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藤田玲、「暑さと部品覚えに苦労した」荒井敦史、西川俊介らとイケメン×アウトローを熱演! 映画『ボーダーライン』初日舞台挨拶

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映画『ボーダーライン』の公開初日舞台挨拶が、12月16日、東京・シネマート新宿にて行われ、主演の藤田玲をはじめ、共演の荒井敦史、西川俊介、螢雪次朗、甲本雅裕と、渡辺武監督が登壇した。

本作は、ヤンキー映画『ガチバン』、闇金映画『闇金ドッグス』と同じ世界観で描き、アウトローな荒くれ者に特化したシリーズ“AMG・アウトロームービー・ユニバース”の第三弾。自動車整備工場で働きながら、あることがきっかけで運び屋をしているアベルが、かつての悪友・紅井レオとの出会い、最悪の事態に巻き込まれていく姿を描くバイオレンスカーアクション。主人公・我妻アベル役を「絶狼<ZETO>シリーズ」で主演を演じた藤田、『ガチバン』から再び紅井レオ役を演じるのはD-BOYSの荒井、『闇金ドッグス』からはジョン・キヴィマキーの副島淳が登場する。また、日米の名車である2012 TOYOTA86(D2仕様)、HONDA S2000、1973シボレー・コルベット スティングレイ、1968フォード マスタングなどの弩派手なカーアクションにも注目が集まっている。

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ニューヒーローを務めた藤田は「お話をいただいた時は、プレッシャーを感じましたが、現場に入ると素晴らしい諸先輩方がいらして、みなさん自分の役に徹しられていたので、主演だからと考えずに身を委ねてみんなで作れました」と振り返る。

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撮影時の苦労を聞かれると、「夏の撮影だったんですが、革ジャンなのでとにかく暑い・・・」と苦笑い。さらに「車好きの設定なので、セリフの中に言い慣れない車のパーツの名前が入っているんです。撮影中ずっと携帯扇風機を持っていたんですが、その扇風機にパーツの名前をつけていました。マネージャーさんに「○○(扇風機)持ってきて」なんて言って親しみを持って自然に言えるようにしていました」と明かした。

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再びレオを演じる藤田は「久しぶりに紅井レオとして皆さんに見せることが出来て、出演が決まったときは凄く嬉しかったです」と笑顔で挨拶。「また夏が来た!という感じ。この現場に戻ってきたなって気持ちでした。4年ぶりになるので少し不安もありましたが、戻れる場所があって良かったです」と感慨深げ。甲本から「『俺はレオ』下から読んでも『おれはれお』のセリフが言えて喜んでいたもんな(笑)」と言われ、「実年齢と同じ24歳。役と共に成長できたと思います」と目を輝かせた。

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一方、元不良の整備工・長峰健太を演じた西川は、「車が大好きなので、すんなりと入ることができました。キャデラックにも乗れたりし」と撮影は楽しかった様子。初共演となる藤田について「食事休憩で一緒にお弁当を食べてくれたりして、撮影の合間にも距離を縮めてくださって、とてもやりやすかったです」と伝えると、藤田も「可愛がりやすかったですね(笑)」と微笑んだ。

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同じく車好きだという甲本は「コルベットに乗らせていただいたんですが、興奮していたのか、エンストを起こしてしまった」と名車の試乗に興奮。あまり笑わないニヒルな役だったが、「車が見えるとついニヤけてしまうから、あまり車を見ないようにしました」と、車好きだからこその苦労を吐露。

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10年以上前に牙狼シリーズで藤田と共演している蛍は「玲くんと初めて会ったのが、まだ10代で高校生だった。今もあの頃と同じ雰囲気。礼儀正しかったし、僕とも距離を置かずラフに会話出来て良かった。とても気持ちいいです」とニッコリ。藤田も「実は、僕が13歳くらいの時に立った舞台も見てくれてたんです」と告げると、「あの作品はつまんなかったけど、あの子(藤田)は凄くいい!って言ってたんですよね」とぶっちゃけ、会場を沸かせていた。

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また、本作の主題歌『BORDERLINE』は、藤田率いるハイブリッドロックバンド・DUSTZの名曲を、“アベルver”として歌詞をリライト。藤田は「中学生の時に歌詞を書いて、ものすごく思い入れがある曲。アベルの気持ちになって、もっとリアリティのあるものにしたかったので、アベルとして全部経験してから、みなさんの感情やセリフを噛み砕いて作りました」と曲への熱い思いを語った。

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見どころについて「ガチで殴り合うアクションだあったのですごく新鮮にやれたかなって思います」と、バイオレンスシーンをあげる藤田は、最後に「みんなで命を削って作った作品です。『ガチバン』も『闇金ドッグス』もその後何作もあるので、今後のためにもこの映画を盛り上げていただければいいなと思ってます」とメッセージを伝え、舞台挨拶を締めくくった。

「ボーダーライン」ポスター

映画『ボーダーライン』
<ストーリー>
自動車整備工場で働く我妻アベル(藤田玲)は、年少上がりの不良だったが、今は好きな車の仕事をして、まじめに普通の生活を送っている。しかし、工場が閉った深夜、ナンバープレートを付け替えた修理中の客の車で怪しげなクーラーボックスの運び屋をしている。依頼主である遠藤(甲本雅裕)とは、昔アベルが喧嘩している最中、止めに入った遠藤に一発でのされた事がきっかけで仲良くなった。それ以来、深いことは詮索せず、頼まれた運びの仕事をこなしている。ある夜、ヤクザ数人からボコられている男が突然アベルの車に乗り込んできた。なんどその男はかつての悪友で幼馴染の紅井レオ(荒井敦史)だった。顔面に派手なトライバルタトゥーが入ったレオは、偶然の再会を喜ぶが、なんだかキナ臭い。レオは、ヤクザの大きな資金源であるオレオレ詐欺組織の一員だったが、組織を裏切り、ヤクザの広澤(遠藤要)から追われていると。この出会いで、アベルの運命の歯車が、最悪な事態へと向かっていくのであった。

出演:藤田玲
荒井敦史 副島淳 西川俊介 遠藤要 螢雪次朗 甲本雅裕
監督:渡辺武
脚本:池谷雅夫
主題歌「BORDERLINE -A side-」DUSTZ(DOLCE STAR RECORDS)
企画・配給:AMGエンタテインメント
製作:「ボーダーライン」製作委員会(AMGエンタテインメント/JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
(C) 2017「ボーダーライン」製作委員会
公式HP:http://borderline-movie.com/

シネマート新宿ほか公開中!