テレビ東京開局60周年 ドラマプレミア23「９５」の制作発表会見が、4月2日、テレビ東京にて行われ、主演の髙橋海人（King & Prince）をはじめ、共演の中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディー（EXILE／GENERATIONS）が登壇した。
「９５」は、早見和真の同名青春小説を原作に連続ドラマ化。大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語。主人公・広重秋久（通称：Q）をテレ東ドラマ初出演＆初主演の髙橋海人が演じ、Qを取り巻く同級生たちには、中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディーら豪華出演者が顔を揃えた。また、本作の主題歌にはKing & Princeの新曲「moooove!!」が決定し、ドラマに華を添えている。
キャストたちは劇中の制服姿で爽やかに登場！ 髙橋は撮影を振り返りながら「エッジの効いた紡ぎ方をしていて、登場人物のみんながアグレッシブでエネルギッシュに関わり合うところに興奮してしまいました。１９９５年という時代にリスペクトを込めて、みんなで丁寧に作り上げたので、その熱量が皆さんに伝わればいいなと思っています」と、作品の出来栄えに自信をのぞかせる。
「お話をいただいたときに凄く攻めた作品だなと思って、僕もそういう作品が好きなので『ぜひやらせてください』とお返事しましたが、キャストの皆さんを見て、この中で主演をやるのはハードルが高いな･･･どうやって立ち振る舞えるだろうかを考えました」と、戸惑いもあったようだが、「このみんなと過ごす青春時代がぐっと凝縮されているので、その中でどれだけ変化できるだろうか、その中でも変わらない秋久の芯みたいなところをどれだけブレないでいられるかを心がけていました」と、役と向き合った様子。
秋久を自分のチームに誘う翔を演じた中川は「素晴らしい原作があって、それにリスペクトを込めた台本になっていて、純粋に作品の世界観に夢中になって読ませていただきました」と作品に惚れ込みつつ、「実は海人くんは学生時代から知っていまして、学生時代の後輩なんです。いつか、一緒にお仕事したいなという思いがあって」と言うと、髙橋も「あったね」と顔を見合わせる。続けて、中川は「なので、１番はそんな海人が主演をやるドラマだということが（出演の）決め手となりました」と、髙橋の存在が大きかったことを明かした。
同じチームで秋久が思いを寄せるようになるセイラを演じた松本が「まだ高校生役をもらえるんだと･･･」と驚きもあったようだが、「こんな作品に参加できることってもうないかもと言う気持ちがあったので、凄く嬉しかったです」と出演を喜ぶと、中川が「定期的に制服を着てるじゃないですか(笑)」と共に出演しているCMのことでツッコミを入れ、「あれは、もうちょっと別のソワソワがある･･･(笑)」と苦笑いする場面も。
秋久と同じ高校で、翔、レオ、セイラとは幼馴染のドヨンを演じる関口は「自分の人生のテーマが“青春”なので、この作品に巡り会えたことが嬉しいですし、撮影期間も青春できました」と満足気。実年齢ではキャストの中では最年長となるが、「33歳で制服を着た人っているんですかね？ もしかしたら最長年記録を更新したんじゃないかな(笑)」と笑いながら、「とにかく高校生になることを意識しました。ケンカが強い役なので、かなり練習しました。ケンカは小学4年生ぼときにシタラくんとして以来だったので、その気持ちを思い出しながら臨みました」と話し、笑いを誘う。
劇中では、1995年頃に流行ったファッションや音楽、漫画やドラマ、ポケベルやテレホンカードなど、当時高校生だった大人世代にとってはどこか懐かしさを感じられ、当時を知らない現代の若者にとっては新鮮に感じられる世界観が広がる。
松本は「当時の歌を聴いて覚えました。『愛し愛されて生きるのさ』とか」と言うと、関口は「ドヨンは本をよく読むんです。ガンジーの思想が好きなですけど、僕はガンジーのことを知らなくて。メンディーなのに(笑)。本を読んでみたんですが、内容が難しくて。ただ、ガンジーが着ているカーテンみたいな服はオーダーメイドだったということが分かりました」とニッコリ。髙橋に「本1冊読んで、服がオーダーメイドってことだけ（覚えたの）？」笑った。
他にも当時を彷彿させるために意識したことを中川は「薄めの前髪」とし、マルコ役の細田は「タバコを吸うこと。（本当は高校生が吸っては）いけないし、自分も今まで吸ったことはないんですが、家で手を震えさせて吸って練習しました」と苦労も。
デビュー当時から青春群像劇をやりたいと思っていたという、レオ役の犬飼は「30歳近くになってお話をいただけた」と喜び、「セリフがないときの仕草や行動、言葉にも気を配りました」と吐露。
また、会見ではドラマの魅力を伝えるべく、タイトルの「９５」に合わせて、「『９５』の見どころを95個言えるまで終われません」と題した企画も。制限時間5分間の間に、それぞれがドラマの見どころや魅力を絞り出し、95個挙げることに成功！
ここで、スケジュールの都合で途中降壇した中川がケーキを持って再び登場！ キャストたちがバースデーソングを歌い、この日25歳の誕生日を迎えた髙橋をサプライズでお祝いし、「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべる髙橋。
最後に髙橋が「いろんなことが起きた95年ですが、若者たちがカッコいい大人になるために色々考えて、必死でもがいたりぶつかり合ったりしていきます。そんな登場人物のみんなが最後にどんな顔で、そこに立っているのかを見届けていただきたい。自分たちの熱量を受け取っていただけたらと思います」と熱いメッセージを送り、会見を締めくくった。
≪番組概要≫
【タイトル】テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23「９５」
【放送日時】2024年4月８日（月）スタート 毎週月曜よる11時6分放送
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【配信】全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP、TVer)にて見逃し配信
▶テレ東ＨＰ：https://video.tv-tokyo.co.jp/
▶TVer：https://tver.jp/
【原作】早見和真「９５」（角川文庫）
【主演】髙橋海人
【出演】 中川大志 松本穂香 細田佳央太 犬飼貴丈 関口メンディー
浅川梨奈 工藤遥 井上瑞稀 渡邊圭祐 鈴木仁
三浦貴大 山中崇 紺野まひる 勝矢 嶋田久作 新川優愛 桜井日奈子 / 斉藤由貴
【脚本】喜安浩平
【監督】城定秀夫
【音楽】ゲイリー芦屋
【チーフプロデューサー】森田昇（テレビ東京）
【プロデューサー】倉地雄大（テレビ東京）清家優輝（ファインエンターテイメント）
【制作】テレビ東京
【制作協力】ファインエンターテイメント
【製作著作】「９５」製作委員会
【公式HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/tx_95/
【公式X（Twitter）】@tx_drama95 https://twitter.com/tx_drama95
【公式Instagram】@tx_drama95 https://www.instagram.com/tx_drama95/
【ハッシュタグ】 #キュウゴー
ドラマ画像：Ⓒ「９５」製作委員会
