気鋭の演出家小林香が創造する、ソング&ダンスで織り成す上質なステージ、SHOW-ismシリーズの書下ろしの最新作、柚希礼音、美弥るりか出演の『BERBER RENDEZVOUS』（ベルベル・ランデヴー）が、11 月 20 日(日)からシアタークリエで幕を開ける。
19日（土）に取材会が行われ、ゲネプロが公開された。ゲネプロでの日替わりゲストは愛月ひかる。
小林香が生み出したのは、かっこいいと美しいとセクシーをぎゅうぎゅう詰めにしたエンターテインメントショー。歌とダンスで綴る物語は、ちょっと謎めいて、ちょっと懐かしく、そして何より楽しい。ステージ上はもちろん、見ている客席でも息つく暇ない２幕・2時間30分（休憩25分）。是非とも生で体感してほしい。
【取材会】
小林香 柚希礼音 美弥るりか
小林香（作・演出）：全員女子だけ11名、日替わりゲストを含め12名でお贈りします。この世相ですので、ただただ美しいとか、かっこいい、美しいというシンプルな感情で、楽しむために劇場に来て頂きたいと思い作りました。
柚希礼音：宝塚歌劇団を退団後はショーがなかなかできなかったので、楽しみにしていました。一幕も二幕もあるので、振り付けの数がすごくて、宝塚のショーの倍ぐらいあります。歌と踊り、お芝居もあって、映画を作っていくというストーリーもある。いろんな見どころがあると思っています。小林香さんの作品では、いつも女性の背中を押すようなセリフや歌詞がたくさんありますので、楽しんで頂けるのではと思っております。
（男役もあるとのこと）男役をするのは、とても大変なことなので（小林からも美弥からも「スッと入っていらっしゃいましたよ」と言われ）いえ、すごく大変なんですが、（劇中劇なので）役が男役を演じているので、丁寧に演じていきたいと思っております。
美弥るりか：柚希さんが一瞬で男役に切り替わっていらした際に、私も下級生として途中から組替えしてしまったんですが、少し前でご一緒させて頂いた、その頃に見ていた背中、みんなを引っ張ってくださる大きなエネルギーを久しぶりに感じて、でもその頃よりも更に進化されていました。そんな柚希さんと組ませて頂けるのは緊張もありますし、私は退団後も女性らしい役はほとんどしていないというか、性別が関係ない役が多いので（柚希が驚く）、女性感を出すのは初めてかなと思っております。そこも自分の新しい表現のひとつになるように、挑戦させて頂く場面は一生懸命がんばりたいと思っております。その場面だけでなく、いろんな場面が詰まっていて、踊って歌っていないときは着替えている状態で、走り続けるショーになるので、みんなで頑張っていきたいと思います。
【ゲネプロ】
「パリで映画撮影」と言われて集められた女性たち。着いてみれば、砂漠の真ん中に建つスタジオ。「ここで“ベルベル・ランデヴー”という映画を１本作る」というオーダー。報酬が予想外に高いと聞いて、急ごしらえのチームは撮影を始めた。作るのはオムニバス映画。
いわくありげな女性たちが、どんな映画を作り出すのか？！
SHOW-ismXI『BERBER RENDEZVOUS』
2022年11月20日(日)～12月5日(月)＠日比谷 シアタークリエ
作･演出：小林 香 製作：東宝
出演：柚希礼音 美弥るりか
JKim 佐竹莉奈 鈴木瑛美子 宮本美季 原田薫
菅谷真理恵 中嶋紗希 RISA 宮城ユリカ
スペシャルゲスト（日替わり）
愛月ひかる 昆 夏美 新妻聖子 涼風真世 瀬戸かずや ソニン 花乃まりあ（出演日順）
作品HP https://www.tohostage.com/showism11/
