笑顔の眼鏡男子クラウド・ルー（盧廣仲）登場！楽しい＆おいしい！台湾にハマる夏台湾Music×Culture『TAIWANDERFUL（台ワンダフル）2015 』開催

in ASIA, MUSIC, Report(ASIA), Report(MUSIC) · 2015/08/15

Tags: TAIWANDERFUL, クラウド・ルー, 台ワンダフル, 盧廣仲

大盛況だった『TAIWANDERFUL（台ワンダフル）2015』が昨年に続き、2015年8月14日（土）今年も恵比寿リキッドルームにて開催された。

“楽しい＆おいしい” “かわいい＆おもしろい”をテーマに、様々な出会いを用意し、豊かな台湾の文化・台湾グルメなどローカルな台湾の魅力を紹介するイベントで、【カルチャーの部】では台湾観光協会から台湾を紹介するパンフレット配布、台湾に関するクイズでもらえるプレゼントコーナーや、“台湾ドラマを楽しもう！”と台湾ドラマの今昔をレクチャーしたイベントコーナー、台湾で人気のキャラクター『 OPENちゃん』たちがやってきて来場者と一緒に踊ったり、いろいろなOPENちゃんグッズの販売もあったり、今話題の台湾マンゴービール、台湾担仔麺やマンゴーかき氷、小龍包など台湾庶民料理の楽しめる台ワンダフル食堂が出店された。

また、2011年自身の作品『未来ちゃん』の台湾での作品展をきっかけに台湾に魅力を感じ、台湾で撮った写真集『明星』を発表した写真家川島小鳥による写真集『明星』のパネル展もあわせて開催された。

クラウド・ルー（盧廣仲）

【 Musicの部】では、なんと今年は満を持してのビッグアーティスト、クラウド・ルー（盧廣仲）が登場。台湾ではここ10年で最も成功したアーティストと言われている。

クラウド・ルー（盧廣仲）

記者会見では「みなさん、こんにちは。今回、いろいろな曲を披露したいと思っています。日本に来たときは日本の朝ごはんやランチが楽しみなのですが、今朝も楽しみました」と話し、自身の曲『早安!晨之美』でも台湾の有名な朝食屋のことを歌っているクラウド・ルーだが「日本のお米は美味しい。納豆も大好き」と話し、今回『早安!晨之美』も歌うので“對啊對啊對啊對啊”と一緒に歌って楽しんでほしいと笑顔で話した。
とりを飾ったライブでも、歌い始めから観客を虜にし、会場は時に温かく、やさしい曲に静まり返り、そうかと思えば、いつもの満面の笑みで何度も「クラウド・ルーです」と挨拶。現在はトレードマークだったおかっぱではなくなっているが、短パンのラフなスタイルは健在で、「次の曲は、、です」「素敵な夜をお過ごし下さい」など、腕に書いた日本語のカンニングペーパーをたどたどしく読み、前髪をキュッと横に撫で付ける仕草も愛嬌たっぷりにあたたかい笑いを誘っていた。
人気がでるのも頷ける素晴らしいライブで自身の声はもちろんのこと、今回はバンドのメンバーとのセッション、またギターだけでなく、カズーや口笛と様々な魅力を惜しむことなく発揮し観客と一体になって楽しんでいた。
翌日、15日にはSUMMER SONIC 2015 に出演、広い野外ステージの舞台に立った。

Flesh Juicer( 血肉果汁機 )

クラウド・ルー（盧廣仲）のほか、ライブを行うのはFlesh Juicer( 血肉果汁機 )・Sorry Youth（拍謝少年）の2組。記者会見では「私たちの演奏で台湾が恥ずかしい思いをしないように頑張りたい。そして、私たちのことも知ってほしい」と話していたFlesh Juicerのメンバーはライブ前も台ワンダフルを楽しんでいるお客さんたちの中に入って、自身のアルバムの宣伝活動もして頑張っていた。ライブでは記者会見の時の穏やかさが信じられないような爆発するエネルギーで会場を熱くし、今回は台湾を代表するメタルバンドChthonicのメンバーで台ワンダフルの実行委員長でもあるFreddyほか、同じくメンバーのDoris 、Jesse 、台湾の人気DJのDJ Mykal も参加したスペシャルコラボが実現した。

Flesh Juicer

実行委員長のFreddyは記者会見時に「今年は終戦70周年。日本と台湾はこの70年、いい交友関係を築いてきました。最近、台湾では大事故や台風による災害などあり、大変でしたが日本からいろいろな方面で助けてもらっています。ありがとうございます。これからもこのように音楽、文化、食と2つの国のことを伝えられるイベントを届けられたら嬉しいです」と挨拶した。