映画『嘘喰い』のジャパンプレミアが、1月19日、東京・有楽町のヒューリックホールにて行われ、主演の横浜流星をはじめ、共演の佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平の豪華キャストと、中田秀夫監督が登壇した。
熱狂的人気を誇る迫稔雄のギャンブル漫画『嘘喰い』を原作に、中田秀夫監督の手で映画化。賞金20億円。嘘を見破れなければ、即死──。天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘が、日本の政財界そして裏社会をも支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”で、イカサマも、殺し合いも、なんでもありの≪超危険なデス・ゲーム≫に挑む姿を描く。
どんなイカサマも悪魔的IQで見破り、“嘘喰い”という異名を誇る斑目貘を横浜流星、貘との出会いから人生が一変する青年・梶隆臣を佐野勇斗、闇カジノのオーナー・鞍馬蘭子を白石麻衣が演じ、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平ほか個性が光る豪華キャストが顔を揃えた。
予告映像がスクリーンに流れたあと、舞台上にシルエットが･･･と思ったら会場が暗転し、会場中の通路に突然キャスト陣が登場！ 冒頭から観客に嘘をついた演出に会場が湧きたった。
横浜は「大事な原作をリスペクトし、それを超えなければいけないので責任感が大きかった。トレードマークの銀髪もかつらにするという案もあったのですが、実際に銀髪に染めて覚悟を決めるところから始めました」と役と真摯に向い合った様子。
役へのこだわりは中田監督も舌を巻くほど。「クランク前に『貘がハーモニカを吹く』というシーンの話をしたら、横浜くんが『貘の持ち物はカリカリ梅だけだ』と言い張るんです。『絶対に吹きません』と。近年稀にみる頑固者です！」と苦笑い。「それでも、内緒でちょっと吹いてみたシーンを撮ったんですが、結局そのシーンは切ってしまった。結果、やはり横浜くんのいう通りだったんです」と横浜を称えた。
一方、佐野は自身の役がらについて「現実離れをした人たちの中で、一番普通のキャラクターだったので、（映画を観る）皆さんと同じ目線で演技することを意識していました」と吐露。共演後に横浜の印象は変わったか？と問われると「変わりましたね。クールなイメージがあると思いますが、僕は凄く仲良くさせてもらって仕事のこともプレイべートのことも凄く話しました」とニッコリ。「僕のことを一番知っているかも！」と言うと、横浜は冷静に「それはないんじゃないかな？」と笑い飛ばしていた。
そんな佐野を横浜は「いい塩梅で梶を作ってくれました。勇斗の人懐っこさと梶のフラットな感じがマッチして魅力的な梶になっていると思います」と満足気。
また、普段のイメージとはかけ離れた役を演じた白石は、「見た目のインパクトが一番大きいかなと思って衣装もヘアスタイルもけっこう派手な感じにしましたが、ヘアもほとんど自分の髪で作らせてもらいました」と気合い。「どんどん蘭子に変わっていく自分を見て凄く楽しませてもらいました。でも、カッコいいだけじゃなくて、ふとした瞬間に見せる女性らしい表情もぜひ注目してほしいです」とアピール。
横浜も本人とのギャップがある人は？という質問に、「やっぱり蘭子かな。正反対じゃないのかなと思います」と答えるほどだった。
また、本作で映画デビューを果たし、この日初めて舞台挨拶のステージに立った櫻井は、少し緊張の面持ちながらも「ミステリアスな感じを存分に出さないといけないと思って臨みました。流星さんの自信や圧が凄くて、それにくらいついて必死にやりました」と充実感を滲ませる。
横浜と対峙した三浦が「台本にはないけれど、原作にあるセリフをアドリブで取り入れたりしました」と話すと、監督も「貘がここぞというときに、とんでもないえぐい勝ち方をする。それをしっかり実現しようとしました」と原作へのリスペクトを忘れていなかった。
＜ストーリー＞
賞金20億円。嘘を見破れなければ、即死──。天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘が、日本の政財界そして裏社会をも支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”に挑む。待ち受けるのは、賭郎の会員権を所有する一流の権力者にして欲望にまみれた凶悪なイカサマ師たちとの頭脳心理戦。嘘 vs 嘘。イカサマも、殺し合いも、なんでもありの≪超危険なデス・ゲーム≫に没入せよ。
出演：横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、森崎ウィン、櫻井海音、木村了、鶴見辰吾、村上弘明、三浦翔平
原作：迫稔雄「嘘喰い」（集英社ヤングジャンプ コミックス刊）
監督：中田秀夫
主題歌：B’z「リヴ」(VERMILLION RECORDS）
公式サイト：http://usogui-movie.jp
公式Twitter：https://twitter.com/usogui_movie #映画嘘喰い
配給：ワーナー・ブラザース映画
コピーライト：©迫稔雄/集英社 ©2022映画「嘘喰い」製作委員会
2022年２月１１日全国ロードショー！
