
ジュディ・オングが歌手生活60周年を記念した一夜限りの記念コンサート「Diva60 The Legend of Judy Ongg」を開催。旧友である小林幸子、中村雅俊がゲストとして駆けつけ、4000人の観客を前に、60年にわたる音楽人生を振り返り、20曲以上を歌い上げた。
ジュディ・オングは3歳で台湾から来日。11歳で日米合作映画『大津波』(原題:THE BIG WAVE)で俳優デビュー、16歳で歌手デビュー。1979年にダブルミリオンとなった大ヒット曲♪“魅せられて”は、日本レコード大賞を受賞。一躍、国民的な歌手となり、以来、第一線で活躍してきた。
また、25歳から始めた木版画では、日展に幾度も入選し、国内外で個展を開いている。

ジュディ・オングは、コンサート開催前の記者会見に「歌は還暦だから」と鮮やかな赤いドレスで登場。このコンサートは「1年前から準備してきました」と話し、「歌えるかぎり歌っていきたい」と新たな意欲を示した。
60年を振り返って、俳優から歌手へと進んできた歩みを「みんなに種を植えていただいた」「私は本当に幸せ者だと思うんですよ」と語った。
「最初は歌う役者でいいと思っていた」が、転機となったのは、200万枚を売り上げた♪“魅せられて”。「そんなこと言ってる場合ではなくなりましてね。朝から晩まで歌を歌っているので“私は歌手なんだ”と再認識しました」「人生がちょっと変わった。自分の中のいろんなパーツを引っ張り出してもらえて、エンターテインメントの表現が自分の中で花咲きました。それからは、『俳優なの?歌手なの?』と聞かれて『私はジュディ・オングよ』と言えるようになった」と振り返った。
ゲストの小林幸子とは、同じレコード会社に所属しており、小林幸子のデビュー間もなくからのお付き合い。ジュディの♪“魅せられて”の衣裳の羽が、紅白歌合戦でサプライズで大きくなったのは有名だが、その紅白歌合戦に出場していた小林幸子は「衝撃でした。それでジュディさんに衣裳の先生を紹介してもらった。私の紅白の衣裳は、ジュディさんのパクリです」と、記者団を笑わせた。
中村雅俊とはアメリカ映画「アメリカンパスタイム 俺たちの星条旗」に夫婦役で共演。「ソルトレイクシティでの1か月半の撮影中は、日本語を喋る人がジュディさんとふたりしかいなくて。随分頼りにさせてもらいました」と、改めて感謝した。

コンサートは、自身も好きな♪“たそがれの赤い月”で始まった。そして「一緒に歌っていただきたい」「パーティしましょう」「一緒にタイムトリップを」を客席に呼び掛けると、ドリアン・ロロブリジーダがお祝いに駆けつけた。
そして♪“愛のめぐり遭い”、♪“ひとひらの雪”など、自身の曲を次々に披露。小林幸子とは美空ひばりのモノマネで♪“真っ赤な太陽”を、中村雅俊とは♪“恋人も濡れる街角”を披露し、万雷の拍手に包まれた。
終盤には「父の仕事の関係で、ジャズが子守唄だった」と語って♪“ケセラセラ”を、父の詩に曲をつけた♪“祈祷”を披露。もちろん、♪“魅せられて”も歌い上げ、さらにアンコールと20曲あまりをじっくりと聴かせてくれた。

ジュディ・オング 歌手生活60周年記念コンサート
「Diva60 The Legend of Judy Ongg」
2026年10月15日 東京国際フォーラム ホールA
公式ホームページ https://judyongg.com

実は2025年に47年ぶりに台湾映画に出演したジュディ。その「陽だまりの歌が聴こえる」(原題:陽光女子合唱團)は台湾映画の興行記録を塗り替える大ヒットとなり、第63回金馬奨で3部門にノミネート。ジュディ・オングは最優秀助演女優賞にノミネートされている。(発表は11月22日)。
今回のコンサートでも本作の挿入歌で、♪“浜辺の歌”の曲に中国語の歌詞をつけた♪“時間之歌”を日本語字幕付きで披露した。

台湾映画「陽だまりの歌が聴こえる」は、2027年1月1日より新宿バルト9ほか全国ロードショー!
さらに10月26日(月)より始まる第39回東京国際映画祭ガラ・セレクションで、10月30日(金)と11月3日(火)上映される。
11月3日の上映回では、ジュディ・オング、本作で俳優デビューし、金馬奨で新人俳優賞にノミネートされているホー・マンシー(何曼希)と、監督のギャビン・リン(林孝謙)ら、ゲストの登壇が予定されている。
チケットは10月17日(土)14:00より発売開始。

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