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アジアドラマチックTVにて5/15(金)よりスタート!「恋愛じゃなくて結婚」 ヨン・ウジン インタビュー

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韓国で多くの女性の共感を呼び、ケーブルドラマで最高視聴率を叩き出した大ヒットドラマが日本に上陸!
”結婚”という人生において重大なテーマを軸に男女の恋模様を描いたドラマ「恋愛じゃなくて結婚」はラブコメ定番の型を打ち破り、ラブコメ界に新たな風を吹き込んだ。
ラブコメ初挑戦で”独身至上主義”のコン・ギテを演じた俳優ヨン・ウジンにドラマの魅力とみどころ、そして自身の恋愛観、結婚観について聞いた。

――「恋愛じゃなくて結婚」に出演することにした大きな決め手はどんなところにありますか?
タイミングとしてすべてのことがピッタリと合ったことが大きいですね。前作が暗い役どころだったので、明るいキャラクターを演じたいという気持ちがあり、ジャンル的にもラブコメに挑戦してみたいという思いも強くあったところにこの作品のお話をいただきました。ちょうどよいタイミングでキャラクターにもジャンル的にも魅力を感じたので、この作品に是非出演したいと思いました。

――「偽装恋愛」「格差恋愛」などラブコメ作品ではありふれた設定でありながら、視聴率の数字以上に視聴者の満足度がとても高い作品でした。その要因はどんなところにあると思いますか?
ラブコメ作品には一般的に型にはまった設定、踏襲している型というのがあると思うのですが、この作品はこれまでの作品とは違う魅力が間違いなくあったと思います。恋愛と結婚に対する価値観が全く違う6人の男女がとても個性あふれるキャラクターで描かれている点も興味を引く理由になったと思います。また、監督のディレクションも他の作品とは違っていました。監督は少しオーバーな表現を好まれたのですが、それが監督の演出力と相まって、視聴者のみなさんにはとても楽しんでいただけるドラマになったのではないかと思います。

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――コン・ギテを演じるにあたってどんなふうに役作りをされましたか? また、ご自身との共通点、全く異なる点を教えてください。
いつも演じるときにはその人物との共通点、違う点を見つけていき、それを自分なりに解釈して演技の準備をしていくのですが、今回のコン・ギテにはそれぞれにおいて明確な部分がありました。僕自身とコン・ギテが近いなと感じたのは、一人でいることが好きなところです。僕も個人的な時間をとても大切にしていますし、一人で考えたり悩んだりすることが多く、共通点を感じました。しかし、コン・ギテの恋愛や結婚、そして愛に対する価値観においては違うところが多くありました。僕は普段から幸せな家庭を築きたいという願いが強くあるので、この部分に関しては違うなと感じました。こんなふうに分析しながら演技にアプローチしていくのですが、実際には周りにいる人たちを参考にすることが多いです。友人や僕の周りにいる人たちを観察して演技のヒントを得ているので、撮影前には人とよく会うようにしていますし、自分の殻を打ち破っていけるようにいろんなことを周りの人たちから吸収しています。

――このドラマの中で好きなシーン、セリフを教えてください。
たくさんありますが、シーン的には序盤に登場するコン・ギテのシックでクールな姿が個人的には好きです。
セリフについては後半に描かれるシーンのセリフが好きです。このドラマでは後半に進むにつれてコン・ギテの価値観の変化が描かれています。それがセリフによって表現されているのですが、そこにはこのドラマに込められたメッセージや意図がよく表れています。変わっていくコン・ギテの姿、彼の変わった後の恋愛観、結婚観には僕自身も共感できる部分があります。

IMG_9007――同年代の共演者が多い現場でしたが、撮影中のエピソードを教えてください。
とにかく愉快で楽しい現場でした。特別なエピソードがあったわけではないのですが、実は僕は笑い上戸なんです(笑)。笑いが止まらなくなってしまうことが多く、何度もNGを出してしまいました。とにかく笑いを堪えるのが大変で、水を引っ掛けられたり、ジュースを引っ掛けられたりするシーンですら笑ってしまったほどです(笑)。

―ドラマで描かれているように結婚には家族も大きく関わってきます。家族が反対すると分かっている相手を選んでしまう可能性はウジンさんにもあると思いますか?
幸いにも母が好む女性のタイプと僕の好みの女性のタイプというのがよく似通っているので、家族の反対にあう可能性というのはかなり低そうです。それにも関わらず意見が違ってしまった場合は、僕は自分の気持ちを頑固に押し通すと思います。そして家族を説得する努力をすると思います。

――この作品で恋愛観や結婚観について考え方が変わったということはありますか?
毎回ラブストーリーのジャンルに出演すると、「僕もこういう恋愛がしてみたいな」とかいろんな思いを巡らすのですが、僕は普段から友達のような彼女がいればいいなという気持ちを持っています。例えば趣味を共有できたり、一緒にスポーツをしたり、一緒に映画を観たり、共通点がたくさんあってお互いに共有できることが多い人と恋愛をしたいといつも夢見ています。そういう人に出会えたら結婚して幸せな家庭を築きたいなといつも思っています。

