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「⾦曜ロードショーとジブリ展」は参加型展覧会! 鈴木敏夫「トトロは“⾦ロー”のおかげで有名になった」開会セレモニー&内覧会

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⽇本テレビ系の映画番組「⾦曜ロードショー」の歩みを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅⼒を紹介する展覧会「⾦曜ロードショーとジブリ展」が東京・天王洲の寺⽥倉庫にて、 6⽉29⽇(⽊)〜9⽉24⽇(⽇)に開催する。

開幕前日の6月28日、同会場にて、開会セレモニー&プレス内覧会が開催され、開会セレモニーにはスタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴⽊敏夫氏のほか、主催の⽇本テレビ 代表取締役 会⻑執⾏役員 杉⼭美邦⽒、KDDI 株式会社 執⾏役員常務 ⽵澤浩⽒が登壇した。

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タイトルの発案者でもある鈴木プロデューサーは 、 今回の展覧会について 「 みなさんがジブリを忘れないでいてくれるのは、映画館に足を運んでくださるだけでなく、『金曜ロードショー』の存在がものすごく大きいんです。『テレビで観ました』という声を良く聞くんです」と語ったうえで 、「これまでの展覧会はどちらかといえば美術展だったけど 、 今回は日本テレビらしく参加型。エンターテイメントに徹して楽しいんです」と、笑顔で魅力を紹介した。

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また、 日本テレビの杉山氏は「ジブリ作品は何度も観たくなる。人生のそれぞれの状況で見え方が変わってくるんです」と長年にわたって金曜ロードショーの放送が支持されている理由を語った。

ここからは、東京展の特徴と見どころを紹介する。

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©Studio Ghibli

展示会の特徴:スタジオジブリ作品と時代
スタジオジブリ作品が公開された年、そして「⾦曜ロードショー」で放送された年は、どんな時代だったのか。本展⽰では、「⾦曜ロードショー」のヒストリーを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅⼒を紹介。放送された時代ごとの記憶と記録を通じて映画の魅⼒に迫り、昭和から平成、令和に⾄る世相を掘り起こすことで、スタジオジブリ作品が持つ時代性と普遍性を浮かび上がらせる。

◆どんな展示?①時代ごとに紐解くジブリ作品の魅力
“金ロー“とジブリのヒストリーを辿る圧巻のデータベース!
「金曜ロードショー」はこれまで200 回以上にわたってスタジオジブリ作品を放送してきた。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡とともにあり、現在も続いている。番組の放送が始まった1985年は、スタジオジブリが“スタジオ開き”をした年であり、日本テレビが特別番組で 『 風の谷のナウシカ 』 を初放送した年でもある。
本展ではそんな1985 年を起点に、スタジオジブリ作品の公開年、そして「金曜ロードショー」で初放送された年がどんな時代だったのかを丁寧に振り返りながら、各時代の記憶と記録を通じて映画の魅力に迫ります。昭和から平成、令和に至る世相を掘り起こすことで、作品が持つ時代性と普遍性を浮かび上がらせていく。
また、日本テレビはこれまで、数々のスタジオジブリ関連番組を制作し、放送してきた。本展では貴重なアーカイブ映像も特別公開する。

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©Studio Ghibli

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©Studio Ghibli

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ほぼ全作品の絵コンテを展示!ジブリ作品の“設計図”に迫る
1984年の『風の谷のナウシカ』から2020年の『アーヤと魔女』まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテを展示している。
絵コンテとは、いわば映画の設計図。シーンの流れをコマ割りしたもので、場面の構成やセリフなど演出イメージがつかめる。作品の生まれる過程を間近で見られる貴重な機会となるだろう。

◆どんな展示?②ジブリの幻燈楼
音と光に包まれて
2018~19年に開催された展覧会「ジブリの大博覧会」富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼」が東京に初登場。
「幻燈」とは、フィルムや造形物などに強い光を当てて、レンズで幕などに拡大映像を投影して見せることができる装置。ガラスの町・富山の富山ガラス造形研究所、富山ガラス工房、地元作家らが制作を担当し、スタジオジブリが監修した。
キャラクターをモチーフとしたガラスに光を照射することで、映画の世界観を音と光に包まれながら体感できる。

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©Studio Ghibli

◆どんな展示?③ポスターの主役はあなた!
初登場!ジブリ映画ポスタースタジオ
スタジオジブリ作品のポスターの中に飛び込んで、主人公のように撮影できる新しいフォト空間が登場した。そこはまるで架空のスタジオに迷い込んだような場所。作品の主人公になった気分で楽しもう!

