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今だからこそ熱い! ミュージカル『RENT』製作発表レポート

11月~12月に上演されるミュージカル『RENT』の製作発表が、10月8日(木)に行われた。会場で取材陣が参加したほか、YouTubeでもライブ配信され、多くのファンが新キャストのライブ歌唱とトークを楽しんだ。

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華奈  コリ 広大 鈴木 フランク 宮本  ICHI  奈良木  小熊  吉原
上口  光永  八木  甲斐  平間  花村  堂珍  遥海  加藤  RIOSKE

ライブバンドが控える舞台に、マウスガードをした登壇者のキャスト20名がずらり。

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 1曲目は 名曲中の名曲 ♪Seasons of Love を登壇キャスト全員で。
美しいハーモニーの合間を伸びやかでパワフルなソロが響く。

続いては♪Another Day

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遥海   堂珍義邦

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甲斐翔真    八木アリサ

 個性光る歌声をじっくり聞かせる。今年の『RENT』もスゴイ!と思わせてくれた。

ラスト ♪What You Ownを歌ったのは、花村想太、平間壮一、堂珍義邦、甲斐翔真。

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甲斐翔真  花村想太 平間壮一 堂珍義邦

4人の情熱が歌を通じて、配信のコメント欄も大いに盛り上がる感動のライブとなった。

【トーク】

花村想太 :2017年に初めてこの作品に触れて、この作品を観て、ミュージカルの舞台に立ちたいという夢をもち、その夢が叶おうとしている。本当に幸せです。命かけてやっていきたいと思います。
稽古場に行けばその世界に引き込まれる。一歩足を踏み入れた瞬間に気を引き締めなければと覇気のようなものを感じて、これが『RENT』の力なのかなと感じています。
人生は1分、1秒、一瞬の積み重ねですが、そこに感動というスパイスが加わると一生心に残るもの・永遠になると思います。『RENT』にはその永遠になる瞬間がたくさん詰まっています。僕たちがどんなに死ぬ気でつくりあげてもみてくださる方がいなければ、僕たちにとって素晴らしいことではない。『RENT』を素晴らしいものにするために、少しだけ力を貸してください。

平間壮一:YouTubeをご覧の皆さん、ごはん食べながら見たりしていますか?短い時間ですが、楽しい話できるかな。楽しんでもらえるように頑張るのでよろしくお願いします。
愛はいろんな形があって、整理がつかないことがあったときに、『RENT』がみなさんの気持ちを受け取れる場でありたいと思います。今はまだ、自分たちが苦しくて悲しくて、稽古場でがんばって頑張った姿を見せますという思いですが、舞台に立つときには、皆さんの愛を受け取れる場所であるように、がんばっていくので、無理だけはしないようにして劇場に足を運んでください。

堂珍義邦:この作品は自分にとってもターニングポイントになっている作品でもあり、キチンと最後まで走り抜くことを目標にやっていけたらと思っています。
アメリカにいる演出家ふたりとは(リモート稽古となり)直接は会えないながらも、出演経験者が補えるものがあればいいなと思いながら毎日います。その壁を乗り越えながら、皆でいけたらいいなと思います。

甲斐翔真:世界中で愛されるこの作品に出演できることをとてもうれしく思います。初めてミュージカルのオーディションを受けたのがこの作品でした。幕が開くか不安もありましたが、幕が開きそうで、こうして製作発表というかたちでみなさんに発信できることが幸せです。
ミュージカル出演は2本目ですが、『RENT』は嘘が通じない、本物にならないといけない稽古をしています。個人的には怖かったりきつかったりすると思いますが、『RENT』は苦しい思いをしたからこそ出来上がるものではないかと感じて稽古しています。今、この時代にやる意味があると信じて走り続けます。

