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舞台「ゲゲゲの先生へ」 ビジュアル発表 8/4(土)チケット一般発売 

2018年10月に東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される舞台「ゲゲゲの先生へ」のビジュアルと物語のあらすじが発表され、公式サイトもリニューアルオープンした。東京公演のチケットは8月4日(土)から一般前売開始となる。

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[ビジュアル背景] 水木しげる「五円玉」より (C)水木プロ

本作は、「イキウメ」を拠点に劇作家、演出家として活躍している前川知大が脚本、演出を手掛ける新作舞台。
水木しげるの「世界観」を原作にした完全なオリジナルストーリーに、幾つかの原作短編を織り込んでいく。

ある一つの作品の舞台化でも、評伝でもなく、水木しげるの人生観、世界や“不思議”との関わり方を、膨大な作品群とその登場人物、エッセイやインタビューで語られた言葉、エピソードから読み解き、新しい物語を編み上げる。現実の中の異界を描き続け、紀伊國屋演劇賞受賞など、現代日本演劇を牽引するイキウメの前川が手掛ける、水木しげる作品への最大のオマージュと呼べる作品になるだろう。

(あらすじ)
時は平成60年。人口の激減した日本。人は都市に身を寄せ合い、田舎は打ち捨てられ植物に飲み込まれている。ある廃村に、男が一人で暮らしている。男は半分人間、半分妖怪の半妖。かつて村人がいた頃は、半妖の周りに妖怪たちの姿があった。そして、村人が減っていくのに合わせて、妖怪たちは姿を消した。することもなく、それが現実か夢なのか分からないほどの長い間、一人でまどろみの中にいた半妖のもとに人間たちがやってくる_。

出演は、ねずみ男をモチーフにした半妖の主人公・根津役に佐々木蔵之介。
そして、透明感あふれる演技とときに幽玄さを醸し出せる稀有な女優、松雪泰子。
さらに、あやかしの世界を体現するのに欠くことのできない存在、白石加代子など、実力と風格を備えたキャストが集結する。

舞台「ゲゲゲの先生へ」
東京公演   2018年10月8日(月・祝)~21日(日) 東京芸術劇場 プレイハウスにて
ほか松本、大阪、豊橋、宮崎、北九州、新潟で公演あり
原案     水木しげる
脚本・演出  前川知大
出演     佐々木蔵之介 松雪泰子 / 水田航生 水上京香 / 手塚とおる 池谷のぶえ
浜田信也 盛隆二 森下創 大窪人衛 / 白石加代子
料金(東京) S席8,000円  A席6,500円(全席指定・税込) ほか
発売日   8月4日(土)
公式サイト  www.gegege-sensei.jp/
お問合せ   東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)

主催     東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催 エッチビイ、ぴあ