『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の完成披露試写会が、7月11日、東京国際フォーラムにて行われ、主演の山下智久をはじめ、共演の新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴（Hey! Say! JUMP）、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信、椎名桔平ら豪華キャストと、西浦正記監督が登壇した。
2008年7月より1st Seasonがスタートした大人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」は、リアルな医療・災害現場を写し出し、患者とその周りの人間ドラマ、ドクターヘリに乗り込むフライトドクターたちの成長と絆を描いた医療ドラマシリーズ。自他ともに高い向上心を持つフライトドクター・藍沢耕作役を山下智久、自分のことは二の次にし、常に周りの事を考えるフライトドクター・白石恵役を新垣結衣が演じる。
その「コード・ブルー」が7月27日（金）より、主演の山下をはじめ、新垣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介ほか、ドラマメンバーそのままに、シリーズ最大のスケールとスペクタルで劇場版として公開される。
キャストらがブルーカーペットを歩いて登場すると、割れんばかりの大歓声が会場にこだました。山下は、本作について「10年間という時を越えて、僕らの絆がしっかりと描かれていること、患者さんとの人間ドラマを観ていただくことで、今この瞬間を生きることの大切さが伝わってくると思います」をアピール。
新垣は「この10年間のアルバムのような映画を作っていただきました。大事な作品を皆さんに観ていただけて嬉しいです」と笑顔でコメント。「登場人物たちの思いやエピソードが詰まっています。観てくださる方の心にすっと入ってくるエピソードに出会ってくれるといいなと思います」と作品に対する思いを吐露。
戸田も「（ドラマ1st Season から出演している）5人の大切なものができたと思いました。死ぬまで大切にしたい作品ができました」と感慨深げに語り、「映画館で、ヘリのプロペラ音を聞くだけで興奮します。そこも映画化になった良さの意味なのではないでしょうか」と目を輝かせる。
比嘉が「私が演じる冴島はるかは、10年前から苦悩を抱えてきて、頑張ってきたからこそ、藤川と出会えて幸せになれたんです」と自身の役どころについて話し、「2人の関係性も見どころだよね？チャーリー！」と、浅利に声をかけると、浅利も「そう思います！」と満面の笑みを浮かべて応え、会場を和ませる。そんな浅利は、椎名に向かって「シニアドクターの桔平さんは･･･」と失言してしまい、思わず椎名から「次のクール、異動だな」と返され、会場の笑いを誘う場面も。
一方、有岡は、「声を大にしていいたいのは、山下くん演じる藍沢先生の登場シーン！劇的にカッコいいんです」と絶賛。山下から「そこはそーっとしておけよ」と苦笑いされるも、「いくらハードルを上げても大丈夫です」と太鼓判を押した。安藤は「すべてにおいて女性がものすごく光ってて魅力的」と言いつつ、「そして、藍沢という一本筋が通った人間が本当にカッコいい。惚れ惚れしちゃって･･･」と称えた。その言葉に、山下は「安藤さんから長文のメールをいただいたんですが、『コード・ブルー』愛をに感動しました」と明かし、「これだけの人数のそれぞれに全部見せ場があって、それを2時間にまとめた監督はすごいです。ありがとうございます！」と、改めて西浦監督に感謝の気持ちを表した。
成田は「全部見どころです」と胸を張り、新木は「私は、1st Seasonから変わらない主題歌（Mr.Children『HANABI』）が大好きです！最後まで見どころたっぷりです！」と音楽に着目しコメント。馬場は「今までドラマでは描かれていなかった雪村の背景、葛藤や苦悩に注目して観ていただけたら嬉しいです」と述べた。
本作の特徴として「事故現場はCGで作られていて、ダイナミックな現場を作りました」と説明した西浦監督は「その中で、それぞれのキャストの細かなお芝居を瞬きをせずに捉えていただきたい」と力を込める。
また、全国の『コード・ブルー』ファンに感謝し「『コード・ブルー』真夏の日本縦断ツアー」が開催されることが発表された。メインキャストの5人が7月21日（土）札幌と名古屋、22日（日）大阪と福岡の4都市を回る。
山下は「『コード・ブルー』ファンの方々の中には西日本に住まわれていて、（西日本豪雨の）被害に遭われた方もいらっしゃるかと思います。その方々やご家族の方の痛みに少しでも寄り添うことができるように、そして1日も早く元の生活に皆さまが戻れることをお祈りし、そういう思いで日本をまわらせていただきます」と語った。
『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』
公式サイト：http://www.codeblue-movie.com/index.html
7月27日（金）より全国東宝系にて公開！！
