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蘇る安部公房ワールド 中島歩主演『愛の眼鏡は色ガラス』4月13日(水)〜15日(金)上演 

戦後日本文学を通して現代社会の姿を見ることをテーマに公演毎に演出家・出演者をアレンジして活動してきた笛井事務所が、2016年4月、安部公房の『愛の眼鏡は色ガラス』を上演する。
 写真すべて (C)笛井事務所/撮影:志田彩香

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『愛の眼鏡は色ガラス』は、1973年5月15日、新潮社より単行本刊行。同年6月4日に田中邦衛・仲代達矢・井川比佐志共演により西武劇場(現在の渋谷・パルコ劇場)で安部公房スタジオの記念すべき第1回公演として故・安部公房自身の演出で初上演。高い評価を呼び、当時の演劇界に新風を巻き起こした作品。

今回は演出に文学座の望月純吉、主演にNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で一躍注目を集め、今作が舞台初主演となる中島歩を迎え、実力派俳優たちが脇を固める舞台で、安部公房ワールドを蘇らせる。

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◇あらすじ
正気と狂気が交差する精神病院。患者はそれぞれの問題と、医者は患者と向き合っている。その姿は一見普通の精神病院だが、実は彼らには“あるべき境”がなかった。
医者のような患者、患者のような医者、正気を演じる者、狂気を演じる者・・・。
まるで社会のブラックホールのような空間へ、突然全共闘の学生が入り込んできたことで彼らの常識は形を変え始める。

 

『愛の眼鏡は色ガラス』
◇出演
中島歩 山森大輔(文学座) 日野加奈愛 ナカムラユーキ
鈴木太一 端本宇良(演劇企画円端)海老名翔太(俳優座) 中島晃紀
本山由乃(劇団ロオル) 大塚尚吾 立花諒 後藤祥子 奥村飛鳥 笠原紳司

◇公演日程
2016年4月13日(水)〜15日(金)
座・高円寺2 (JR中央・総武線高円寺駅北口下車徒歩7分)

≪前売料金(全席指定)≫
全ステージ共通
一般:4,000 円/学生 3,800円<※当日受付にて要証明>
≪当日精算チケット・当日券料金≫一般:4,200円
≪チケット取り扱い≫
▼笛井事務所
▼Theater Entrance   http://theater-entrance.base.in/
▼イープラス   http://eplus.jp(PC・携帯)