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『CINEMA FIGHTERS』大ヒット御礼!! 『終着の場所』より常盤司郎監督、町田啓太、玄理 登壇! 公開記念舞台挨拶

EXILE HIRO×SSFF & ASIA 別所哲也×作詞家 小竹正人コラボプロジェクト

タイトル

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 EXILE TRIBEと米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジアによるコラボ企画『CINEMA FIGHTERS』。本企画は、ショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」と、21世紀の日本のエンタテインメントシーンを牽引するアーティスト集団「EXILE TRIBE」が所属するLDH JAPANがタッグを組み、河瀨直美をはじめとする6人の映像作家たちが「ファイターズ」としてLDH楽曲の世界観をショートフィルムとして具現化する音楽と映像の新しいプロジェクトだ。

1月26日(金)に本作がついに公開し、初日舞台挨拶では本作の発起人であるEXILE HIROから本企画の第二弾の発表があるなど、全国で『CINEMA FIGHTERS』旋風が巻き起こっている!そんな中、公開2週目2月3日(土)も、豪華ゲスト登壇の公開記念舞台挨拶が行われた!舞台挨拶には、6つのショートフィルムから成る本作の1編『終着の場所』から、常盤司郎監督、町田啓太、玄理が登壇!本作の公開にかける想いを語った。

トークセッションでは、来場した観客からのQ&Aも実施し、切ない結末を迎えた本作の、ふたりのその先についての質問に対し町田は「僕的には、俊介は彼女の想いに応える行動をとるだろうなと思います」と、これまで語ることのなかった、町田が思うところの、物語のその先を語った。また本作のポスターが印象的でSNS上でも話題になっている「あのポスターのふたりは手を離したところなのか?それともこれから手を繋ぐところなのか?」という質問が上がると、常盤監督は「実際にどっちだ、というのは決めていなくて、皆さんの感じるままで良いと思っています」と観た人それぞれに解釈を委ねた。またこの日にお越しのお客様の中には、すでに本作を5回以上観ているという方もいたことを受けて玄理は「すでに5回も観てくださっている方もいるようで、とても嬉しいです。これから上映はまだまだ続くので、これからも何度でも観て頂きたいですし、SNS でも拡散して頂きたいです」とアピールすると、町田も「観て下さった皆さんの前でご挨拶が出来たのはとても嬉しいです。随所に常盤監督のアイデアが散りばめられています。まだまだ上映は続くので、何度でも観て、それぞれの物語の違った色を楽しんで頂きたいです」と語り、大歓声の中、舞台挨拶は終了した。

終着の場所ポスター

<ゲストコメント>
★全国公開を迎えた今の気持ち
常盤司郎監督:
最初にお話を頂いた時は河瀨直美監督も参加しているこの企画に参加出来たことが、とても光栄に思いました。
純粋にとても嬉しいです。僕の地元の福岡でも上映されていて観ることが出来て、地元の友人にも『終着の場所』が一番良かったと言ってもらえました。

町田啓太:
「花火」は好きな曲だったので、最初にお話を頂いた時からどうなるんだろうとワクワクしていましたが、有名な曲なので、それに負けないようにと、監督、玄理さんとしっかりお話をしながら撮影させて頂きました。
公開を迎えると、より多くの方々に観て頂けますし、こうやって観に来て下さった皆さんの前に立たせて頂けるのもとても嬉しいです。
周りの友人からも、最後の結末の、その先はどうなったのかよく聞かれています。

玄理:
短編映画が劇場で公開されるのは、今はまだ珍しいことだと思うのですが、こうやってたくさんの方々に観て頂けて、また観て下さった皆さんと触れ合えるというのは本当に嬉しいことです。
皆さんにも「良い作品だった」と言って頂けて、とても嬉しく思っています。

★本作の元となる楽曲に「花火」を選んだ理由
常盤司郎監督:
テーマとなる曲を選ぶ時に、何曲か候補となる楽曲をもらえて、その時に「花火」が一番力強い曲だと感じました。そして力強いからこそ難しいと思ったんです。音楽が力強いので、映像が負けてミュージックビデオになる怖れもありました。それに負けないために登場人物の葛藤などをしっかり描く必要があり、そこを注意して作りました。

