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荒井敦史もビックリ!? 岡山天音、撮影中に倒れるほどの熱演! 映画『神さまの轍‐Checkpoint of the life-』初日舞台挨拶

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映画『神さまの轍‐Checkpoint of the life-』の公開初日舞台挨拶が、3月17日、東京・新宿武蔵野館にて行われ、W主演を務めた荒井敦史と岡山天音をはじめ、キャストの望月歩、吉沢太陽、阿部進之介と、作道雄監督が登壇した。

京都井手町を舞台に、ロードバイクに青春を捧げた若者たちの姿を描く本作は、ロードバイクの才能に恵まれた若者と、恵まれなかった親友が大人になって再会し、彼らの人生が再びロードレースを通じて交差していく青春物語。大人になり夢のプロのロードレーサーとなるも挫折をしてしまう勇利役を荒井、夢を諦め社会人なってからロードバイクすら乗らなくなってしまった洋介役を岡山が演じる。

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ロードバイクのシーンは全て吹替えなしで撮影されたという本作。その練習について荒井は、「河川敷でやったんですが、駅に集合したとき、阿部さんがサングラスかけて外国人選手が来たみたいでした(笑)」と笑うと、岡山も「ロードバイクの先生かと思いましたよ」と同調し、笑いを誘う。

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しかし、練習も撮影も真剣そのもの。荒井は「ペダルが本体とくっついて走るので、倒れるときは自分から倒れないとケガをするんです。2~3回は倒れましたが、そのうちに倒れるのも上手くなって」とロードバイクならではの苦労も吐露。岡山も「顔が映らないところは代役がいるということもなく、レースシーンも自分たちで走っているので大変でしたね」と、吹替えなしの苦労を明かすも、やりきった満足感を滲ませる。

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そんなハードな撮影ではトラブルも発生。体力勝負も否めないが、岡山は「結構な距離を選手たちと並走するシーンでは何回か撮り直していたんです。何回も走っているうちに、下半身の力を感じなくなるようになってしまって・・・そのまま立てなくなってしまったんです(笑)」と告白。荒井はその当時を振り返り「車の中で休憩していたら、スタッフが『天音さんが倒れました!』と飛んできて、大人に抱えられて運ばれていく天音くんが・・・。外国人エキストラの人から『甘い物を食べなさい』と優しく言われていましたね(笑)」と説明した。
岡山は「あの感覚は人生で初めてで、怖かったです。もう下半身がないんですよ・・・」と語り、その過酷さを伝えていた。

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この日は、中学時代の勇利役を演じた望月と、洋介役の吉沢も登壇し撮影を振り返る。望月は荒井の中学時代を演じたことについて「嬉しかったですよ」と笑顔。吉沢は「最初(岡山を)よく分かんなかったんです。初めてお会いして、あ、観たことある!テレビに出てる人って」と、岡山の存在をよく知らなかったことをバラし会場は大爆笑。「岡山さんと似ているか不安でしたが、独特な雰囲気は似てるかと思います」と言ってさらに笑いを誘った。

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すると、監督が「お芝居が似てるんですよね。二組とも」と明かし、阿部も「まとっている雰囲気が近いですよね。直球の二人と癖のある二人で」と分析していた。

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また、撮影現場の京都府井手町役場の後藤さんと炊き出しなど、キャスト・スタッフのサポートをしてくれた寺島さんが花束を持って登場し、映画の公開を祝った。後藤さんは「映画撮影のあと、ロードバイクの方たちが足を運んでくれる数が増えて、ロードバイク用のラックを増設しました。ロケマップも作りましたので、ぜひ井手町にお越し下さい」と井手町をPR。

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最後に、荒井が「井手町の皆さんをはじめ、いろんな方の協力があって出来上がりました。人生の葛藤だったり分岐点みたいなもの、懐かしさを感じる作品です。何かを感じ取ってもらえれば嬉しいです」と挨拶し、岡山も「監督はじめキャストみんな思いを込めて大事にここまできた作品。何か引っかかってくれればと」とメッセージを伝え、舞台挨拶を終了した。

映画『神さまの轍‐Checkpoint of the life-』
【STORY】
夢を掴んだものと、夢すら見つけられなかったものとの人生が思い出の地でいま、交錯する。
京都府井手町にある中学校に通う勇利と洋介は、ふとしたきっかけでロードバイクに熱中していく。どこに向かうか見えなくても、無心にペダルを漕ぎ続けることだけが、勇利と洋介にとっての未来であった。数年後、二人は再会する。勇利はプロのロードレーサーとして歩むことを決め、また社会人となった洋介はロードバイクに乗ることさえやめてしまっていた。そこから、二人の人生は大きく変わっていくことになる。やがて、掴んだ夢に挫折してしまう勇利と、自分の夢を見つけることが出来なかった洋介の人生とが、思い出の地、井手町を舞台としたロードレース大会《ツールドKYOTO2019》で交錯する。白熱するロードレースの中、二人の若者が選ぶそれぞれの未来とは――。

出演:荒井敦史 岡山天音
望月歩 吉沢太陽
川村亮介 久保陽香 アベラヒデノブ 小貫加恵 松林慎司 月亭太遊 泉原豊
阿部進之介 津田寛治 六角精児
企画・脚本・監督:作道雄
音楽:宮内優里/中村佳穂
主題歌:フレデリック「たりないeye」(A-sketch)
制作プロダクション:クリエイティブスタジオゲツクロ
配給:エレファントハウス
後援:京都府・井手町・京都産業大学・京都府自転車競技連盟・日本自転車普及協会
Ⓒ2018映画『神さまの轍』製作委員会
公式HP:http://kamisamanowadachi.com

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