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・撮影可能な作品
『 もののけ姫 』『 千と千尋の神隠し 』『 魔女の宅急便 』『 猫の恩返し 』
※『 崖の上のポニョ 』 は 7/2(日)までの予定
※混雑状況により、作品数が増減する可能性があります

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©Studio Ghibli

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小人になれる?不思議な AR 体験
「アリエッティの世界」
AR特別協賛の(au KDDI )の協力により、 ARコンテンツを提供。
アプリ「SATCH X 」をダウンロード(無料)し、会場内の「ジブリ映画ポスタースタジオ」にある 『 借りぐらしのアリエッティ 』 ポスター付近の ARマーカーを読み込むと、アリエッティと同じ目線で巨大な植物と虫たちが溢れる世界を AR で体験できる。
画像、映像はスマートフォンに保存できる。

◆どんな展示?④風の谷のナウシカ 王蟲の世界
“金ロー“とジブリの原点
「金曜ロードショー」とスタジオジブリのヒストリーにおける原点である『風の谷のナウシカ』。本展では稀代の造形作家として世界に多くのファンを持つ竹谷隆之さんらが作成した造形物をもとに、映画に登場する“腐海”の空間を表現しました。圧巻のクオリティーで作られた王蟲、大王ヤンマ、ムシゴヤシなどが待つ空間は、来場者を魅了することだろう。

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©Studio Ghibli

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©Studio Ghibli

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腐海へ迷い込むAR体験
「風の谷のナウシカ王蟲の世界」 AR特別協賛の(au KDDI)の協力により、ARコンテンツを提供。アプリ「SATCH X 」をダウンロード(無料)し、王蟲の展示場所にある ARマーカーを読み込むと、迫力ある大迫力な王蟲たちが AR で出現。何が起こるかは会場でお確かめいただきたい。

「風の谷のナウシカ王蟲の世界」とマチカメ撮影
特別協賛の(au KDDI )の協力により、 AR コンテンツを提供。
プロ仕様の構図で写真撮影ができる遠隔カメラ「マチカメ」で、腐海のなかで王蟲と一緒にいるかのような写真を撮影することができる。

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◆金曜ロードショー
1985年から⽇本テレビ系で放送されている映画番組。72年から放送されていた「⽔曜ロードショー」の放映曜⽇が⾦曜⽇に移ったのを機に、名称を変更しあらたにスタート。86年に「⾵の⾕のナウシカ」(84年、宮﨑駿監督)を初放映(※)して以来、これまで 200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放映。97年から 2009年までは、スタジオジブリが制作したオリジナルのムービー(⾳楽:久⽯譲)がオープニングを飾った。キャラクターの“フライデーおじさん”は宮﨑駿監督が⽣み出し、「⽿をすませば」を監督した近藤喜⽂さんが仕上げたもの。
※「⾵の⾕のナウシカ」の初放映は 85年、⽇本テレビの特別番組

東京メトロでスタンプラリー 4駅に映画スタンプ登場!
「金曜ロードショーとジブリ展× 東京メトロ スタンプラリー」を 7月5日(水)か
ら23日(日)まで実施。東京メトロの対象4駅(新橋駅、秋葉原駅、明治神宮前<原宿>駅、水天宮前駅)に設置されたスタンプ台を巡り、すべてのスタンプを集めると、先着 10,000 名様に「フライデーおじさんオリジナル クリアファイル」(非売品)をプレゼントする。

★引換場所:東京・新橋
日テレ屋 汐留店(日本テレビタワー地下 2 階
©Studio Ghibli

りんかい線×金曜ロードショーとジブリ展 発車ベルもコラボ!
りんかい線のお得な乗車券を利用して来場いただいたお客様へもれなくプレゼント。
展覧会期間中、下記のいずれかを会場受付で提示いただくことで、オリジナルステッカーをプレゼントする。また、天王洲アイル駅の発着ベルが 1997 年から 2009 年まで「金曜ロードショー」のオープニング曲だった「 Cinema Nostalgia 」(作曲:久石譲)になる。

★りんかい線1日乗車券(当日のみ有効)
★東急線りんかい線お台場パス(当日のみ有効)
★モノレール&お台場ワクワクきっぷ(当日のみ有効)

特別協賛(au KDDI )特設サイト
https://kinroghibli.portal.auone.jp

「⾦曜ロードショーとジブリ展」東京展 開催概要
会 期:2023年6⽉29⽇(⽊)〜9⽉24⽇(⽇)
会 場:東京・天王洲 寺⽥倉庫 B&C HALL/E HALL
天王洲アイル駅:りんかい線 B 出⼝より徒歩4分 / 東京モノレール⽻⽥空港線 中央⼝より徒歩 5分
時 間:10:00〜20:00 ※最終⼊場は 19:30 まで
※⽇時指定予約制、最終回のみ閉館の 30 分前が最終⼊場
通常チケット:⼤⼈ ¥1,800(税込)/中・⾼校⽣ ¥1,500(税込)/⼩学⽣ ¥1,100(税込)
特典付きチケット:⼤⼈ ¥2,700(税込)/中・⾼校⽣ ¥2,400(税込)/⼩学⽣ ¥2,000(税込)
※チケットはローチケ、⽇テレゼロチケで購⼊できます。
公式サイト: https://kinro-ghibli.com/

お問合せ:ハローダイヤル TEL:050-5541-8600(全⽇/9:00〜20:00)
主 催:⽇本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第⼀通信社/TOKYO FM
特別協賛:au(KDDI 株式会社)
特別協⼒:スタジオジブリ
協賛:寺⽥倉庫/図書印刷