Open Close

福士蒼汰、猫ナナを見つめ「やっと仲良くなれた気がする」 映画『旅猫リポート』 第31回東京国際映画祭 舞台挨拶

DSC_3982

10月25日よりスタートした第31回東京国際映画祭において、特別招待作品として出品されている『旅猫リポート』の上映と舞台挨拶が25日に行われ、主演の福士蒼汰と三木康一郎監督、主演ネコのナナが登壇した。

本作は、有川浩の同名小説を実写化。家族として愛し、仲良く暮らしていた愛猫・ナナと青年・悟(サトル)。悟が、とある事情から飼えなくなってしまったナナと一緒に、新しい飼い主を探す旅に出るハートフルムービー。主人公・悟を福士、愛猫・ナナの声を高畑充希が務め、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などで知られる三木監督がメガホンを握った。

DSC_3956

DSC_3960

特別招待されたことについて、福士は「東京国際映画祭に(自身が出演している作品が)出品されるのは初めてでとても光栄です。たくさんの皆さんに見てもらえる機会を嬉しく思います」と目を輝かせる。主人公・悟を演じ「悟は優しい青年ですが、ただ優しいだけじゃなく、彼自身の中にあるネガティブな要素から優しさが作られているんだなと思って演じました」とコメント。その言葉に三木監督は「僕は『そのままでいいよ』と伝えたんだけど、ちゃんと考えて演じていたんだね。凄いな!ありがとうございます」と福士を称えた。

DSC_3976

DSC_3967

東京国際映画祭の出品に加え、すでに7ヶ国での配給も決定している本作。「世界の皆さんにも伝わる普遍的な愛情が描かれていると思います」と自信をのぞかせる。

また、撮影は原作者の有川浩氏より『猫を第一にして撮ってください』と言われていたそう。三木監督は「ナナがもうイヤになったら違うシーンを撮ってみて、それでも駄目だったら次の日に撮るというように、何度も撮影しました」と明かす。

DSC_3979

DSC_3991

これまでプロモーション活動でナナと一緒に過ごす時間が多くなった福士は「最近、ようやく仲良くなれた気がする」とナナの顔を覗き込み、嬉しそうに抱いていた。
その後、レッドカーペットにナナと一緒に参加することが決まっており、「一歩一歩貴重な時間を感じて歩きたいです」と意気込みを語り満面の笑みを浮かべていた。

tabineko poster

『旅猫リポート』
<ストーリー>
元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。
とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。
「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ」
悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。
旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――

■原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)
■出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、竹内結子
広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介
前野朋哉 田口翔大 二宮慶多 中村靖日/戸田菜穂
橋本じゅん 木村多江 田中壮太郎 笛木優子
■監督:三木康一郎
■脚 本:有川浩 平松恵美子
■音楽:コトリンゴ
■企画・配給:松竹
■公式HP:http://tabineko-movie.jp/
■公式twitter:https://twitter.com/tabineko_movie
■ナナのInstagram:https://www.instagram.com/nana_tabineko/
■©表記:©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

10月26日(金) 全国ロードショー