映画『ヲタクに恋は難しい』の完成披露試写会が、1月13日にて行われ、キャストの高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、若月佑美、ムロツヨシ、佐藤二朗と福田雄一監督が登壇した。
2018年にアニメ化され、現在も大人気のWEB漫画「ヲタクに恋は難しい」を福田雄一監督の手で実写映画化された本作は、＜隠れ腐女子×ゲームヲタク＞の不器用な男女の微笑ましいピュアラブストーリー。廃人クラスのゲームヲタク・二藤宏嵩役を山崎、ヲタバレを恐れるBL好きの腐女子・桃瀬成海役を高畑が演じる。
本作を制作するにあたり、福田監督は「ヲタクのことをたくさん勉強しました。アニメイトで18禁の漫画を買ったりして」と明かし、「ミュージカル映画は『ラ・ラ・ランド』が公開される前からやりたいって言っていたんです。（本作には『ラ・ラ・ランド』の）パクリみたいなところもいっぱいありますが(笑)」と、念願のミュージカル映画の制作に感慨深げ。
久しぶりに福田組に戻ってきた高畑は「私も18禁のBL漫画を読んで勉強しました。これが結構凄くて･･･。“攻め”とか、“受け”とかあって、そのうちに哲学的なところまでいっちゃって、危うくハマるとこでしたが、新しい世界に入ることができて楽しかったです」とニッコリ。それでも、「ミュージカル映画には出たいとは思っていましたが、ミュージカルコントは予定になかったです。でも、どうなるんだろうと思って飛び込みたくて参加しました」と語った。
今回、歌とダンスに初挑戦した山﨑は「ダンスは苦手でこれまでレッスンすらやってこなかったんです」と告白すると、福田監督も「ほんとに、最初は下手だったよね～。ダンサーの血は全然流れてなかって」と。「でも、最後はダンサーズハイになって。ダンサーの血が流れてました。歌もボイトレ頑張りました」と満面の笑み。続けて福田監督は「僕は歌が下手なヤツは何をしても下手だと思っていた。でも、賢人は本当に上手くなった。賢人の努力の結晶をぜひご覧いただきたい！」と山﨑を称えた。
今回、斎藤も新しい一面を見せてくれる。「攻めのように見えて、実は受けです。紙一重のような気がしてどちらでも行けるように、攻めの姿勢でやらせていただきました」と挨拶し、佐藤から「何言ってんの？」とツッコミを入れられる場面も。星空の下で一緒にダンスを踊る高畑も「その前の斎藤さんのシーンが衝撃的で皆さんの頭に（ダンスのシーンが）入っていくか心配です」と心配する始末。
コスプレにも挑戦した菜々緒は「凄く楽しくやれました。自分自身が前のめりにやっていました(笑)」と満足気。山﨑との共演について「面倒見がいのある弟でした」と以前の共演を振り返りコメントした。
そして、同じ“賢人”という名前から山﨑にライバル心を見せる賀来。「山﨑賢人とは因縁の仲ですから。以前他の作品でも共演し、“賢人対決”で負けて、『賀来ポンタ』という名前まで付けられましたからね」と。「今回も（山﨑を）どう倒そうかと現場にバチバチで入りまいた。こっちは助演男優賞を取りにいってますから！」と闘志メラメラ！
それでも一緒に踊るヲタ芸のシーンは「大変だったけど、上手くいきました」と顔を見合わせ笑顔を見せていた。
映画『ヲタクの恋は難しい』
公式サイト：https://wotakoi-movie.com/
2020年2月7日（金）全国ロードショー