遥海:正直、ミュージカルをやるとは思っていなかったのですが、初めてのミュージカルが『RENT』で言葉にできない感情が多いです。分からないことが多いのですが、稽古が始まってみなさんに支えて頂いて、自分なりのミミ役を演じられるように頑張りたいと思います。
ミミ役にオーディションで合格できて嬉しいのですが、ストリッパーで麻薬に依存しているミミに共感できず、不安ではあったのですが、(日本版リステージを担当する)アンディ(アンディ・セニョール Jr)と.お話をするうちに、今を生きることの大切さに共感できることがわかって、そこからコネクトできるようになって見え方がまったく違ってきました。ミミを演じようとするより「私の中のミミは何か?」とたくさん考えています。自分にしかできないミミを見つけて、素敵なミミができるように頑張りたい。

八木アリサ:初めてカラオケでないところで歌のが緊張しました。2020年に初舞台で、初ミュージカルで、みなさんとご一緒できてうれしいですし、2020年にこのRENTをお届けできることがワクワクしています。
毎日の稽古ではとても体力を使います。ジャンルのいろいろな曲があり、明るい曲では楽しくやる日もあり、ズシンとくる曲の時はえぐり取られる感じで泥まみれ、汗まみれの感じになります。私は歌が初めて、遥海ちゃんは演技が初めてで、遥海ちゃんがとても優しくて、疲れた時に後ろから抱きしめてくれたり、皆が温かく、受け止めあってさらけ出しあって、充実した日々です。それを作品としてお届けできるのは、ドキドキするし、怖くもありますが素敵なものをお届けします。ぜひ観に来てほしいと思います。

加藤潤一 :コリンズとして5年ぶりに戻ってきました。新しい皆と愛を紡いていい作品にして、頑張っていきたいと思いますので、配信をご覧の皆様も頑張って見に来てください。

光永泰一朗:2017年に続きコリンズ役をつとめます。僕は出演するずっと前からレントヘッド(熱狂的レントファン)で、ものすごく大好きな作品でここに立っていられると、先ほどの♪シーズン・オブ・ラブでは泣きそうでした。90年代のNYでエイズという病で混乱していたのが、2020年にコロナウィルスにも通じると思います。時を超えて今に通じるメッセージが詰まっていると思うので、僕たちも伝えられるように頑張っていこうと思います。

RIOSKE:僕にとって今回が初めての舞台・ミュージカルです。オーディションに受かった時は信じられなかったですが、この作品はハードルが高かったですが、稽古が始まってレント・ファミリーの愛がこんなにもあって、幸せに稽古をしています。この今の自分の幸せや思いをみなさんに届けることを楽しみに頑張っています。
演技の経験がなかったのですが、話している中で「演技と思わず自分の気持ちでアクトする」「エンジェルだけどRYOSKEとしてが大事」なのだと教わりました。しかも、エンジェルと自分は似ている部分もたくさんあって、そこは大変だとはないのですが、自分らしいエンジェルを出せるように頑張っていきたいと思います。

上口耕平:こんばんは。観に来てくださった方が、2020年を振り返って数えたときに「いろんなことがあったけれど『RENT』を見てよかった」と思ってもらえるような作品を目標に挑みます。
愛にあふれた稽古場だとすごく感じています。稽古の序盤でいろんな話を全員として、ここまで一人一人を詳しく知っている現場は珍しいと感じています。家族のような感じですが、それぞれが自分のパフォーマンスに責任をもっているので、緊張があり刺激的で愛のある稽古場だと思います。エンジェルは、皆のために歌うことで明日、そのエネルギーが自分に還ってくる。その愛のパワーをまた与えられる。愛の連鎖というイメージがある。良い愛の連鎖が届いていくといいと思っています。

フランク莉奈:2011年にミュージカル界に飛び込んで、『RENT』への出演とモーリーンという役を演じることが長年の目標でした。2020年という大変な年ですが、今年出演できることをうれしく思います。毎日この作品の持つ力にはげまされながら稽古をしています。

鈴木瑛美子:幕を開けられることが奇跡に近いかもしれない、この時期に『RENT』を届けることが意味のある素晴らしいことだと実感しています。様々な方がやってきたモーリーン役をやられてきて、どんなモーリーンを演じたらいいのか、不安もありましたが、この優しい皆さんのおかげで、稽古に入ってから心はオープンです。全て受け止めてもらえるという安心感があるので、その気持ちを忘れずモーリーンという女性を作り上げていきたいと思います。