★完成した本作を観た感想
町田啓太:
とても切ない作品です。「花火」という曲がどういう風に映像化されるのか、楽しみにしていたら「こうなったんだ!?」という衝撃を受けて、常盤監督の構想は素晴らしいなと思いました。

★自分の役を演じてみて
玄理:
最初、台本を読んだ時に、加奈子が特殊な仕事をしているのだということを知って驚きました。
一般的な仕事なら、それがどんなお仕事なのかを見学することも出来るのですが、今回の職業だと、見学に行く訳にもいかず、どうやって勉強するか悩んでいました。そうしたら監督が実際にその仕事をして働いていらっしゃる方を連れて来て下さって、引き合わせて下さったんです。お会いしてお話できれば勉強になると思いましたし、興味もあったので、得るものはとても多かったです。

★ラストの後どうなったと思いますか?
町田啓太:
この映画はラストが肝になっていますが、玄理さんが引き出してくださいました。僕的には、俊介は彼女の想いに応える行動をとるだろうなと思います。

★もし他の役を演じるとしたら?
町田啓太:
演じたい役というわけではなく、『パラレルワールド』で高校生を演じた山田孝之さんのように年齢を感じさせないくらい何でも出来る役者になりたいと思います。

★この『終着の場所』のポスターの、ふたりの手は離れているところか、これから握られるところか?
常盤監督:
実際にどっちだ、というのは決めていなくて、皆さんの感じるままで良いと思っています。今日この場に来て下さっている皆様にとっては、離れていた手がこれから繋がれるという認識の方が多いようですね。

★締めの一言挨拶
玄理:
すでに5回も観てくださっている方もいるようで、とても嬉しいです。
これから上映はまだまだ続くので、これからも何度でも観て頂きたいですし、SNS でも拡散して頂きたいです。本日はどうもありがとうございました。

町田啓太
また新しい体験をさせて頂けてドキドキしています。そして観て下さった皆さんの前でご挨拶が出来たのはとても嬉しいです。随所に常盤監督のアイデアが散りばめられています。
まだまだ上映は続くので、何度でも観て、それぞれの物語の違った色を楽しんで頂きたいです。
本日はありがとうございました。

常盤司郎監督:
本日はどうもありがとうございました。また何度でも観に来て頂けると嬉しいです。
SNSでコメントをくださっている方もいますが、感想などどんどんコメントください。宜しくお願いします。

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『CIINEMA FIGHTERS』
《プロジェクトコンセプト》「CINEMA FIGHTERS(シネマファイターズ)」とは?
EXILE HIROが率いるLDH JAPAN。俳優の別所哲也が代表を務める米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)。そしてEXILE、三代目 J Soul Brothers、GENERATIONS、E-girlsなどに歌詞を提供してきた作詞家、小竹正人氏。
この三つ巴の奇跡的な出会いによって生まれた音楽と映像の一大コラボこそ、日本のエンタメ業界に地殻変動を起こす可能性を秘めた「CINEMA FIGHTERS」プロジェクト。同プロジェクトでは才能あふれる若き映画監督が、日本のエンタテインメントシーンを牽引してきたアーティスト集団EXILE TRIBEの楽曲の中から、小竹正人が手がけた詩の世界観にインスパイアされたものをショートフィルムとして実写映像化。
記念すべき第1弾は、小竹が生み出してきた名曲の数々に、カンヌ国際映画祭常連の河瀨直美監督をはじめ、SSFF & ASIAが注目する5人の映画監督がFIGHTERSとして挑む。それぞれの作品にLDH JAPAN所属の面々が主演するほか、山田孝之、桜庭ななみ、水崎綾女、倍賞美津子、鹿賀丈史ら実力派俳優陣も参加。国際映画祭出品も視野に入れ、新たな映画の地平を切り開く総合エンタテインメント・アートが今、幕を開ける。
EXILE結成15周年という節目となった2017年、EXILE TRIBE×ショートフィルム×映画監督という異種格闘技戦はスタート。音楽の聴き方・映画の見方をも変える、21世紀最大のインパクトでエンタテインメント界をネクストステージに導いてくれるのが、この「CINEMA FIGHTERS」といえるだろう。