IMG_9001――このドラマにはチュ・ジャンミ、カン・セア、ナム・ヒョニという3人の女性が登場しますが、もし結婚相手に選ぶなら誰を選びますか?
この3人のキャラクターにはそれぞれに異なる魅力がありますが、正直に打ち明けると僕の理想のタイプは3人の中にはいません。敢えて選ぶとすればチュ・ジャンミですね。もっと欲を言うと3人の長所を全部混ぜ合わせたような女性がいいと思うのですが、僕はとにかく僕にいい刺激を与えてくれるような人がいいです。チュ・ジャンミの魅力はコン・ギテにはないものを持っていることです。ギテとは相反する性格ですが、彼女から学ぶところがあって、自分に刺激も与えてくれる存在のジャンミはギテにとっても魅力的に映ったのではないでしょうか。逆にカン・セアの場合は育った環境も価値観も性格的も似通ったところが多いですよね。ギテがジャンミに惹かれたようにお互いにまったく違うからこそ惹かれるということはあると思います。そんなふうに違うからこそ惹かれる、刺激を与えてくれるという意味では、やはり僕もチュ・ジャンミかなと思います。

――ウジンさんにとっても魅力的に映ったジャンミですが、そんな彼女の行動でも理解できない部分はありますか?
彼女はとにかく気の強い性格ですよね。たぶんあれだけ気が強いと僕も気後れしてしまうかも知れません。自己主張が強い女性なので、名前の「チュ・ジャン」は韓国語の「主張」という意味の言葉とおそらく引っかけたのではないかと思います。4話での法事の席でジャンミがお供え物のテーブルをひっくり返すシーンがあります。そのシーンの行動はさすがに理解できなかったですね。あんな状況に出くわしたら僕は本当に狼狽してしまうと思います(笑)。

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――ここで少し近況を伺いたいのですが、いまウジンさんがハマっていることはありますか?
撮影中のドラマが韓国で放送開始したばかりなので、いまはその役にどっぷりハマっています。撮影に追われている状況で、趣味を楽しむ個人的な時間がまったく持てないようなせわしない毎日を送っています。

――昨日来日されたそうですが、日本で楽しみにされていることはありますか?
観光がしたいです。温泉にも行ってみたいですし、買い物も楽しみたいし、美味しいお店にも行きたいです。僕は普段から美味しいお店を探して行くことが大好きなので、日本でも隠れた名店を探したいです。ただ、今回は残念ながら時間がないので、撮影中のドラマが終わって時間ができたら、親しい友達と一緒にまた日本に遊びにきたいなと思っています。

IMG_8903――今後演じてみたいのはどんなキャラクターですか?
これまで僕の中になかったもの、表現してこなかった姿を引き出せるようなキャラクターの強い役を演じてみたいです。現在撮影中のドラマもラブコメなのですが、これでラブコメが2作続いたので、次回作は正反対の骨太な作品、キャラクターを演じてみたいです。この先を長期的に考えてみても、僕は変わることを恐れない性格なので、どんどん変化していきたいですし、そのために努力を続けていきたいと思っています。

――「恋愛じゃなくて結婚」は各話が後半部分のシーンから始まるとても斬新な構成で、他にも様々なアイデアが散りばめらたドラマです。日本の視聴者に向けて注目すべきポイント、みどころを教えてください。
いま仰っていただいた部分が僕もとても気に入っていて、アイデアに溢れたこの作品に出演できたことをとても嬉しく思っています。
全16話という大きな枠組みがありますが、それぞれの回にエピソードがあります。そこから1つ1つのエピソードが絡み合って1つの大きな画を完成させていくという非常に斬新な演出がされています。また、音楽や効果音もとても効果的に使われていて、韓国でも新鮮だという評価をたくさんいただきました。
毎回エピソードが1つの完成形として描かれていくので、例えば序盤を見逃したとしても、途中から見始めたとしても自然とドラマのストーリーを追いかけていけるようになっています。なによりもとても気軽に楽しんでいただけるはずです。どんなラブコメよりも明るいトーンで描かれいて、終始愉快に楽しく見ていただけるドラマですので、日本のみなさんにも喜んでいただけると思います。是非ご覧になってください。

――最後に「ここだけは絶対に見て欲しい!」というシーンを教えてください。
3話の後半はほとんど服を着ないで出演しています(笑)。あまり見栄えはよくないのですが(苦笑)、その場面の状況がとてもおかしくて、ここからが本格的なラブストーリーの始まりとなっているので、そのシーンから見ていただいてもこのドラマを面白く見ていただけると思います。「恋愛じゃなくて結婚」を楽しんでください!

 

アジアドラマチックTVにて5月15日(金)よりスタート!
「恋愛じゃなくて結婚」
HD 全16話 (韓国 2014年) ノーカット日本語字幕版
【放送スケジュール】5月15日(金)よりスタート
毎週月~金曜日 前10:00~11:30(週5話進行)
(再5/20(水)~) 後11:30~1:00

ヨン・ウジン 日本公式ファンクラブ
http://woojin.jp/
※7月1日(水) オープン予定!!

 

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