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神木龍之介、もし別の職業に就くなら「電車の車掌さん!」 松山は「神木と電車を撮る”撮り鉄”に!」 100憶円を手にしたら桜田は『大名倒産2』を希望! 映画『大名倒産』初日舞台挨拶

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映画『大名倒産』の初日舞台挨拶が、6月23日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の神木隆之介をはじめ、共演の杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、高田延彦、佐藤浩市と、前田哲監督が登壇した。

浅⽥次郎のノンストップ時代⼩説「⼤名倒産」(⽂春⽂庫刊)を実写映画化した本作は、“お⾦”をテーマに、巻き込まれ系プリンスと仲間たちが贈る⼈⽣逆転エンターテインメント。ある日突然徳川家康の子孫だと言われ、庶⺠から⼀国の殿様へとなったものの、25万両、現在の価値で借⾦100億を抱える藩を救うため、返済に奮闘する姿を描き出す。
監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などで知られる前⽥哲、次々とピンチに見舞われる主⼈公・松平⼩四郎役を神木隆之介、小四郎の幼馴染・さよ役に杉咲花、腹違いの兄弟に、松山ケンイチと桜田通、父・一狐斎役を佐藤浩市が演じ、そのほかにも⼩⼿伸也、⼩⽇向⽂世、宮﨑あおい、浅野忠信など豪華キャストが集結した。

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公開を迎え、神木は「撮影が終わってから約1年経っての公開なので、こうやって(作品を)観ていただけるのは簡単なことじゃない」と無事公開できたことに安堵。MCから「30代を迎えて、初めての主演作品の公開となりますが、今の気持ちは?と聞かれると、「30代かぁ~」と大きくため息をつきながら、「でも、映画に映っているのは20代の僕なので。このギャップを感じていただければ!」とおどけてみせた。

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杉崎は、座長としての神木を「『何かあったら僕に言ってください』と言ってくださって、物語を背負って、現場の味方でいてくださるようなカッコいい座長です」と称えつつ、「その裏では撮影の合間に『お腹空いた!』と言って10秒ぐらいで納豆巻きを完食するような姿を見せて、凄くわんぱくでキュートな愛すべき座長でした」とエピソードも披露。神木も「隣で(杉崎が“ひゃー!”ってずっと悲鳴を出しているんです。人生であんなに騒がれながら食べたのは初めてです(笑))と応え、仲の良さをうかがわせていた。

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映画の内容の逆として「明日から全く別の職業に就くとしたら、何がいい?」と問われると、神木は「車掌さん!」と即答。「昔から電車が好きなので、電車に関わる仕事がしたいです。アナウンスとかもやってみたいですね!」と目を輝かす。

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松山は「僕は“撮り鉄”ですね」と答え、「車掌込みで新幹線を撮ってあげますよ」と神木に声をかける。神木も「新幹線だと、僕の顔が写らないから、在来線でもいいかも」とノリノリ。佐藤は「じゃ、僕はお弁当を売ります」と話に乗っかる。

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宮﨑は「私は昔から文房具が好きなので、文房具をデザインして手書きの良さを広めたい。新幹線のデザインのペンを作ります」と、にっこり。小手は「昔、アルバイトでコールセンターに勤めていたんですが、そこで電車のグッズなどを売る部署に勤めていました。僕はそこの偉い人になります。(宮﨑の)ペンも、お弁当も売りますよ!」と和気あいあい。

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すると、高田まで「妻にも言ってなかったんですが、リニアモーターカーの運転手さんになりたいと考えていたんです」と言い出す始末。桜田は「僕は車が好きなので、タクシーの運転手になって、神木さんの送り迎えをします」と、鉄道つながりを崩さなかった。

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唯一「お花屋さんになりたい」と答えた杉咲だったが、小手が「お花も売りますよ」と言って、会場の笑いを誘っていた。

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さらに、「作品と反対に100億円手にしたらどうしますか?」という質問も。神木は「家を買って、残りはその家の近くに在来線の駅を1つ増やします」と答え、高田は「(いま頓挫している)リニアモーターカーのトンネルを通す費用に寄付します」ときっぱり。松山は「地元の近くの青森県むつ市まで新幹線を伸ばしたい」と切実な願いも。桜田は「松竹さんに『大名倒産2』をお願いします」と言い、会場から拍手が送られる場面も。

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最後に神木が「純粋に何も考えず、楽しんで観ていただけたらいいなと思います。そして、心がちょっとすっきりしていただけたら嬉しいです」と観客にメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

『大名倒産』
【STORY】
越後・丹生山藩の鮭役人の子、間垣小四郎(神木隆之介)は、お人よし過ぎて商売上手とは言えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある日、大勢の役人たちが家にやってくる。驚く小四郎に父・作兵衛(小日向文世)が衝撃の事実を告げる。なんと彼は、<松平>小四郎――徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだったのだ!
さらに、実の父・一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に国を任せ、さっさと隠居。庶民から殿様へと突然、幸運を手にしたかのように見えた…のもつかの間、実は丹生山藩は25万両(およそ100億円)もの借金を抱えるワケあり藩!困り果てる小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるというのだ。
しかし・・・実は一狐斎は、息子に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった!
小四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ!人生最大のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、一体どうする
――!?

■原作:浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)
■主演:神木隆之介
■出演:杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世/小手伸也、桜田通/宮﨑あおい、浅野忠信/佐藤浩市 ほか
■監督:前田哲
■脚本:丑尾健太郎、稲葉一広
■製作:『大名倒産』製作委員会
■配給:松竹
■公式サイト: movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/
公式Twitter: @daimyo_tosan
■劇場公開:2023年6月23日(金)
■コピーライト表記:© 2023『大名倒産』製作委員会

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