強く突き進むっていう姿を見せなきゃと思っていました。映画というのはポジティブなエネルギーを作り出すものだと思っているので、そこはすごく意識しました」と語った。

片山は、映画初主演となった本作を経て、今後の目標、夢を尋ねられると「2年以上前から自分で韓国語を勉強していてコツコツ続けているんですけど、イタリアに行って『次は英語を勉強したい』と思って、いまは英語を勉強中です。せっかく自分がこんなに素敵な映画に出させていただいたので、英語と韓国語を勉強して、世界の方々とお仕事できるようになったらいいなと思っています」と力強く語った。

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舞台挨拶の最後にMEGUMIは本作について「音楽のにおいがすごくしたり、テンポ感であったり、アニメーションが入っていたり、いままでにない映画体験になっていると思います。そして、見終わった後には『自分も新しいことをやってみようかな』とか『動いてみようかな』という、晴れやかな気持ちになるような作品になっております」とアピール。

片山も「日本映画にはない疾走感があります。あらすじだけを聞くと、暗い映画なのかな? と思うかもしれないんですけど、演じている時、私も富士子のパワーをすごくもらって、1か月間、すごくエネルギッシュな自分だったなと思うので、皆様にもそのエネルギーが届いたらいいなと思います」と語る。
木村監督は「自分ではいま、この作品は最高傑作だと思っています。ただ、最高傑作というのは、必ず塗り変えていかなきゃいけないものだと思っているんですけど、でも間違いなく、この作品が人生で一番大事な作品であるというのは不変で、絶対にそこは変わることはないです。役者の皆さん、スタッフの皆さん、関わっていただいた皆さんに感謝しています。見ていただいた方にも楽しんでもらえれば本当に嬉しいです。そして、最後に母に感謝です」と語り、会場は感動に包まれた。

『FUJIKO』ポスタービジュアル

映画『FUJIKO』
【ストーリー】
舞台は、1977年の静岡。嵐がひどく停電した病院で娘・麻理を出産した富士子。母親になった喜びも束の間、夫の実家から理不尽な仕打ちを受け続けたあげく、姑と義姉に麻理を奪われてしまう。愛する幼な子と引き離された絶望の中、実母・千代の力を借りなんとか麻理を取り返した富士子は、周囲の反対を押し切りシングルマザーとして麻理を育てることを決める。しかし、その先に待ち構えていたのは、図らずも自身が憧れていたロックンロールのような波乱万丈の人生だった――。

【クレジット】
出演:片山友希YOU リリー・フランキー MEGUMI うじきつよし 竹下景子 イッセー尾形 岸本加世子ほか
原案・監督:木村太一
脚本:我人祥太、國吉咲貴
企画・プロデュース:MEGUMI
配給:Atemo
特別協賛:株式会社うなぎパイ本舗、一般社団法人和栗協会、株式会社静岡銀行、Dr.ルルルン株式会社
協賛:株式会社堅城、株式会社RENOSY Ricordi、一般社団法人JIN LUCKサポーターズ、株式会社東京ミライズ、
日光水産株式会社、株式会社日本ワークス、株式会社MAXIV、吉村ホールディングス株式会社
製作:FUJIKOフィルムパートナーズ(KICKY、JR東海エージェンシー、Atemo、ボダパカ)
© 2026 FUJIKO Film Partners
公式サイト:https://fujiko-movie.com/
公式X/Instagram:@fujiko_movie

6月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開