宮本美季:ありがたいことに今回で3回目の出演です。毎回違う『RENT』という世界を、新しいカンパニーとキャストで作っていきますが、今年はソーシャルディスタンス、人とつながれない。みんなが抑えられて我慢の中、人間には激しい感情があって、つながることがこんなにも素晴らしいことなのだと稽古を通して感じています。今年しか届けられない『RENT』をお届けできるようにがんばります。

吉田広大:今回初めて『RENT』に出演させて頂きます。ベニーの目的に向かう憎たらしさ、その中に垣間見える仲間へのある優しさを表現していけたらと思っています。もっと愛を知っていくのだろうし、その愛をお届けできるように一生懸命頑張っていきたいと思っています。

ICHI:大好きな作品に出演できて幸せですし、同じ方向に向かっている仲間、家族がいることが幸せです。稽古が始まって壁にぶつかることもありますが、全身全霊で殻を破っていきたいと思います。

コリ伽路: 自分が出演できると思っていなかったのですがメンバーになれて幸せです。稽古の中で日々、みなさんの愛を感じます。最後まで乗り切れたらいいなと心から思っています。がんばります。

奈良木浚赫 :いろいろやらせて頂きます。3回目です。もともとキャスティングされていなかったのですが、世界がこんなことになり、悲しいことがたくさんある中で、このコロナのおかげ…というか、こういったことがあったことでここにいます。自分に何ができるかを考えながら、行動していくのが大切だと思っています。今年は何で数えますか?コロナですか?愛で数えましょう!

小熊綸:ミセスコーン役やその他やります。たくさんの愛を皆さんに届けて支えていきたいと思います。

吉田華奈:ミセスジェファーソン役ほか、やらせて頂きます。多くの作品が上演できない中、『RENT』をお届けできることが幸せです。日々、より良い作品をつくりあげるために葛藤しています。絶対に満足していただけると思うので、乞うご期待です。

吉原シュート:ステーブ役、他を演じます。オーディションを経てここにいます。ドキドキしながら稽古をむかえたのですが、素敵な方々と稽古できることが毎日、幸せです。
僕自身はトランスジェンダーですが、カミングアウトした時の皆さんの反応がとても温かくて、今すごく居心地がよく、このメンバーでよかったと思っています。その方々と『RENT』ができるのが幸せです。劇場に足をお運びください。

アメリカにいる演出家とはリモート稽古となり、苦労しつつも出演経験者がフォローしながら、より一層一体となって稽古を進めているようすが伝わってきた。苦しい今だからこそ、みれる【RENT】に期待したい。

ミュージカル『RENT』
2020年11月2日(月)~12月6日(日)東京 シアタークリエ
2020年12月 愛知公演

脚本・作詞・音楽:ジョナサン・ラーソン
演出:マイケル・グライフ
日本版リステージ:アンディ・セニョール Jr.

キャスト
マーク:花村想太(Da-iCE) / 平間壮一 (Wキャスト)
ロジャー:堂珍嘉邦(CHEMISTRY) / 甲斐翔真 / (Wキャスト)  
ミミ:遥海 / 八木アリサ (Wキャスト)
コリンズ:加藤潤一 / 光永泰一朗 (Wキャスト)
エンジェル:RIOSKE(COLOR CREATION) / 上口耕平 (Wキャスト)
モーリーン:フランク莉奈 / 鈴木瑛美子 (Wキャスト)
ジョアンヌ:宮本美季
ベニー:SUNHEE / 吉田広大 (Wキャスト)
ICHI、コリ伽路、奈良木浚赫、小熊綸、吉田華奈、吉原シュート

ベニー役のSUNHEEは、11月20日以降の出演に向けて現在準備を進めているが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限により、やむを得ず出演が変更になる可能性がある。

公式HP : https://www.tohostage.com/rent2020/

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