Amazon Original ドラマ『私の夫と結婚して』の配信直前日韓コラボイベントが、6月26日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、本作キャストの横山裕、白石聖、田畑智子、黒崎レイナ、七五三掛龍也が登壇。韓国よりリモートでW主演の小芝風花と佐藤健が参加した。
Amazon Original の日本ドラマ『私の夫と結婚して』が、2025年6月27日(金)より240以上の国や地域で世界独占配信される。
本作は、NAVER ウェブ小説『私の夫と結婚して』を、日韓共同プロジェクトとして、ドラマ化。韓国の大手エンターテインメント・CJ ENMと、スタジオドラゴンがタッグを組み、初の日本映像作品として手掛けた作品。”2度目の機会は必ずある!”一人の女性の心の成長と真実の愛を描いた人生リセットストーリーを描く復讐劇。
監督は『ザ・グローリー~輝かしき復讐〜』(22)などで知られるアン・ギルホ。脚本を『1リットルの涙』(05)ほかを手がけた大島里美が担当。二度目の人生を送る主人公・神戸美紗を小芝風花、美紗の上司・鈴木豆を佐藤健がW主演で務め、美紗の一度目の人生の夫・平野友也を横山裕、美紗の親友麗奈を白石聖と豪華キャストが顔を揃えた。
登壇キャストと会場の客席の「ヨボセヨ~!」の声かけにより、韓国にいる佐藤と小芝に中継が繋がる。特段変わりのないバックにした2人に、横山が「ほんまに韓国ですか??」と声をかけ、笑いを誘うも小芝が「韓国ですよ。空港でたくさんの方がお出迎えしてくださって、すごく嬉しかったです。お昼に韓国らしいお弁当とスイーツをいただきました」と返す一幕も。
韓国の監督・スタッフとの撮影について、小芝は「すごく楽しかったです」と一言。そして、「監督の演出がとても新鮮なものがすごく多くて、感情の出し方が違いなど、新しい部分を引き出していただいて凄く勉強になりました」と振り返り、「監督が日本語を凄く覚えてくださって、コミュニケーションを取ってくださいました」と感謝。
佐藤は「言語が違うからもっと苦労するのかなと思って覚悟して入ったんですけど、全然そんなこともなく、やっぱりエンターテインメントって共通なんだなっていうのをすごく感じました」としみじみ。今回初共演となる2人だが、佐藤は「小芝さんが明るく笑って現場を盛り上げてくれました」と言い、すぐに仲良くなったという。
撮影を振り返り、横山は「僕はもうこれ、たぶん役者人生で絶対一生忘れないと思うんですけど」と前置きをし、「試着するシーンがあったんですが、その服を試着したまま、店から出て、車に戻って休憩しようかなと思ったら、“ピピピピピピー”って(ブザーが鳴って)、お店の人に首をつかまれて『ダメですよ』って言われて。万引きした時ってこういう感じですか?と。すごいショックでした。今日ここに来て皆さんに会えて良かったです・・・」とまさかのエピソードを明かし、会場を沸かせた。
白石は友也にカレーをかけてしまうシーンを挙げ、「けっこう難しくて、テイクを重ねました。最後にカレーの水分を増やしてみたらOKに」と裏話を話すと、横山が「その続きで給湯室のシーンがあるんですけど、撮影は2週間くらい空いていたんです。つながりがあるので、その(カレーのついた)服をそのまま撮っておいたら、凄く臭くて・・・。風花ちゃんたちも心なしか離れていて」と続ける。すると、小芝が「横山さん、ジャケットを渡されて逃げ腰になっていましたよね。しかも横山さん『なんか俺、うんち漏らしたみたい』って言って」と楽しそうに暴露し大爆笑。すかさず横山「風花ちゃん、ウンチなんて言わないでよ、記者の方いるよ。やめてよね」と慌てて注意し、会場は笑いに包まれた。
佐藤は「大好きなシーンがあるんですけど」と言い、「2話の冒頭で“亀きち”の池が全部干上がってるのを発見して、“亀きち”を探すシーンがあるんですけど。土を掘り起こして探していて・・・。亀って土に潜りましたっけ?と(笑)。小芝さんが亀は土の中に生息していると思っているのかと(笑)」と笑いが止まらない。小芝は「それはわかってますよ。“探してください”という演出だったので」と一生懸命弁明していた。
小芝はマンションから友也に落とされるシーンに触れ、「本当のマンションで撮影しあtんですが、(落とされそうになる際に)首の筋肉がガチガチに固まってしまって。そうしたら聖ちゃんが(筋肉を緩ませる)オイルを届けてくれたんです」と、白石の優しさに感激。その場を見ていたという横山は、白石が美紗に大きな執拗心を持つ役柄から、「それ(オイル)、大丈夫?って。毒じゃないかなと」と茶々を入れ、またまた笑いを誘う。
