Open Close

『美女と野獣』昆夏美と劇団四季ベル役&野獣役 夢の対談が実現!

ディズニー最新作『美女と野獣』
プレミアム吹替版ベル役 昆夏美と
劇団四季ベル役&野獣役 夢の対談が実現!

撮影=中島仁實

 

「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」をディズニー自身が実写映画化。あらゆる予想や期待を超えた、100年語り継がれるエンターテイメントが誕生。“人と違う”事を自分だけの輝きに変えるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣─ベルはなぜ、野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる。
ついに3月17日(金)全米で封切られた本作は、オープニング3日間1億7千万ドルという驚異的な興行成績を叩き出し、3月公開作品の記録を更新した。各地で「美女と野獣」旋風を巻き起こし、全世界ではすでに3億5千万ドルを達成。この数字はディズニー・アニメーションの名作を実写化した『マレフィセント』や『シンデレラ』を超え、またあの『ハリー・ポッター』シリーズのオープニング記録を抜いて、エマ・ワトソン主演作品史上NO.1となった。(BOX OFFICE MOJO調べ)今後さらなる記録更新に世界の注目が集まる。

日本公開をあと1か月程に控えた今回、実写版『美女と野獣』公開を記念して、プレミアム吹替版でベル役を演じている昆夏美さんと、京都で上演中の劇団四季 ディズニーミュージカル『美女と野獣』で野獣を演じる田邊真也さん、ベルを演じる平田愛咲さんとの夢の対談が実現。この日、昆さんはその舞台を観劇、興奮冷めやまぬまま、田邊さんと平田さんと対面した。昆さんにとって田邊さんは幼いころから見ていた劇団四季の舞台に出演していた憧れの俳優で、また平田さんは友人という何か深い縁を感じさせる対談となった。

■ベルの母親がなぜいないのか…など語られなかった真実が明かされる実写版
一足早く実写映画版を鑑賞した田邊さんは受けた印象について「僕の中で作っていたイメージが完全に視覚的にとらえられた。イメージが広がりましたね」。平田さんも「私もアニメーションのファンで、ミュージカルをやらせていただくときに、アニメーションからイメージを膨らませていましたが、実写版はより奥行きがでているなと思いました。」とコメント、また舞台との違いについて昆さんは「ベルには母親がなぜいなかったのか、父親はどうして母親のことを語らなかったのかなど、今までアニメーションや舞台で描かれなかったベルや野獣のキャラクターの背景が描かれているのは大きなポイントです。」と実写版で明かされる新しい一面について語った。「舞台版もそうですが、実写版でもベルとモーリスの歌があるなど、アニメーションよりも親子の愛が描かれていて、映画を観たとき、まず親子愛で泣いてしまいました」という昆さんに、「私も!」と深く同意した平田さん。キャラクターの背景が深掘りされている分、感情移入しやすい点も今回の実写版の魅力のひとつのようだ。

■アニメーションにはない、野獣のソロ曲! 劇団四季「愛せぬならば」と実写版「ひそかな夢」には異なる味わい深さが!
田邊さんはアニメーション版にはなく、舞台版と実写版にはある“野獣のソロ曲”についての違いについて語る。「舞台では薔薇に触れようとするベルに対して「出ていけ」といった後に野獣が歌う「愛せぬならば」。一方、実写版では、本当はベルに愛しているといいたいのに、愛しているからこそ父親の元に帰した後に歌う「ひそかな夢」。位置関係は異なりますが、ともに彼女を愛するという同じ想いを歌っていますね。」と野獣役ならではの思いを語り、「僕は今日も楽曲を聴きました。聞けば聞くほどいい曲で癖になります。「ひそかな夢」(実写版楽曲)は僕もぜひ歌ってみたいですね」と楽曲の虜となったようだ。

■エマ・ワトソンが演じる実写版ベルは凛とした強さを持った現代的な女性
今回、エマ・ワトソン演じたベルの印象を平田さんに尋ねると「すごく現代的な女性。エマが演じることによって。アニメーションは26年前の作品ですが、今の私たちとなんら変わりがなく身近に感じましたね。」とコメント、また昆さんは「彼女の元々持っている凛とした印象というのは今回の映画版のベルの見どころだなと思います。アニメーションだと、もう少し可憐で女性らしいイメージがあったのですが、映画版だと強さや自立した女性の印象を受けました。」また「エマが演じるベルは、スタイリッシュさも兼ね備えながらも知的で、今までイメージしていたベルとは少し違うとみなさんも思うんじゃないかなと思います。」とエマ版ベルの魅力についてコメントした。

■世代を超えて愛される美しいボールルームのシーン。昆さん「黄色いドレスをみるだけで、条件反射で泣く!」
『美女と野獣』を語るうえで欠かせないボールルームのシーンについては、「きれいでした!アニメーションもすごくきれいですけど、美しいイメージがそのまま再現されていました」と平田さん、また田邊さんも「とても美しく、圧倒されました」と記憶を呼び起こしうっとりした表情を浮かべた。昆さんも「今まで暗いお城がボールルームのシーンで一気に明るくなり、映像だからこそできる細やかな表現で色遣いの変化も感じますね。今日二人が舞台でドレスを着て踊っている時に、黄色いドレスって条件反射で泣くんだなって(笑)野獣がコグスワースとルミエールに「大丈夫だよ」と励まされて出て行って、そこにベルが待っているというところでもう号泣。優しくて愛のある美しいメロディーのもと二人で踊るシーンは本当に名シーン!「美女と野獣」でやっぱりこのシーンが一番好きだなと思いました。」と熱弁をふるった。

最後に実写映画をこれから観る方に向けて田邊さんは、「新しい『美女と野獣』です。四季による舞台版を愛してくださっている方にはぜひご覧いただきたいですね。これまで描かれなかった部分を深く味わっていただけると思います。」とコメント。また平田さんは「舞台版よりもさらに奥行が生まれた実写版。より広く深く『美女と野獣』のことを知ることができると思います。絶対にご覧いただきたいです。」と太鼓判を押した。

主演には「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソン。ベルとの出会いによって次第に心を開いていく野獣役にはTVドラマ『ダウントン・アビー』で注目を浴びたダン・スティーヴンス。そのほかにも、ルーク・エヴァンス(ガストン役)、ユアン・マクレガー(ルミエール役)、エマ・トンプソン(ポット夫人役)、イアン・マッケラン(コグスワース役)など、絢爛豪華な実力派スターが結集し作品を彩る。また監督と脚本を務めたのは、大ヒットミュージカルを映画化した『シカゴ』(02/脚本)や『ドリームガールズ』(06/監督・脚本)で知られるビル・コンドン。ディズニー×コンドン×豪華俳優陣と最高のコラボに世界中の注目が集まる。ディズニーが贈る完全実写版『美女と野獣』が、この春いよいよあなたのもとへ。

4月21日(金)全国公開