Netflix映画 『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の配信記念特別試写会イベントが9月１４日、リーガロイヤルホテル東京にて行われ、主演の橋本環奈と、共演の新木優子、岩田剛典、 福田雄一監督が登壇した。
シリーズ累計 33 万部を超える青柳碧人原作の、大ヒット小説『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』を原作に、「今日から俺は‼︎」シリーズで知られるコメディの大ヒットメーカー・福田雄一監督が映画化。本作は、童話の世界で起きる事件を、旅の途中の赤ずきんが探偵役としてスッキリ解決していく物語。主人公の知的で辛口な名探偵・赤ずきん役を橋本環奈、美しく影のあるシンデレラを新木優子、国中の女性の憧れのクールな王子様を岩田剛典が演じ、おとぎ話の世界観を壮大なスケールで実現した、見たこともない、夢と冒険に満ちたファンタジー＆ミステリー＆コメディとなっている。
劇中で描かれている舞踏会をイメージした会場にはレッドカーペットも敷かれ、ドレスアップしたキャストらが客席を通って登場。
福田組常連の橋本は「（登場時に）キャーッ！て言われた！」と笑顔を見せ、「今回も楽しかったですよ」とニッコリ。「今回初めて（福田組で）主演をやらせていただきましたが、1シーンしか出ない方も豪華。そして皆んなふざけて帰るんです(笑)」と話すと、すかさず監督も「真矢さん凄かったよねぇ～、弾けっぷりが(笑)」と、福田組あるあるで盛り上がる。
今回、福田組初参加となる新木は「念願の福田組に参加できました。皆さんが楽しそうに生き生きとされているのを見て本当に楽しかったです。現場に来るのが毎回楽しみで、こんな感覚できるお仕事って幸せだなって」と笑顔を見せるも、監督は「嘘だよ！ほんとですか？」と疑いの眼を向けていた。
福田組に３年ぶりに参加となった岩田は「“２回目の福田組の怖さ”を聞いていて。自分は王子様役ということで、あまり自分から笑いを取りにいくことはなかったんですが、（笑いを取らず）これでいいのかな･･･とシンデレラと現場で話をしていました(笑)。みんな面白すぎて、普通に芝居していていいのかなと、不安になってきて」と苦笑い。
特に演技指導はしないという福田監督だが、「カンカン（橋本）の目の開き具合のこだわりは凄かったですよ！」と新木。監督なりのこだわりはあったそうだが、「がんちゃん（岩田）にはちゃんとカッコいいがんちゃん、頭からケツまでカッコいいがんちゃんを貫いた。がんちゃんファンにはたまらないと思いますよ」と言うと、橋本も「あんなに王子様の格好が似合う人はいないよね」と同調。「新木さんの絶世の美女に変わる瞬間は、まぁ綺麗なんですよ！」と自信をのぞかせた監督だった。
豪華セットや豪華ロケも見どころとなっている本作だが、「ディズニー映画を観てるよう。CGの完成度も凄いんです」と監督。橋本も「こうなりますよ･･･と説明は受けていたんですが、（実際に観ると）想像していたのものと全然違う。衣装も豪華。煌びやかな作品で目が贅沢！」と興奮ぎみに語っていた。
イベントでは本作の“謎を解き明かしていう”というストーリーにちなみ、観客とともに謎解きに挑戦！まずはVTRで佐藤二朗が登場し、お題を出すも、いつものおとぼけトークで会場を盛り上げ、なかなか本題に入らない始末。やっと「『赤ずきん』や『シンデレラ』は日本のお話ではないんですが、もともと〇〇〇〇のお話。この〇〇〇〇に入るひらがなは？」と質問。答えは「がいこく」。続いて橋本が出した問いは「この作品をどんな人に楽しんでもらいたいか？」というもの。監事４文字、ひらがな９文字。その答えは「老若男女」となった。こちらがファンに向けたクロスワードパズルのヒントとなり、この日集まった観客たちは会場のあちこちにちりばめられていたヒントともに謎解きを楽しんだ。
最後に、橋本が「個々のキャラクターの面白さもありますが、ミステリーとして事件を解決していく爽快さもあるので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とアピール。新木は「観るだけで満たされる作品」、岩田は「テーマパークのような作品ですが、先の展開が読めない骨太なミステリーもあり、最後はスッキリできると思います。海外配信もあるので、日本に限らず、海外にも届くことを願っています」とメッセージを送る。福田監督は「これまでで一番まともな作品です」とジョークを飛ばしながらも、本気で作った作品に胸を張っていた。
Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』
■STORY
赤いずきんを被った少女・赤ずきん(橋本環奈）は、旅の途中、灰だらけの少女・シンデレラ（新木優子）と出会う。魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらい、舞踏会へ向かったふたりだったが、カボチャの馬車で男をひき殺してしまう。バレるまいとさっさと死体を隠し、ふたりはお城の舞踏会へ。シンデレラと王子様（岩田剛典）が恋に落ちたのも束の間、死体が見つかり舞踏会は中断。絶体絶命のふたりの前に次々と現れるクセだらけの人たちの中に、真犯人の影が…。赤ずきんは、持ち前の洞察力と図々しさで事件に立ち向かう—!
「美しさこそがすべて」の国で起こった悲劇の真相とは…?
出演：橋本環奈、新木優子、岩田剛典
原作：青柳碧人「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」（双葉社刊）
原作公式サイト：https://www.futabasha.co.jp/introduction/aoyagi/
監督：福田雄一
エグゼクティブ・プロデューサー：佐藤善宏（Netflix）
企画統括：佐々木基
プロデューサー：松橋真三（クレデウス）
制作プロダクション：クレデウス
制作著作：テレビ朝日
企画・製作 Netflix
Netflix作品ページ：https://www.netflix.com/赤ずきん、旅の途中で死体と出会う
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