第43回 日本アカデミー賞 授賞式
〈話題賞〉
俳優部門 星野源『引越し大名！』
作品賞 『決算！忠臣蔵』 中村義洋 岡村隆史
第43回日本アカデミー賞の授賞式が3月6日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて行われ、話題賞として俳優部門に『引越し大名』の主演・星野源、作品賞に『決算！忠臣蔵』が選ばれ、中村義洋監督と岡村隆史が登壇。本賞で唯一、一般投票で決まる話題賞を受賞し感激しきりの様子だった。
◆話題賞 受賞者コメント
俳優部門：星野源
『引越し大名！』
投票してくださったみなさん本当にありがとうございます。6年ぶりの主演作で、再びこの場に帰ってくることができました。6年前、審査をされていた中村監督と、このように同じ壇上に上がれることをとてもとても嬉しく思います。話題賞は長い歴史があり、数々の名優の方々が俳優部門を受賞されていて、それもまた嬉しく思います。京都の太秦で撮影した、本当に愛あるスタッフのみなさんと一緒に一生懸命作り上げたこの作品で、唯一 一般投票で決まるこの話題賞、映画ファンのみなさんの民意のようなものが反映された賞で、選んでいただけて本当に嬉しいです。この作品は、日本人のアイデンティティをもって、日本人だけのセンスをもって、日本人にしか作れないエンターテインメントを作ったと自負しています。そんな楽しい作品、そして主演させていただき、監督、スタッフ、俳優のみなさん、沢山の方に支えられながら作ったこの作品で、このような賞を頂けて本当に嬉しく思います。甚だ簡単ではございますが、嬉しい喜びのスピーチと代えさせていただきます。ありがとうございました。
作品部門：『決算！忠臣蔵』
中村義洋（監督）
かつて冬の風物詩と呼ばれていた忠臣蔵を日本映画で久しぶりに制作しました。公開前に若い世代が忠臣蔵そのものを知らないことを知って、冷や汗で真っ青になりましたが、こうして、話題賞を頂けて浸透したのかなと嬉しい気持ちで感無量です。本当にありがとうございます。
岡村隆史
作品部門を頂けて本当に嬉しかったです。ラジオを25~6年やっているので、リスナーへ投票を呼びかけ、俳優部門もできればお願いしますと呼びかけたのですが、見事に源さんに取られてしまいました。リスナーに裏切られた気持ちです。こうしてまた、決算！忠臣蔵の作品部門でこの場に立てたことをうれしく思います。本当にありがとうございました。甚だ簡単ではございますが嬉しいお言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
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