ここで、佐藤と小芝は韓国での会見のため退席。佐藤は「途中から日本オリジナルの展開になっています。ハラハラすると思いますが、最後まで見届けて」とし、小芝が「復讐劇ですが、現場はとても楽しく過ごさせていただきました。友也くんと麗奈がどうしてそうなったのかも日本ドラマでは描かれているので最後まで観てください」とメッセージを届けた。
また、パーソナルなイメージとはかけ離れた役どころを演じた横山。美紗を裏切る最低の夫を演じ、「僕の日常にはいない友也像で、気持ちが乖離することがありました。監督から『友也、いいな』と言われて4カ月。台本を読み込んで自分の中に取り込んで演じました。監督から『友也、気持ち悪いよ!』と言われて、これでいいのかな?と思うこともありましたが(笑)、監督とディスカッションできたのも嬉しかったです」役と真摯に向い会った様子。「友也が報われるシーンもあるので、楽しみにしていただければ」と、自信たっぷりにアピールも。
七五三掛は「監督から『悠斗の役はカッコ良くいてほしい。でもアイドル過ぎないぐらいがいい』と言われて、その塩梅が難しかったです。同窓会のシーンで人をかき分けるシーンがあったんですが、『かき分け方がカッコ良すぎる、アイドルすぎる』って言われて・・・。僕の役はハラハラする中で休憩できるようなシーンになればいいなと思って」と苦労を語ると、横山が「ええなぁ、カッコいいなんて、1度も言われてない」とポツリ。七五三掛が「終わりの頃にはカッコ良くなっていたと言われました」とニッコリ。横山は「そんなこと言われたの?ええなぁ・・・」と肩を落としていた。
さらに、ドラマの内容にちなみ、「タイムリープしてやり直したいことは?」という質問にフリップに答えを書いて発表したキャストたち。七五三掛は「ドラマの打ち上げの時」と書き、「打ち上げの時に、次の日の仕事が朝早かったので、途中で帰ったんですが、健さんから『もうちょっといてほしい。話をしたい』と言われたので、出てしまって。もう一度戻って話をしたいです」と告白。すかさず、横山が「僕だったら帰らないですけどね・・・」と言って笑いを取る。
田畑と黒崎は「ありません。」とキッパリ。黒崎は「いい人たちに恵まれているので」と言い、田畑は「嫌なことは忘れちゃう。今が精一杯で前を向いて進んでいるので」と答え、会場から拍手喝采。白石は「高校生に戻ってちゃんと課題を提出する」と。横山は「中」と書き、「昨日焼肉に行ったんですけど、中ライスを頼んで。大にしておけば良かったなと」と説明し、慌てて「ありません(にして)」と顔を赤くしていた。
最後に、白石は「日本版も世界中の方々に観ていただける、たくさんの方に愛してもらえる作品になっていると思います。最終話に向けて物語もドキドキハラハラ、見逃せない展開になっていきますので、どうぞよろしくお願いします」と挨拶。横山が「演者はもちろんですが、スタッフさんも本当に命をかけて作った作品だと思います。本当に監督も最後までこだわって、もう本当に妥協せずに。改めて日本がいいなと思う映像もたくさん映ってると思いますし、日本オリジナルの結末が待っています」とメッセージを送り、イベントを終了した。
タイトル:Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』
配信日:6月27日(金)より毎週金曜日 2話ずつ配信
話数:全10話
キャスト:小芝風花 佐藤健
横山裕 白石聖
田畑智子 黒崎レイナ 七五三掛龍也 清水伸 安部聡子 津田寛治
原作: LINEマンガ 「私の夫と結婚して」(作者:sungsojak)
監督:アン・ギルホ
脚本:大島里美
企画:CJ ENM Japan、STUDIO DRAGON
制作:JAYURO PICTURES ENT.、松竹撮影所
クレジット:© 2025. CJ ENM Japan / STUDIO DRAGON all rights reserved
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0F8HRYMVC
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