【各作品情報】

Parallelworld

『パラレルワールド』
監督:河瀨直美 楽曲:三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 「Unfair World」
キャスト:山田孝之、石井杏奈
<あらすじ>15年ぶりに母校の天体観測室を訪れた徹。当時のまま、時が止まったかのような部屋で一冊のノートを見つける。「見ていてくれてありがとう」それは想いを寄せていたダンス部の真矢からのメッセージだった。伝えることのできなかった想いが行き場もなく、徹の目から涙が溢れ15年前と今が交錯しはじめる。もしもあの刻を動かせるなら・・・。

河瀨直美監督 コメント
アンフェアワールドはその歌詞の中に込められた想いに寄り添うと、自ずと映像が浮かんだ。切ない想いは母校の天文観測室へ寄せられ、在学中は立ち入ったことのない空間に足を踏み入れると不思議なことにあの頃が走馬灯のように蘇って来た。果たせなかった夢、止める事のできない刻、それらを映画が繋ぎ止め、やり直すチャンスを与えるものだとしたら・・・。この世界にくりかえしまみえる太陽と月の光は人間の営みを見守るようにある。時空を行き来することのできるパラレルワールドへ、ようこそ。

Kimochi Labo no Kaiho

『キモチラボの解法』
監督:A.T. 楽曲:Flower「白雪姫」
キャスト:AKIRA、小林喜日、駒井蓮、水崎綾女
<あらすじ> キモチラボ。そこは人々の感情を解放するクリニック。エキスを操る天才ブレンダーのマイスター。訳あって彼の助手を務めるシュンは、ある日訪れた無表情の美少女・リンに一目惚れ。マイスターの手引きの元、何とか彼女の笑顔を引き出そうと悪戦苦闘するが、シュンはリンの秘密を知ってしまい・・・。

A.T.監督 コメント 楽曲「白雪姫」で描かれているヒロインは、見慣れている美しくきらびやかな世界ではありません。凍てつく寒さの中で大輪を咲かせようと、耐え忍び時を待つという新しい見え方。「つぼみ」→「開花」を感情の起爆に置き換え、現代人が不得意とするFace to faceのコミュニケーションの根幹を描きたいと考えました。人と人とが最も幸福に感じる瞬間、行為とは・・・答えは作品にあります。

Snowman

『Snowman』
監督:萩原健太郎 楽曲:E-girls「Mr.Snowman」
キャスト:倍賞美津子、鈴木伸之、藤井美菜、村井國夫
<あらすじ>今とはほど遠くない近未来。ロクと深雪は深い愛で結ばれた20代の夫婦。不治の病に罹ったロクをコールドスリープカプセルで冷凍保存し、新薬の開発を待つことを決意する深雪。10年後には治療薬が開発されるという主治医の言葉を信じて。しかし目覚めたロクの目に飛び込んだのは、年老いた深雪の姿だった。50年間待ち続けた妻と、50年待たせてしまった夫。二人の長い愛情の軌跡を描いたSFラブストーリー。

萩原健太郎監督 コメント 曲の歌詞は素敵だと思うのだけど、まるで自分とは程遠い別の世界の話のように思えていました。 僕の中でリアリティが伴わないんです。本当の世界はもっと苦しく、痛みで満ち溢れているのに。 それなら歌詞のその裏を描く事で、Snowmanはより輝きを増すのではないか。 苦しみがあるから人は輝き、物語は始まる。痛みがあるから想いは降り積もり、Snowmanは出来上がるのだから。

