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【柄本佑監督 短編映画】 加瀬亮& 宇野祥平 主演『ムーンライト下落合』劇場上映決定

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俳優・柄本佑の監督短編作品『ムーンライト下落合』が、2017 年11 月11 日(土)より渋谷ユーロスペースにて1 週間限定上映することが決定した。

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原作は劇団東京乾電池に所属する作家・加藤一浩による短編戯曲。ひとつの部屋のなかで、深夜の数時間を過ごす男ふたりによる会話劇。
これまでも何本か短編映画をつくってきた柄本佑が原作戯曲を気に入り、映画化を決意。ふたりの登場人物には、柄本が以前から親交があり、尊敬する俳優でもある加瀬亮と宇野祥平。またスタッフには俳優で同じく監督作もある森岡龍や、柄本主演映画『きみの鳥はうたえる』(2018 年公開予定)監督の三宅唱や撮影の四宮秀俊などが参加。友人たちと一緒につくった短編映画。

初日には監督と出演者による上映後トークショーを予定している他、期間中は監督の過去作の上映や、ゲストを呼んでのトークなど、連日イベントを開催。詳細は後日、劇場HP などで発表される。

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【あらすじ】
肌寒さを感じる、ある秋の深夜。東京・下落合にある長田(加瀬亮)のアパートに、友人の三上(宇野祥平)が泊まりにきている。眠れぬ夜を過ごすふたり。何気ない会話から少しずつ互いの「いま」が明らかになってくる。

『ムーンライト下落合』
監督・脚色・編集:柄本佑
脚本:加藤一浩
出演:加瀬亮 宇野祥平
撮影:四宮秀俊
照明応援:竹本勝幸 蟻正恭子
録音:魚野智生
整音・効果:黄永昌
助監督:三宅唱 森岡龍
製作:柄本佑 松井宏
制作:佛木雅彦
タイトルデザイン:可児優
劇中曲:Trio los Panchos「RAYITO DE LUNA」
2017 年/ 30 分/カラー/ 1.85 / HD
コピーライト:(c) Tasuku EMOTO

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柄本佑 えもと・たすく
1986 年東京都生まれ。2001 年、映画『美しい夏キリシマ』(03/ 黒木和雄監督) で主演デビュー。第77 回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第13 回日本映画批評家大賞新人賞を受賞。その後の主な出演映画に『17 歳の風景~少年は何を見たのか』( 主演/05/若松孝二監督)、『GONIN サーガ』(15/ 石井隆監督)、『追憶』(17/ 降旗康男監督) など。
来年は『素敵なダイナマイトスキャンダル』( 冨永昌敬監督)、日本・ポルトガル・アメリカの三ヶ国合作映画『Lovers on Borders( 仮題)』( 舩橋淳監督)、『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)といった主演作の公開が控える。またすでに短編監督作として『帰郷プレスリー』(09)、『3/22 ドーナッツ』(10) 他がある。

【監督コメント】
経緯の話を致します。劇団東京乾電池の座付き作家に加藤一浩さんという方がいます。僕加藤さんの作品が好きでして、たまにお茶をする関係だったこともありたまに戯曲を読ませてもらっていたわけです。2011 年3 月にゴールデン街劇場で上演された加藤一浩 作・演出『4 人あるいは10 人の男たちによる断続的な何か』の中の一編が今作の台本になります。そう、戯曲の映画化でした。これは映画になると確信したのが2016 年6 月頃だったと思います。
それから気心知れつつ、だからこそ常に厳しい視線を交わし合ういわゆる「仲間」に映画化するにはどうしたらいいか相談し、集まり、今作を撮影したのが同年9 月です。皆さん、自分のわがままにノッていただきありがとうございました。加藤さん、映画化する事を許してくれてありがとうございました。加えて失礼とは知りつつ直談判という形でオファーさせていただいた加瀬亮さんと宇野祥平さん。加藤さんの台本を楽しんでもらえて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。まだまだ企画がありますので皆様にはこれからも付き合っていただきます。もう逃がしません。
そんなこんなで出来上がりました『ムーンライト下落合』。六畳間の中で男2 人が繰り広げるアンナコトコンナコト。楽しんでいただけたら、これ幸い。では、チョーン!

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加瀬亮 かせ・りょう
1974 年神奈川県生まれ。2000 年に石井聰亙監督『五条霊戦記』にてデビュー。2003 年には熊切和嘉監督『アンテナ』で初主演。その後も『それでもボクはやってない』(06/ 周防正行監督)、『重力ピエロ』(09/ 森淳一監督)、『はじまりのみち』(13/ 原恵一監督)、『劇場版SPEC』シリーズ(12~ 13/ 堤幸彦監督) などに主演。また『硫黄島からの手紙』(06/ クリント・イーストウッド監督)『永遠の僕たち』(11/ ガス・ヴァン・サント監督)、『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12/ アッバス・キアロスタミ監督)、『自由が丘で』( 主演/14/ ホン・サンス監督)、『沈黙- サイレンス-』(16/ マーティン・スコセッシ監督)、『Bel Canto』(18/ ポール・ワイツ監督) などの海外作品にも出演。

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宇野祥平 うの・しょうへい
1978 年大阪府生まれ。2000 年デビュー以降、数々の映画に出演。近年の出演作に『舟を編む』(13/石井裕也監督)、『ぼっちゃん』(13/ 大森立嗣監督)、『わたしのハワイの歩きかた』(14/ 前田弘二監督)、『百円の恋』(14/ 武正晴監督)、『深夜食堂』(15/松岡錠司監督)、『味園ユニバース』( 山下敦弘監督/15)、『俳優 亀岡拓次』(16/ 横浜聡子監督)、『セーラー服と機関銃-卒業-』(16/ 前田弘二監督)、『セトウツミ』(16/ 大森立嗣監督)、『まんが島』(17/守屋文雄監督) など。最近ではドラマ『セシルのもくろみ』(17/ フジテレビ) で主人公の旦那を演じて話題に。公開待機作に『嘘八百』( 武正晴監督)、『菊とギロチン』( 瀬々敬久監督) など。

2017 年11 月11 日(土)より、ユーロスペースにて1 週間限定レイトショー(連日イベントあり)