Iro no Nai Yofukuten

『色のない洋服店』
監督:齋藤俊道 楽曲:Dream Ami「ドレスを脱いだシンデレラ」
キャスト:Dream Ami、鹿賀丈史
<あらすじ>
真っ黒な服に真っ黒な食べ物…。色を失ってしまった世界で、小さな洋服屋を営む女性、由衣(Dream Ami)。店には黒い服だけを置いているが、由衣は秘密の仕事部屋で、人知れず自分の好きなカラフルな洋服を作っている。謎の放浪画家(鹿賀丈史)との出会いをきっかけに、由衣は外の世界に向かって、それまで隠してきたありのままの自分の「色」を表現しようと試みる。

齋藤俊道監督 コメント 『ドレスを脱いだシンデレラ』の歌詞を起点として、そこからいかに発想を膨らませ、魅力的な物語に仕上げるか、というのがこの企画の難しいところでもあり、面白いところでもありました。結果的に、自分にとって新しいコンセプトやスタイルに到達することができたと思います。この映画が、一人でも多くの人に前向きな力を与えられるよう願っています。

Shuchaku no Basho

『終着の場所』
監督:常盤司郎
楽曲:三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「花火」
キャスト:町田啓太、玄理(ヒョンリ)、柳英里紗、古舘寛治
<あらすじ>
遠く離れた場所から互いを想っていたはずの二人は、ある冬の日、待ち合わせの場所に向かうため列車に乗り込んだ。その旅の途中、不意に彼女から告白めいたメールが届き、それきり連絡が途絶えてしまう。「私、あなたに話したいことがある」そのメールに込められた意味とは・・・。ずっと出会うことのない登場人物たちのモノローグで綴られる、男女の心の奥底を問う、痛く儚い愛の物語。

常盤司郎監督 コメント 花火を見上げる自分を想像するとき、打ち上がっている花火よりその隣にいる誰かを想像してしまう事がある。この楽曲を聴いたときにも、そんな感覚が湧きあがり、同時に男女の恋愛に真正面から向き合ってみたくなった。こうして生まれた物語は登場人物たちを自分自身さえ想像していなかった“終着の場所”へ向かわせることになった。そういえば、花火を見終えた後の何ともいえない寂しさは、映画づくりとどこか似てるな・・・とクランクアップの日に、ふと思った。

SWAN SONG

『SWAN SONG』
監督:落合賢
楽曲:EXILE「Heavenly White」
キャスト:岩田剛典、桜庭ななみ
<あらすじ>
未曾有の大寒波“ディープフリーズ”に襲われ、終焉を間近にした地球。名前も知らない女性に恋をしたギタリストのアサヒは、氷河期を迎えた東京を彷徨っていた。その人の為に作ったスワンソング(人生最期の曲)を聴いてもらうために。何の当てもなく無謀としか思えない旅だったが、ついに探している女性の親友・ウミと巡り会う。アサヒの想いを届けるため、二人は深い雪に覆われた無人の街を、一歩ずつ進んでいく。

落合賢監督 コメント 「会えないかもしれない理想のヒト」を追い求め続けるべきか、それとも「欠点も多いが側にいてくれる現実のヒト」と一緒に歩んで行くべきか?そんな疑問を問いかける映画にしたい、というインスピレーションを「Heavenly White」の歌詞から受け、メロディーから、氷河期に襲われた東京が脳裏に浮かび上がった。
世界の終わり、あなたなら誰と過ごしますか?

■プロジェクト名:CINEMA FIGHTERS(シネマファイターズ)
■公開表記:2018年1月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
■監督:河瀨直美(『パラレルワールド』),A.T.(『キモチラボの解法』),萩原健太郎(『Snowman』),
齋藤俊道(『色のない洋服店』),常盤司郎(『終着の場所』), 落合賢(『SWAN SONG』)
■上映時間:94分(全6作品)
■配給:LDH pictures
■クレジット:(C)2017 CINEMA FIGHTERS
■公式サイト:http://cf-movie.com
■公式Facebook:https://www.facebook.com/CINEMAFIGHTERS/
■公式Twitter:@cinema_fighters

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